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    思いつきのシャル+ぐだ♂メモです。
    父性が何かに共鳴しちゃったヤツ、足し算くらいで見れるかな。一応ブロマンス範囲

    #シャルぐだ♂

    シャル+ぐだ♂『錠』①まず、はじめはシャルルと他の十二勇士のサーヴァントとレイシフトしてたはずなんだけど、何かに影響されたのかいつも気さくなシャルルが不意に荘厳な感じになり、マスターである立香くんをマスターと呼ばなくなる、これに違和感を感じた周囲が突如マスターを逃がそうとするんだけど、シャルルが結局立香くんを捕まえてしまい… 
    ②”元からそうだった”かのように、シャルルが我が子をかつての城の中で愛でる。剣を手に取り振ってみせる様を見守りはするが、戦に立つことなど許さなくてその是非を問うようなこともない。ただ見守るのみ。上手い下手ではなくここに居てその姿を見られるのだから良いと。眠るときは昔語りをして、温い熱に安堵する。生きているのだと立香くんの心臓の音に耳を傾けた。
    ③罪であることはわかっている、しかし失ってからでは何もかも遅いのだから。
    見知らぬ人の肖像画、たくさんの旗。飾られた回廊は静かで、どれも丁重に扱われているのがわかる。
    そして立香くんは時折、自分の役目を問うような声が聞こえてくるようになる。立香くんがこの城の外へ出ようと扉を探し始めた時に気づくんだ。…あれ?ここ、扉がない。まるで最初から、ずっとここの中にいるかのようで。なんで今まで気にならなかったんだろうと。

    このあと探している様子を見られて、何を探しているんだと声をかけられた。気おされて何も言えずにいると、顔色が悪いぞと休まされる。そうして自分を呼ぶような声と頭痛が続き、ある時はッと思い出すんだ。そうしてお父様ではなく、「シャルル。」と声をかけた時、シャルルは静かに間をおいてから普段は青空のようだった青い瞳ではなく、お父様(カール)の赤い瞳を開いて”我は父である”と。剣を手に、地に立てて告げた。そのプレッシャーにびりびりと肌を揺らすが、耐えて「俺は…君の子じゃないよ…シャルル。」っていうんだ。
    ⑤この後、証明せよと言われるがいまの立香くんは固有結界の内なので呼び出せない。そうして一歩一歩歩み寄り、手を伸ばせば届く目の前までこられたときその手が頭を撫でようとした(再び記憶を封じられる)瞬間だった。
    「さっせないよーーー!マスター―!起きててよかった!」
    とアストルフォが幻想に対して幻想の鳥で対抗し凸ってきた。決壊の外から叶ったのは、ひとえにアストルフォという騎士もかつては別の意味で”シャルルマーシュ”の庇護下もとい内にいることを許されていた存在故。仲間だったから。ブラダマンテ、ローランも到着し、王ではない王に進言として剣を構える。
    その勝負は想定よりも、早かった。あのカール大帝だ、ジュワユースを一振りされればひとたまりもないはずなのに、彼は振らなかった。傷つけるつもりはないのだと。
    しかし彼は認めたくなかった、こうやって自分が愛しんだ子も部下も、皆、皆、自分を置いて遠ざかってしまったのだから。 それを守り失いたくなくて起きた今回の固有結界。うちにいれば守り切れると、信じた聡明な王の安直で愚かな願いだった。
    ⑥結界が崩れていく中シャルルが緩やかに撫でてもいいかと手を伸ばそうとする、立香くんがそれに対し「ごめん、君の手は優しすぎるから、何もかも忘れちゃいそうな気がするんだ。俺は、君の子供じゃない。かっこいい冒険者のシャルルに憧れて助けられたうちの一人なんだ。…俺たちの旅路も君が見せてくれた生き方も、俺は忘れたくない。」
    そう告げると、彼の黄金の衣は不意に粒子のように消えていく。そうして赤かった瞳は蒼穹の青へと変わって、いつもの気さくな声色で告げた。
    「…やっぱ王様は向いてない、か…」
    眉を下げて明るくちょっと申し訳なさそうに告げる彼は、いつもの俺がよく知るシャルルだった。


    ーーー後
    ーー終演後
    シャルルは、騎士の詰所に腰かけ、空を見上げていた。
    そこへ、アストルフォがふわっと現れる。
    「ねえ、王様~。あの時のことだけどさ…もしマスターが、思い出さなくてあのままずっと、君にとっての“子供”のままだったら、どうしてたの?」
    その問いにシャルルはゆっくりと目を伏せ、ひとつ柔らかな笑みを浮かべた。まるで、何でもない話をされたように。だがその笑みの奥に、ほんの、ほんの一瞬だけ、深い夜のような静寂と、影が差す。
    「……さあ、どうしてたんだろうなー?」
    彼はふっと笑いながら、ゆっくり沈むように目を閉じた。一瞬空気が張りつめるて、アストルフォは思わず背筋を伸ばす。だがすぐに、シャルルはいつもの調子で立ち上がった。
    「さてと!まぁ今回はかなりカッコ悪いところを見せちゃったしな…これから挽回しないとまさにマスターに恰好が付かない。そうと決まればシミュレーターに行って鍛錬しないとな!
    …また手を貸してくれるか?我が十二勇士達」
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