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    ヨワネ

    @b1ueeyesk1

    Xやpixivでじゅじゅつの二次創作(小説)を投稿しています。基本短いお話。こちらでは、過去作品含むXで投稿した作品をまとめて置いています。

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    ヨワネ

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    #五条悟
    GojoSatoru
    #夢術廻戦
    yumejutsuPurosho
    #夜のじゅじゅプラス
    JujuPlus

    〜毎晩めちゃくちゃ愛しすぎて彼女が寝不足だけど、ごめん!やめられない!と逆に開き直る五条〜                       「ごめん、僕が悪かった」

    出された料理を見るなり頭を下げる五条。
    (これ絶対僕のせいだよね……)
    どこかぼーっとしている彼女がサラダに味噌をのせかけたのを見て、やっちゃった……と苦笑いする。


    ーー遡ること数時間前。

    今日の夕食はなにがいい?と聞かれ、ほわほわ〜と頭に浮かんできたハンバーグ。それを彼女に伝え、食後のケーキを片手にるんるんとスキップしながら帰宅したのはいいが、机に鎮座している料理に目がひん剥いた。

    「え、なんでカレーとおにぎり……」

    ちょっと訳がわからない。
    頭に大量のハテナが飛び交う。
    (おかしいな。自分の術くらってないのに……)
    100歩譲ってカレーはまだわかる。でもおにぎりはほんと意味がわからない。自分の拳くらいあるソレに「バクダンかよ」と呟いてしまった。

    「え?夕食、カレーとバクダンおにぎりが食べたいって言ってなかった?」
    「………あぁ…うん。言っ、た、ね」


    嘘。ほんとは1ミリも言ってない。でも、彼女の異変に心当たりがありすぎて違うとは言えなかった。
    (これ、絶対毎晩激しくしてるせいじゃん!!)
    何回も気絶していた光景が蘇ってくる。

    「ほ、ほらっ、ケーキ買ってきたから後で一緒に食べよ!」

    喜んでほしくて買ってきたが、急きょお詫びの品として彼女に献上。
    わーい!と喜び冷蔵庫に入れる彼女を見ながらゴメン!と心の中で叫ぶ。

    クタクタなのは申し訳ないけど、でもごめん。ほんとやめられないの!!だってお前、すごくかわいいもん!!!
    ……というか、寝不足顔もいいな。なんというか、こう…ムラムラすると言うか……っと、危ない危ない。

    申し訳なさを通り越して変な思考に走る五条。
    その後、ウトウトしている彼女に絡み、そのまままた朝方まで続けたのだった。

    おわり。

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    PROGRESS猿と見下した相手に恋という意味で心をおられる夏の話。完成。
    「価値があるから殺さないだけ」
    「あのこ、呪われてるんです」
    「呪われてる?」
    新しい相談者の言葉に、真摯に耳を傾けるふりをする。他の信者の伝手を辿りやってきたこの相談者には、金銭と言う意味で価値が見えた。
    新たな利用価値の高い信者を増やすために、面倒でもリアクションは重要だ。相手にとって気持ちいい反応をしてやれば、話はトントンと進む。猿の話はどれもこれも誰かのためと知って結局自分の本心や見栄や保身のためであり、正直反吐が出るが、糧になる相手なら差し引き少しマイナス程度。それくらいの労力は、いずれの呪術師の世界のためなら割いても苦じゃない。
    今回相談に来た白瀬一族は日本でも有数の富豪の一族であり、上手くいけばそれなりの資金を引き出せるだろう。会社経営すら娯楽といっても構わないほどの富を築き、その才能ゆえに富を増やすことこそあれ、衰える気配は今のところ見えない。
    「嘘をつくんです。ありもしないことを、本当のように滔々と」
    相談にやってきたのは、他の信者の紹介を受けた白瀬当主の夫人だ。一人娘が居るとは聞いていた。写真を見せられたが、表情のない写り具合は人形のようだ。何を言い出すか怖くて表に出せないという夫人が言う。ありも 8333