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    イズ@sura

    @sura_yume

    引っ越し作業中(2022.4)

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    イズ@sura

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    葬炎「守護銃」

    サンクタとサルカズの種族的確執……おいしい……。
    そんな気持ちから勢いだけで書いた葬炎。

    #葬炎
    buryingitis
    #小説
    novel
    #アークナイツ
    arkKnights
    ##葬炎

    葬炎「守護銃」 




    「貴方の持つ時計は正統な相続人がいます。こちらに渡していただけませんか」
    「ハッ、俺が手にいれたものを返せとは、随分傲慢なことを言う」
    「貴方がそれを非正規の手段で手にいれたことは調べがついています」
    「非正規の手段、ねぇ。サルカズの傭兵に説教でもするつもりか?」
    「説教ではありません。私は執行人。法を執行するのが執行人の務めです。その務めを果たしているにすぎません」
    「法ねぇ」

     そう言って、彼はニヤリと笑みを浮かべた。
     そして、腰にさした刀の柄に手をかけ、見せつけるように鯉口を切る。

    「そんなに欲しいなら俺から奪えよ、執行人」 

     高まる炎客の闘争心に呼応するかのように、鞘から顔を出した刀の鋼がキラリと光った。

    「でないと、俺がお前の守護銃を奪うことになるぞ」

    ※※※※※

    「炎客」

     先にシャワーを浴びて、ベッドに横になっていたら、いつの間にかうとうとしていたらしい。

     出会った頃の、懐かしい夢を見ていた。

     声をかけられて目を開ければ、整った顔の男が見下ろしてきていた。
     頭上には黒いサンクタの輪、背中にも同色の硬質な羽。
     
     服を着ていれば優男にも見えるが、着やせするこの男は、鍛え上げられた筋肉を有する均整のとれた身体をしている。
     シャワーで温められた肌は、わずかに火照りを残してうっすらと汗ばみ、シャツは着ておらず、ズボンのみの姿で、上半身は肌をさらしていた。
     
    「やはり今日はこのまま眠ることを推奨します。作戦後で、しかも貴方は怪我をしている。私は反対で」
    「へぇ? こっちはすでに臨戦態勢みたいだが?」
    「……ズボンの上から触るのは止めて下さい。困ります」
    「困る? どう困るんだ?」
    「我慢ができなくなります」
    「………クッ」

     密やかな含み笑いをもらす炎客に、イグゼキュターは無表情のまま小首をかしげる。

    「何か?」
    「いや、なんでもない」

     あの日の戦いは決着がつかず、結局イグゼキュターの守護銃を手に入れることはできなかったが、遺品をめぐったやり取りの末、なぜかイグゼキュターの銃(守護銃ではない)を手に入れることになった。

     はじめは剣呑な雰囲気だったというのに、今や一変し、一緒の時間を過ごしている。

     種族的因縁の深いサルカズとサンクタがこんな関係になるとは、現実は小説より奇なり、とはまさにこのことか。

     ベッドの側から動こうとしないイグゼキュターの手を引き、己の方へと引き寄せた。
     倒れてくる体躯を抱き止め、その耳元でささやく。

    「いいから早く俺を抱けよ、執行人」
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    イズ@sura

    MOURNING博炎|モーニングコール

    基本クールで淡々とした接し方をしてくる炎が、不意にデレて優しくしてくれたりするので博はとても嬉しいと思っている。


    ※きょうの炎くん(炎くんの日常を眺めるだけの短文小話)
     炎客の朝は早い。
     ロドス外での勤務日以外、ロドス内食堂の営業開始時間(朝食提供開始時間)の2時間前には起床し、水を飲んでトレーニング室へ。しっかり最低一時間は身体を動かした後、自室に戻ってシャワーを浴びる。もちろんトレーニング室にもシャワー室はあるが、炎客がトレーニングを終える頃に混雑し始めるため、部屋で入る派だ。そして、食堂で朝食をとって出勤する。それが朝の日課だ。
     
    「おい、起きろ」
     本日も日課をこなして身支度を整え、あとは食堂へ行くだけとなった炎客は、己の寝台の前で仁王立ちしていた。
     そこには、人ひとり分の大きな布団の膨らみがひとつ。枕元にはタブレット端末。床にはナイロン製の白衣とロドスジャンパー、ズボンが脱ぎ捨てられている。
     昨夜、部屋に乗り込んできた不届き者へ冷たい目を向けながら、炎客は眉間にしわを寄せた。
     寝台を占拠している布団の膨らみは、炎客が起床してから現在に至るまで微動だにしていない。この膨らみが素直に起きてくることは稀なので、予想の範囲内だ。だが、護衛兼秘書という役回り上、起床を促す役が回ってくることも多い炎客は、この作戦行動のない日の朝のぐだぐだ具合 1450

    イズ@sura

    MAIKING葬炎で触手ちゃん。
    おしりたたき進捗あげ。
    ざっくり最後まで書いてあって、肉付け作業を始めたところです……
    書き終わるころには触手フェスティバルが終わってしまう~(泣)

    この後、触手ちゃんが炎くんにいたずらしに来ます
    二人の間に割り込む触手ちゃん!果たして触手ちゃんは炎くんの心をゲットできるのか!?
    R-18葬炎(予定)




    「人を襲う力を持った動くツルだって?」

     作戦が終了し、指揮車両の中で座席を倒して横になったドクターは、ホットアイマスクをしてくつろぎながらイグゼキュターの報告を聞いていた。だが、ある部分を聞きとがめると、ホットアイマスクを指でずり下げながら、怪訝そうな顔でイグゼキュターを見上げる。
     作戦の顛末を報告していたイグゼキュターは静かに首肯する。彼もつい先ほど作戦を終えたばかりのはずだが、その立ち姿に疲れは見えない。
     ホットアイマスクを外して座席に座り直したドクターに話の続きを促され、イグゼキュターは先ほどまでの任務を思い返しながら口を開いた。

    「はい。逃亡を図ろうとした残党を町はずれの廃屋まで追い詰めたのですが、そこに逃げ込もうとしたターゲットが捕食されました」
    「ほ、捕食……? え、相手は植物だよね?」
    「おそらくは。その廃屋はツルに囲まれていたのですが、残党が近づいた瞬間、その身体にツルが絡みついて、廃屋の内部へ引きずり込まれていきました」
    「ひぇ……なにそのホラー展開」
    「救助しようとして外壁のツルを排除したのですが、廃屋の内壁もうごめくツルで囲 3891

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