⭐️の記憶があった☀️7「あれ?隊長さん、こんな所でどうしたんです?」
「せいめいくん、今僕と君は二人きりだよ」
「?はい」
「だから、それ」
「…ええと…それってなんですか?」
「敬語!!!!やめて!!!?」
昼下がりの屋上に絶叫が響いた。
日課である、マンドラゴラの水やりを終えた晴明はいそいそと屋上に設置してある倉庫の片付けをしようと向かうと、そこには何かを漁っている烏丸蘭丸の姿があった。
「そう言われましても…」
「やめてってば!!!」
「隊長さん…」
「朱雀!!!!!!」
「いや朱雀では無いのでは…」
「せいめい限定で朱雀なの!!」
うゎああ!!と嘆き、すんすんと鼻を啜りながら晴明の足元に縋る朱雀。
そんなせいめいにとっては元従者、はるあきにとっては現従者の様子を困ったようにみていた。
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