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    ヨワネ

    @b1ueeyesk1

    Xやpixivでじゅじゅつの二次創作(小説)を投稿しています。基本短いお話。こちらでは、過去作品含むXで投稿した作品をまとめて置いています。

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    ヨワネ

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    #五条悟
    GojoSatoru
    #じゅじゅプラス
    longevityBonus

    〜彼女のお弁当が加護マシマシで五条が怪力お化けになる話〜                        「気をつけてね」

    いってらっしゃい!の言葉とともに渡されたお弁当。両手にすっぽりとおさまるソレを見て五条は、わーい!と喜んだ。
    「ありがとう!」
    彼女のお見送りに、お弁当。
    (もぉ〜、幸せすぎる〜!)

    思わずほんのりと温かいお弁当に頬ずり。運転席で伊地知がドン引きしているが気にしない。

    ――
    ―――

    「……食べちゃった」
    移動中、あまりにも嬉しくて我慢できなかった。
    (卵焼き、もっと食べたかったな……)
    口の中で広がる甘さ。それはまさに彼女をいつもより激しく愛していたときのようで。もっと、と自分の欲が望んでいる。それだけではない。

    「なーんか、落ち着かないなぁー」

    いつもは感じない違和感。特に気持ち悪さなどはないが、なぜか落ち着かない。なんだろう、今なら呪力なしで倒せる気がする。

    アハハッ〜と笑い、襲ってきた呪霊を倒そうとして、ふと思う。


    筋肉だけで倒してみようと。


    「……あ、いけた」

    グーで呪霊を殴ったら、ギャアァァァと一撃で粉砕。もう一体現れた呪霊を今度は平手打ちする。そしたらまた、ギャンと悲鳴を上げお陀仏に。なんだよギャンって。その後の任務も同じ状況になり、なにこれおもしろ、と楽しんでいた。


    「いやぁ〜、あいつにそんなチカラがあったなんてねぇ〜」

    空になったお弁当を撫でる。
    一級をデコピンだけで祓えたのはさすがに笑ってしまった。しかも呪力なしで。筋肉バカではないのに筋肉がすべてを解決してしまった。いや、愛のチカラか。

    「明日はなに作ってもらおうかなぁ〜!」



    翌日。
    今度は赫の威力がカスになった。
    「なんでっ!!?」
    ちがう!そうじゃない!!!

    おわり。

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