プロデューサー達の忘年会の話「師匠、これどうしたんスか?」
「この間の忘年会の景品だよ。リード、ディフューザー…だっけ?」
「忘年会って事務所のやつッスか?」
「そうそう、今回は参加できるプロデューサー全員でカラオケ大会もやってさ。点数は度外視でどれだけみんなから票を集められるか、って形だった」
(カラオケ大会とは…)
「一位の景品がアミューズメントパークのチケットだったからか、純粋な歌唱で勝ちに行ったり面白さ重視で来てたりしてた」
「誰が優勝だったんスか?」
「◯◯さんだよ、Café Paradeの。かのんのソロを完コピしてた」
「…◯◯さん、おいくつでしたっけ?」
「この間アラフォーのおっさんって自称してたな」
「すごいッスね」
「二番目の娘さんがかのんの大ファンらしくて、家で散々指導されてたって言ってたよ。もふもふえんの△さんも笑ってたけど、完成度の高さに拍手してた」
「じゃあ盛り上がってたんスね」
「まぁね。三人目の遅いお祝い渡したかったけど、こっちが申し訳なくなるくらい遠慮しちゃう人だからさ。じゃあせっかく来てくれたし、快く送り出してくれた奥さんと娘さんたちにって形で…」
「なるほど」
「Altessimoの□さんも都築さんのソロ歌い上げてたし、みんな凄かったな」
「…ちなみに、師匠は何歌ったんスか?」
「うまぴ◯い伝説」
「うまぴ◯い伝説」
「いつもの二人に声かけて三人でやったけど、惜しくも努力賞で貰ったのがこちらです」
「じ、自分たちの曲ですらない…」
※あとで変わるかもしれない他のPたちのあれやそれや
※読まなくても大丈夫
◯◯さん→Café ParadeのP。アラフォー。三人姉妹の父。長女(6歳)の初恋が東雲壮一郎らしく、うちのアイドルは世界一だがそれはそれとして娘はやれない、と複雑な心境。
△さん→もふもふえんのP。大学生の母。自分の子の時と全然違うそれぞれの価値観に日々勉強中。
□さん→AltessimoのP。声楽を専攻してた。ガチ歌唱じゃん!絶対に勝てないからやめろぉ!と野次を飛ばされていた(※仲良し)
いつもの二人→High×JokerのPとLegendersのP。同期的な存在で特に交流がある。三人で集まると学生の悪ノリになりがち。