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    ナナシ/ムメイ

    @refuge774 @mumei_774
    ゲッター(漫画版と東映版中心/竜隼)書いて一旦投げる場所に困ったのでここに。推敲したのはpixiv(https://www.pixiv.net/users/1604747)に。■→推敲格納済
    なにかあればましまろにどうぞ↓
    https://marshmallow-qa.com/refuge774

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    ナナシ/ムメイ

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    やる気起きなくてチェックしてなかったアニアクの資料集とブックレット確認。
    案の定ツッコミ過多気味である。っていうか南Pと川越監督のインタがひどい。

    アニアク資料集とブックレットメモ【最終話時系列(→にある程度時間入る可能性ある)】
    半年前:アーク異空間突入→カムイ密かに帰還・バグをハン博士に→カムイ謀叛→宣戦布告・早乙女研究所襲撃・隼人落ちる・バグ完成・殲滅開始→カムイ母死亡→拓馬帰還・カムイと対峙
    (アーク突入からここまでが半年)
    →なんやかんや→Cパート

    【アーク資料集再読】
    ・タラク→煩悩を超越して進化した真ゲッターロボから分離した(????)
    ・拓馬→善悪の区別をきっちり持つ(あの区別ついてないっぷりわかってないならもう駄目だあの世界いいいいいい!!)
    ・カムイ幼少、竜馬っぽいおめめや髪型のラインしてるような……。
    ・竜馬の設定画まともに竜馬してて好き
    ・武蔵→別の個の存在に変異した(????)
    もしかしてこの編集者「石川作品においての個とは」「同一性はどこにあるのか」とか割とそういう基本的なところわかってなくない? もしこれらが公式設定ならこの時点でわやになってる感触ある。
    ・拓馬母→空手家転向して弟子入りからの一目惚れ押し掛け設定っぽい

    ・チェンゲで真ドラゴン描いてくださいから石川先生がファーストコンタクトとかに発想広がったっぽい?
    ・アークが「石川先生からOVAへのお返事」可能性に気付いてない?
    ・その発言どうなん?ってちらほら引っ掛かる
    ・脚本家のがまだわかってる感
    ・キャラデの人「あれ石川作品いつもの終わり方なんですよね」ってわかってるっぽい?
    ・カムイ母は真説魔獣から、獏幼少も他作品参考
    ・星先生は元から石川先生の大ファン
    ・CG監督=EDのコマ選択した人

    なんだろう。うーん。好きではある?んだろうけど、話してる内容からしてもなんだか上滑りしている感触がPと監督の対談にある。キャラデや脚本とか周辺スタッフのがまだしっかりしてる。
    あと、新ゲの晴明は石川先生がアークで孔明出したから俺たちもやっていいんじゃん!?で出したみたいなこと川越監督とPの対談にあって道理でどこともなにとも繋がらんはずだ!!(特に意味があっての配役ではない╱本気で言ってるなら石川先生にはあったが気づいてない)っていう納得は得た。

    【ブックレット1巻】
    ・拓馬「無法地帯が広がる現代の中でも善悪の区別をきっちり持っている」……製作者の善悪基準は石川作品基準じゃないのだけはわかる
    ・そもそも原作では社会は崩壊していない。復興が進んでいない、物価の上昇などは全てアニオリ(ランドウ侵攻が19年前なのに?)
    ・「獏との関係が数年来のもの」拓馬19才、獏22才の最初の設定二度見するんだが……
    ・漫画無印解説で「人間凶器」とか言ってる時点で不信が募る
    ・號が19年前、真が38年前設定(アニアク資料内ですらぶれてる気が……原作はゴール統治=無印が28年前)
    ・チェンゲ解説で4話から「全ての謎が解き明かされる」とか嘘つくんじゃねえよ!!!!wwww
    ・新ゲ解説、新人は反政府組織活動家って言えるかあれ??

    永井先生インタ
    ・あばしりの五エ門は喋り方や雰囲気は似てるけど「ああいうバカなことはやりません(笑)」
    ・一緒にアイデア出し、情報交換してた
    ・山風や国枝作品は永井先生が教えた
    ・「本当に、ずーっと一緒でした」
    ・「石川ちゃんは弟子じゃないんです。唯一無二の戦友ですね」

    中島インタ
    ・ちったぁおどれぇたかって舞台脚本によく書く台詞は竜馬由来(石川ゲッター読んでから何となく気付いてたよってか台詞回しに影響あるよね?)
    ・石川先生は鉄人28号が好きと言っていた
    ・ゲッター1の顔がコロコロ変わる「本人はそこにこだわりがない」
    ・ゲッターロボ號で綺麗に終わっている
    ・世界がしぼんでしまうから「『ゲッターロボ・サーガ』と『虚無戦記』を繋げてはならない」と思っていた
    ・アークを始めたのは中島のお願いから「地獄のカマのフタを開けておいて、閉め損ねてしまった」
    石川先生のインタ思い出すに蓋はしまらずゲッペラーに辿り着くだけだったと思うしまあ……

    南Pインタ
    ・新ゲッターは「原作の流れに沿ってリブートするという形で始めるのがひとつの狙いでした」最初から漫画反転エピで嘘こけええええええ!!!!
    ・川越監督はダイナミックプロの雰囲気はわかってる、ダイナミックからも信頼されてるとかええええホンマかああああ????……いやまあ本当に信頼はしてるかもしれんよ、言ってないこと勝手に描いて色々ぶっ壊すことに関しては安定してるし……
    ・新ゲッター完成時の打ち上げで「いずれやるだろうと思っていましたが、ついにやりましたね」と石川先生が言った。意味はわかってない
    嘘だろマジで製作者がわかってなかったとかそういう馬鹿みたいな話の可能性出てくんじゃん馬鹿なの?
    意図的に半ば嘘ついてるか、マジで絶望的にわかってないかで二択なんだけどこれ……。
    ダイナミックは出されたものには文句言わないでしょあそこ。新ゲッターに石川先生がああいったのは「ついにあの世界を滅ぼしましたね」だったんでしょ?
    お前らよくもやってくれたな(目が笑ってない)空気で手がつけられないから投げてる感すらあるじゃない……少なくとも「そんなこと言ってない」感がダイナミック監修派生とかにバリバリ出てんぞ……。

    石川内田対談
    ・石川「3人や、その他ゲッターに関わる人間たちが、敵から地球を守ってるイメージは、芝居の根底に残したいなと思ってやってました」めっちゃいい人や……
    ・内田さんが覚えてなさすぎて、一生懸命石川さんがあれですよこれですよって話してるの草ww
    全体的にかわいい。

    【2巻】
    ・「見覚えのある奴は撃ちにくい」は理性を増やそうとした台詞でナイーブって訳じゃないでしょ、そもそも原作の拓馬に理性がないことを解説かいてる人間はいまいちわかってないぽい

    脚本早川インタ
    ・ゲッター線を「生存本能の集合意識」「大宇宙に存在する理」と定義(あ、ダメだやっぱ滅ぶなこれ……)
    ・人の心と関係がなく、その集合意識を束ねる人格が竜馬だが、そこに個のベクトルは存在しない。竜馬の意識でエンペラーの行動が全て左右されるわけでもない(ここはまあわかる)
    ・ただそこに影響を与えられる唯一の存在があるなら息子である拓馬と考えた(それはどうかなああああああ)
    ・インタビュアー「生前の賢先生によると、人類を守らなくてはならないという竜馬の強い意思が、歪な超進化を遂げたものがエンペラーで、竜馬そのものの意思が宿ってるワケではないようですね」
    ・善悪や感情を越えた父と子のエネルギーのぶつかりあい。その葛藤によって発生した化学変化がまだ見ぬ新しい宇宙を拓いてくれるかもしれない(ごめんなに言ってんのか素直にわかんない。わかんなすぎて弟にまで読んでもらったけど弟も首傾げてた)
    ・號くんと黒い真ゲッターはスカパー!からのオーダー
    ・人間の感情は無意味と出てくると拓馬の復讐心も無意味だったかもしれないというアンチテーゼになってくる。でも最終的に対峙するのは父親なんだから無駄ではなかったんだよと(ここもなに言ってんだかさっぱりわからない。会ったこともない、特にひどい目に遭わされた訳でもない父親にそもそもまともな感情とか持てる? 父親だったからなんなの??)
    ・コンビニは人間らしい生活の象徴

    キャラデ本橋インタ
    ・石川先生の匂いは目とポーズに強く出ている。あと「みんな猫背」
    ・石川先生のお尻や太ももは筋肉質で大きいけどそこにセクシーさは感じない
    ・「拓馬のマジメな顔があんまり好きになれなかった」「それが本当の顔じゃないだろうと。そんな真剣に戦ってる感じもしないし、本質的な部分ではお調子者だと思うんですね」
    ・翔は隼人の婚約者とイメージがダブる

    キャラコンセプト星インタ
    ・ゲッターロボが好きだということは年がら年中話している
    ・読者としては基本ロボットが好きだが、ゲッターロボに関しては三人のパイロット、特に初代チームが別格でよくて、竜馬がかっこいい
    ・ゲットマシンはカッコいいからこう描くんだという信念が必要
    ・ザウルスのパイロットは若様とお付きの二人のイメージ
    ・「ロボットはやっぱりキャラクターなんですよ。」人間より重装備にできてアクションが面白くなるからくらいの感覚で石川先生もいたのでは

    ロボットコンセプト堀井インタ
    ・量子力学の「人間原理」「観測者問題」
    ・「アークはメカというより完全にキャラクター」顔はSF映画で得たエッセンスを消化して描いてるのもよくわかる
    ・真ゲッターから全体的にデビルマン入ってきてる
    ・航空機を描くときは動力源はなにか。ゲッターロボにはおそらく半重力システムがあるだろう。UFOみたいな。そう考えるとどんな形でも飛ぶだろう

    3D監督後藤インタ
    ・汚れた3DCGにしてほしいと川越監督からオーダー
    ・仕事をきっかけにアーク読んでそこから全部読んだ
    ・エンディングは監督から無茶ぶり
    ・原作を読み込んでできるだけ名シーンを入れるようにした

    【3巻】
    ・武蔵の三号機贔屓並びにハチュウ人類への当たりの強さもアニオリ
    ・「ゲッターエンペラーが存在する宇宙は、エンペラー自身が特異点となり、特殊な閉じた宇宙を形成する」(うえ、パラレル世界はアニアク世界には混じんないよ設定だ……)
    ・アークシャインボンバーもトマホークハリケーン共々アニオリ
    ・やはりゲッター艦隊のゲッターたちに名前はついていない。数字呼び。(石川作品なら部品扱いの記号になると思うが……)
    ・バグの前に立ち塞がるドラゴンのお顔が聖ドラゴンに酷似している。ゲッター王の胸の刻印とあわせてエンペラーへの進化過程への示唆(ゲッター王ってなに?? っていうかもう絶望一直線じゃんか……)

    ・隼人のキャラデが美人さんだなあ、特に真(デザイン元としては號)
    ・竜馬や號もまともに漫画版の表情してて好き

    川越監督
    ・南P「竜馬の話をちゃんとやろう」でどうして結果が手天童子の反転が核の石川ゲッターの反転で実質ガクエン退屈男のアンチゲッターロボになるわけ??
    ・石川賢ワールドを広げるというか、原作が持つ元々の文脈を無視して関係ありそうなもの片端から突っ込んでるだけに見えましたが……?
    ・新ゲッターを作っているときにはアークの連載は始まっていた
    ・號の導入は無印の早乙女博士を隼人に置き換えたものだとは気づいていそうだが……
    ・キャラデ本橋さんに依頼したのは南P
    ・「主人公たちは答えを求めてずっと進んでいく」
    ・「母を失ったことでカムイ人類を繋いでいた最後の一本が切れてしまったということなんだろうと思いますね」(自分等で勝手に増やしたシーンになんでそんなに憶測な物言いなの)
    ・原作だと拓馬がマクドナルドを叩き潰して終わるけど「拓馬の性格だとそれで終わりというのもなぁと」(あそこの意図を読めていない?)
    ・「今回の隼人は自分の辿ってきた道の最後を見極めて、その旅が終わるんです」(あんな絶望一直線見せといてよくそれ言えるな??)
    ・隼人の死を描くのは南Pやダイナミック企画からも出ていた意見
    ・隼人の「本来の狂気、戦闘のプロのところをちゃんと描きたかった」(監督は狂気って言葉を軽々しく使いすぎ)
    ・死ぬときもゲッター線に取り込まれていない。そういう意味で最後まで置いていかれる。隼人が今の竜馬みたいな神っぽい感じになるのはちょっと違う(執拗な置いていかれる嘲笑とか竜馬の神扱いって全部あなたが発端だと思いますけどその辺の自覚ないんです?)
    ・インタビュアー「未完結のゲッターロボ・サーガに句読点を打つには隼人の死が必要」(漫画版サーガは完結してると思うよ。アークはあの後やってもそもそもゲッペラーへの道を描いてたんだから結果見えてるよ)

    アーク組対談
    ・獏と拓馬の出会いは幼少期(いつなの……)
    ・「ゲッターとは」への回答「命」は漫画版號にあるんで、アークで出した回答ではないですよ
    ・内田さんは拓馬を自分から殴りかかったりしないし争いを止める側の芯が一本通った人間だと思っている
    ・この作品のキャラクターは血筋や血統をすごく大切にしている(ヒエッ)
    ・インタビュアー「川越監督によると、さすがのバグもゲッタードラゴンには歯が立たず、最終的に負けて投獄されたということみたいですね。」




    *資料読み集めてなんか違和感があることまとめ
    ・ダイナミック関係者がまともに川越ゲッターの「中身」「話筋」を誉めた記憶がない。キャラデ、動き、アイデアはあるが
    ・そもそもこれは何を読んでもだが作品には重要となる「テーマ性」についての部分に誰も触れない。東映中心に三人の主人公と協調性、戦争と反戦くらいだったような
    ・原典関係者は「狂気」とか軽々しく使わない。見た記憶がない
    ・石川先生が手放しで絶賛したのがチェンゲ今川監督担当分でのコメント(一冊目)くらいしか記憶にない。他は全部奥歯にもの挟まった言い方してる
    ・中島も似た感触がある。お前舞台脚本についてとかもっとぶっちゃけること多かったじゃん?

    ・原典関係者が原典について明言できない部分が多々あることはわかるが、その明言できなかった部分を意図的に削ぎまくってる川越ゲッターでもそうなるのはわからない

    ・アニアクでダイナミックから「隼人を死なせてくれ」と出ていたことが、私には派生作品で新ゲッターへのカウンターっぽい描写が散見されたこと含み「ゲッターロボをお前らの玩具にするのはこれで終わりにしろ」という意思表示に感じられてまう
    ・殆んどの人は「嘘はついていないが本当のこともいっていない」感触があるが、川越監督と南Pは「信用できない語り手」「そもそも原典を理解しているのかが怪しい」感触が強い。特に監督
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLEアイサガ軸のチェンゲ竜隼。バレンタインとかホワイトデーとかの時期を盛大に逃したけど今出さないと完全に忘れるだろうので。
    適当に色々ぼかしてあるので、「アイサガ隼人の好物はエネルギーバー設定」だけ知ってればチェンゲで読めると思います。(そもそもチェンゲ本編は再会してから時間無さすぎでこんな話やれるはずないのは置いといて)
    好きにしたいだけ今日は元の世界で言うところのバレンタインデーだかなんだか、らしい。
    そんな習慣がこっちにもあるのかと不思議になったが、恋人やら家族やらへの感謝の日みたいなもんがあるって事は、誰かに感謝とか好意を伝えたい人間がそれなりにいたって事だろうし、悪くねぇと思う。

    女からチヤホヤされたいか、と言われれば、性別どうのじゃなく好意を貰えばそりゃ嬉しい。が、好意のフリだけしたご機嫌取りだの媚びだのは昔から遠慮願ってたくらいには興味がねえし、いっそ煩わしい。口にこそ滅多にしねえが。
    もし、愛情の形とか貰えるなら、大事に思う相手からだけで良いし、なんなら貰うより送る方が性に合ってる――それが誰か聞かれたら困るが。

    コートのポケットに突っ込んだままのエネルギーバーを思い出して軽く眉を顰める。
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLE1本目→寒すぎて五半をくっ付けたかった。(動機に邪念しかないがまた銀婚式夫婦)
    白狐の毛皮は秋野さんが前に書いたネタから拾いました。手入れすれば長持ちするんだそうで。
    羽織は戦国時代からとか調べはしたけどなんか違ってるかもしれない。

    2本目→でっかーい五右衛門がちっちゃな柘植櫛摘まんでにこにこ半蔵の髪すいてたら可愛いなって

    (言葉遣いは元が割と現代風混じってラフなので細かくやってません)
    ■ 冬の五半╱ぬばたまの動物というのは人が思うより頭が良い。
    息も白む冬の最中、いつの間にやらするりと入り込んだ猫が書き物机の隣に置いた火鉢に背を着け丸まり、ごろごろと喉を鳴らしていることなどもままある。

    しかしまあ、逆に時折、人であっても動物より頭がよろしくないのではないか、と思う時もある。
    半蔵は暫し席を立った間にどこから乗り込んで来たやら、火鉢の傍で身を縮めていたそれに溜息付きつつ呼びかけた。

    「……五右衛門」
    「なんだァ?」
    「冬の間は山越えが危のうてかなわぬから、滅多に来るなと言うたじゃろう」
    熊かと思うて背筋が冷えたわ、と半蔵は帯に忍ばせた短刀を再びしまいながら呟いた。火鉢の前に黒い毛皮の小山が見えた時には本当に熊かと思い一瞬肝を冷やしたのだった。
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    ナナシ/ムメイ

    DONEネオゲ本編後竜隼。
    あの世界の竜馬はどうして研究所離れて、二人は五年間何考えて過ごしてあの後どうしたんだろうとか。

    ネタとしては粗方見終わった直後にはあったんですが、データ二回飛ばした(主な理由)り、書こうとしては原作と根本的な軸や核が色々噛み合わなさすぎることに悩んでこんな時間かかり……。
    原典周りから色々設定引っ張りながらネオゲの本編内容ある程度組み込んでるつもりです。
    ■ もう一度、何度でも五年、という月日は短かったのか、長かったのか。

    ……さっぱりわからねえな。なにもかも。
    そう胸の中で独りごちながら、竜馬は縁側で一人煙を燻らす隼人を眺めた。
    黒いスラックスに白いワイシャツ。ネクタイが外されて見える首元に、今はあの十字架の鎖も無い。

    恐竜帝国の再侵攻、そして六年近くに渡っての戦いの決着からしばし。
    あの日、あの瞬間、中天で輝いていた太陽の代わりのように月が静かに秋の夜闇を照らしていた。
    山中にあるこの烏竜館は、今は自分達以外に人もおらず、まだ手入れの行き届いていない庭の草むらからは澄んだ虫の声が響く。
    長い脚を持て余す様に片膝を立てて縁側に腰を引っ掛け柱を背に寄り掛かる隼人の姿に、竜馬は不意にいつか早乙女研究所のバルコニーで手摺に腰掛けていたその姿を重ねた。
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLERe:ハニー小ネタだけど竜隼。そういえば二十周年なのかと気付いたので、記念的に。
    資料未所持で本編だけ見て書いてるのでなんか違っても許して。

    映像や脚本も良かったし単純にポップでキュートでビビッドで派手で外連味があって面白かったけど、「ダイナミック漫画作品における戦闘シーンのお顔これだー!!」感があってそういう所もとても好きです。
    今度こそ二人共に並んで生きてくれ、みたいな祈りを感じるところも。
    ■ CROSSING《Re:ハニー》前半→ハニーとなっちゃん
    原作は漫画版しかきちんと見てませんが、例えご都合主義でも違う世界と人々であってもあの終わり方は嬉しかったです。
    「友」は少なくとも石川ゲッターロボでは本当に愛した存在にこそ向けられる言葉なので、そのニュアンスで。
    後半→「早見」と「誰か」
    説明めんどくさいから極端に簡単に言うと、Re:ハニーはハニーだったけど同時に石川ゲッターロボだったし、早見は竜馬寄りで隼人混じってたよね?って前提で、なら早見にも相方いてもおかしくないよね?っていう。


    =====


    「あのね、なっちゃん」
    「なに、ハニー?」
    「えへへ、んーん、呼んでみたかったんだぁ」
    「なによ、にまにましちゃって。ほら、片付け終わってないじゃない」
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