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    tamayurage

    @tamayurage

    GQXの作品をまとめました。

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    tamayurage

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    Xに載せた0079甘々シャアシャリです。
    ほぼ会話文です。

    #ジークアクス
    #シャアシャリ
    #シャア・アズナブル
    charAznable.
    #シャリア・ブル
    #小説
    novel

    真の名で「今宵だけは…真の名で呼んでもいいですか…大佐?」ってキスをしながら囁くシャリにシャが「いいさ…君と私しかいない…呼んでくれ、シャリア」
    「はい…キャスバル…」舌を絡めながら抱き合う2人。
    「君にその名で呼ばれると…全てを持っていかれそうだ」
    「…?」
    「真の名を呼ばれると、呼んだ者に全てを支配されると…本で読んだことがある」
    「私は…そんな畏れ多いことなど…」
    「ふ…君が私を操るところを見てみたいものだな」
    「いえ私は…ただ貴方の…真の貴方を共有したいんです」
    「真の私…か」
    「立場や身分に依らない、本当の貴方が…知りたいのです」
    「本当の…私など…」
    「皆まで言わずとも……。貴方は…私に似ている…」
    「ふ……面白い男だな、君は」
    シャに押し倒されるシャリ。
    「キャスバル…」
    「その名を呼ばせないくらい…今宵は抱いてやるさ、シャリア。
    その名を呼んでも、君の思い通りにはさせない」
    顔を近づけようとするシャにキスの不意打ちを仕掛けるシャリ。
    「貴方のことは…全てお見通しです」
    「未来さえもか…?」
    「……今この瞬間だけは、未来を忘れることにします…」
    「都合のいい男め……」

    ─今宵だけは、真の私でいようじゃないか。
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    recommended works

    創作部部誌班

    DONEタイトル:不純異族交友
    作者:智紫国基
    テーマ:海辺の縁日
    今年のテーマ「海辺の縁日」を舞台に書いた小説です。ちょっと不思議な出会いと友情の物語。
    不純異族交友
    智紫国基



     目を開くと、そこは、真夏の海辺だった。



    「────、は?」
     いやいやいや、ちょっと待ってくれ。海辺だった、じゃない。
     俺はついさっきまで塾にいた。そう、普通に、どこにでもいる高校生のように。数学の授業を受けてて、少し眠くなって来たから一度目を閉じて、先生にバレる前に起きなきゃと思って、ちょっとの罪悪感と共に目を開いて。
    「………夢じゃ、ない」
     何度目を擦っても、頬を抓っても、やたら難しい数式が並んだ黒板もハゲた講師も、眠たそうな同級生も現れない。
     俺が立っているのはやっぱり白い砂浜で、眼前に広がるのは青い海と雲ひとつない晴天。あとそろそろ頬が痛い。
     どうやら、本気で俺はどこかの海にワープしてしまったようだった。

     これ、帰れんのかな。つーか、どこだここ。
     とりあえず歩き回ってみてわかったのは、ここは俺の知っている近所の海岸でも、一度だけ家族で訪れたことのある南の島でもないということ。
     おまけに誰もいない。広い砂浜には俺一人だけ。建物もない。海水浴場ではないのだろうか。私有地? まさか、未踏の海岸だなんて言わないよな? 地球じゃないと 6750

    lmyonsanl

    DONE探偵とジョーカーのパソドブレ/オリジナル

    高校の頃憧れていた女の子(夜子)について、どこかの誰かが大人になって思うこと。
    ある意味夜子夢。主人公がどんな人かはご自由に。

    ※世界観:人間に成り代わる異形の者がいる現代のような世界。そこで探偵と呼ばれる
    特別な力を持つ者と、異形の者たちが繰り広げるお話。
    作品サイト/https://yumejo20165.wixsite.com/tanjo
    憧れのあの子の瞳は煌めく夜空だった 疲れた――。
     脳内を占めるのはそれだけだ。
    「はぁ……」
     ソファにぼすんと倒れこみ、テレビをつける。ぼんやりと夜のニュースを眺めていると、「晩御飯……」「だる……」「でも何か食べたい気もするし……」「あ、例の件について調べものしておかなきゃ……」などが次々頭に浮かんでくる。せめて家のなかだけでも仕事と離れていたいが、そうも言っていられないのが現実だ。
    「あ~……」
     うめきながら、朝テーブルの上に放置したままだった食べかけのパンに腕を伸ばす。袋を閉めて出る余裕は無かったから、パンはすっかり乾燥してパサパサになっていた。
     それでも何も食べないよりかは、と口に押し込むが、口内の水分がみるみる奪われてしまい結局食べたことを後悔した。コンビニに寄るのすら面倒で一直線に帰宅したが、せめて肉まんでも買ってくるべきだったか。
    2630