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    kinotokko

    @kinotokko
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    文字列は九割九分自分用メモの為読みやすさゼロです

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    kinotokko

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    てな感じの内容を大晦日までに自分の満足する程度でも文字に起こしたかったっていうツラヌキ視点話の煩悩メモ(キャプションとは?)

    なし片想い、または遠距離恋愛のツラアズ
    ほぼ交互に喋ってるだけ


    大晦日の夜。家族とテレビを見ながら過ごしているとアズサから着信が入った
    「どうした?」
    『団欒中にごめん、前に金沢の神社教えてくれたじゃない?』
    「神社?」
    何ヵ所も話していてどれかわからん
    『先月おみちょの面白いおじさんの話した何かの流れで』
    「あ-あそこな、それがどうした?」
    『名前出てこなくて知りたいんだけど』
    「ん?年明けにでも来るのか?」
    なら案内するって言えば会えるか?
    『年明けというか二年詣りしようと思って』
    「へー二年詣りね……は?え??二年詣りって大晦日の夜から日跨いで詣でるやつか?」
    『そうよ?ツラヌキの話をふと思い出して新幹線乗ったんだけど、電話前にしたときスマホにメモしたと思ったらおみちょのことしか書いてなかったの。家族団欒中邪魔しちゃって悪いかなと思ったんだけど新幹線乗っちゃったし』
    「ハヤトか誰か一緒なのか?」
    『ハヤトは正月から鉄分多いルーティンがあるから来るわけないわよ、2~3時間前に急に思い立ったから誰かと約束なんてしてないし』
    「わかった、今どこいる?」
    『今?金沢駅着いたばっかり。タクシー乗るからまだ駅にいるけど、駅から近いの?』
    「わかった、すぐ行くから待ってろ」
    『ん?別にいいわよ場所と名前だけ教えてくれれば、「オレの大好きな正月は家族団欒だ-」って言ってたじゃない』
    「いいから、駅の近くに遅くまでやってる金沢おでん食えるとこ地図送るからそこでおでんでも摘まんで待ってろ」
    『大晦日に、そこは蕎麦屋じゃないの?』
    「いいだろ別に……ちゃんと、待ってろよ?」
    『はいはい、わかったわよ、教えてもらえなきゃどっちにしろ行けないもの』



    「ん-っ!どれも美味しかった!それに体も温まる-♪」
    「よっ」
    テーブルを見るとしっかり食事していたようだ、文句言ってた割りにがっつり満喫してるじゃねぇか
    「あ、久しぶり-。ま、食べ物に罪はないし?夜ご飯食べてないの忘れてたからしっかり食べとこうかな?って」
    顔に出ていたらしい、いやそれよりも
    「食べてなかったかよ!」
    「着いたら何か買えばいいかな?って」
    「あ-、さいですか。それで満足したのか?」
    「えぇばっちり」
    「じゃあ行くぞ?」
    「今更だけど家族団欒はいいの?」
    「いーんだよ」
    かーちゃんとカガリに『行っておいで』とダブルで背中叩かれたし(まだ痛てぇ)


    「あ-金沢来るの久しぶり、ホントにいつ来ても良いところよね。バイクで走る真夜中の町並みの雰囲気も最高!」
    「はっ、あたりまえだろ!」


    とおしゃべりしながら、このあとバイク2ケツで縁結びの神社行ってふたりで二年詣りして、デート気分にどきどきしつつ「近くの兼六園が大晦日から正月にかけては開園してるから行…「行くに決まってるじゃない!」って食い気味に返答もらい、兼六園をぶらぶらしたりお茶したりして。「今回は観光じゃないからお土産とかはいいや」って言うアズサを無事に始発で帰すツラヌキ。ツラヌキは自宅に帰ったら母と妹に、「なんでつれて来なかったの」って怒られるまでがセット。な話をだらだら書きたかったなって。
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    kinotokko

    DOODLE昼間はみんなでワイワイ誕生日会して21日に日付変わる瞬間に電話でリョマイ声を揃えて「「今年も誕生日おめでとう」」って真夜中の二人きり誕生日してほしいっていう。
    ブブブ…
    振動音に気付きスマホ画面を見るとリョータからの着信を知らせる文字。時刻は23時50分、間もなく5月20日が終わろうとしている。
    ピッ
    『おーいマイ起きてるかぁ?』
    「起きてるから電話出たんでしょ」
    『それもそだな!』
    「それにしても今年はいつもよりちょっと早っかったわね」
    『あぁ、うん……何か待ちきれなくて、な』
    にゃはは、とリョータが誤魔化すような笑い声をあげる。
    いつからか私とリョータで、毎年5月20日から21日に日付が変わるほんの数分前にどちらかが相手に電話を掛けて日付が変わる瞬間にお互いを祝う、ただそれだけの、2人だけの習慣ができていた。
    「まぁ分からなくもないけどね、今年は去年とは違うから」
    今年はイナさんの弟であるタイセイ君が転校してきて、その直後にアンノウン出現とタイセイ君の適正。それだけでも大事なのに、最近はあんなに適正値の変化が無かったリョータが、切望していたシンカリオン運転士になれた。今年はホントに特別な誕生日。リョータにとっても。
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