総アラ総の赤ちゃんに転生した俺 俺はごく普通の社会人……だった。
仕事で上司から理不尽な目に遭い、帰宅途中にトラックにひかれて死んだはずだった。
だが、目を覚ますとそこは褐色美女の腕の中だった。天国か。
「お、起こしちまったか」
いや、どうやら状況から察するに、この褐色美女の赤ちゃんに転生したようだ。最高。
「オギャーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
俺は喜びのあまり、泣き出した。
「おーおー元気だな。ウンコか?」
俺のケツは今美しい。ウンコではないんだママ。喜びなんだ。
「オギャアアアアアアアアアアア!!!!アアアアアアアアア!!!」
しかし本当に喜びだけなのだろうか。
抑えられない叫泣衝動。
俺は気付いた。気が狂う程の空腹に。
2019