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    イズ@sura

    @sura_yume

    引っ越し作業中(2022.4)

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    イズ@sura

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    R-18葬炎「———貴方の、その『甘い』声で」のおまけ

    その後の二人。

    #葬炎
    buryingitis
    #アークナイツ
    arkKnights
    ##葬炎

    たくさん炎客を堪能して満足したイグゼキュターは、ぐったりした炎客を抱き枕にしてうとうと微睡んでいた。
     しかし、炎客に会ったら聞きたいと思っていた件を不意に思い出して、ぱちりと目が覚める。
     

    「……そういえば、炎客に会ったら聞こうと思っていたのですが」
    「……なんだ?」
    「実はロドスを離れている間、なぜか頻繁に胸が苦しくなる症状が現れまして」
    「医療部へ行け……」
    「私もそう思ってラテラーノでメディカルチェックを受けましたが、異常は見つかりませんでした。でも、あまりに何度も胸が苦しくなって焦燥感に襲われるので、こう、拳で胸を押さえて気をまぎらわせていたのですが、何か他に良い手段はありませんか?」
    「なぜ俺がその答えを知っていると思ったのかをまず聞かせて欲しいんだが?」
    「貴方が私の知らないことを多く知っているからです、炎客」
    「買いかぶり過ぎだ。大体胸が苦しくなるってどんな時に」
    「貴方のことを思う度に胸が苦しくなるのです」
    「……」
    「具体的に姿を思い浮かべようとすると、さらに焦燥感まで追加されて……でも、貴方を思うことを止められないんです」
    「……」
    「これからも指名依頼が来ることを考えると対策をしておきたいのですが、炎客? 急に顔を伏せてどうしたのですか? 顔も赤いようですね。もしかして熱が? 体調がすぐれませんか?」
    「……俺じゃなくそういう話(恋バナ)が好きそうな女どもに話せ」
    「なるほど……女性が詳しいのですか。分かりました。ヴァーミル様に尋ねてみることにします」
    「待て。他にいるだろう適任が」
    「? ヴァーミル様は立派な女性ですが、駄目なのですか?」
    「……人には、得て不得手というものがある」
    「困りました。他に個人的な相談ができる相手となると……男性ですが仕方ありません、ドクターに相談してみます」
    「止めておけ。奴は駄目だ。ここぞとばかりに首を突っ込んでくる」
    「……炎客、先ほどから駄目だと言ってばかりですが、つまり貴方は答えを知っているということですね?」
    「……」
    「ヴァーミル様もドクターも駄目なら、貴方が教えて下さい。このままでは次回の単独任務の遂行に支障をきたすかもしれません。それは困ります。せめてどうして胸が痛むのかだけでも教えて欲し」
    「もう寝る」
    「炎客! 待ってください! どうして布団を被ってしまうんですか、まだ話は途中で」
    「お前も寝ろ」
    「あっ、まだ寝ないで下さい、炎客、炎客!」
    「……」

     布団をかぶった炎客の身体をゆさゆさと揺さぶるイグゼキュターだったが、そのまま寝息が聞こえてきたあたりで、諦めて自分も炎客の隣に横になった。
     炎客を包む布団を持ち上げて寝顔を盗み見ると、また元に戻す。
     今は炎客を見ても、思い出しても、胸が痛んだり苦しくなったりしなかった。
     温かく穏やかな、……くすぐったいような不思議な気持ちがするだけだ。
     炎客が目覚めたらまた尋ねてみることにして、イグゼキュターも布団に潜り込む。


     明日、イグゼキュターが目覚めてすぐ隣を確認しても、ラテラーノにいた時の様に誰もいないことを残念に思うことはないだろう。

     寝坊でもしない限りきっと隣にはーーー。

     傍らにある体温を感じながらイグゼキュターは目を閉じる。
     今夜はよく眠れそうだ。

    「おやすみなさい、炎客……」
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    イズ@sura

    MOURNING博炎|モーニングコール

    基本クールで淡々とした接し方をしてくる炎が、不意にデレて優しくしてくれたりするので博はとても嬉しいと思っている。


    ※きょうの炎くん(炎くんの日常を眺めるだけの短文小話)
     炎客の朝は早い。
     ロドス外での勤務日以外、ロドス内食堂の営業開始時間(朝食提供開始時間)の2時間前には起床し、水を飲んでトレーニング室へ。しっかり最低一時間は身体を動かした後、自室に戻ってシャワーを浴びる。もちろんトレーニング室にもシャワー室はあるが、炎客がトレーニングを終える頃に混雑し始めるため、部屋で入る派だ。そして、食堂で朝食をとって出勤する。それが朝の日課だ。
     
    「おい、起きろ」
     本日も日課をこなして身支度を整え、あとは食堂へ行くだけとなった炎客は、己の寝台の前で仁王立ちしていた。
     そこには、人ひとり分の大きな布団の膨らみがひとつ。枕元にはタブレット端末。床にはナイロン製の白衣とロドスジャンパー、ズボンが脱ぎ捨てられている。
     昨夜、部屋に乗り込んできた不届き者へ冷たい目を向けながら、炎客は眉間にしわを寄せた。
     寝台を占拠している布団の膨らみは、炎客が起床してから現在に至るまで微動だにしていない。この膨らみが素直に起きてくることは稀なので、予想の範囲内だ。だが、護衛兼秘書という役回り上、起床を促す役が回ってくることも多い炎客は、この作戦行動のない日の朝のぐだぐだ具合 1450

    イズ@sura

    MAIKING葬炎で触手ちゃん。
    おしりたたき進捗あげ。
    ざっくり最後まで書いてあって、肉付け作業を始めたところです……
    書き終わるころには触手フェスティバルが終わってしまう~(泣)

    この後、触手ちゃんが炎くんにいたずらしに来ます
    二人の間に割り込む触手ちゃん!果たして触手ちゃんは炎くんの心をゲットできるのか!?
    R-18葬炎(予定)




    「人を襲う力を持った動くツルだって?」

     作戦が終了し、指揮車両の中で座席を倒して横になったドクターは、ホットアイマスクをしてくつろぎながらイグゼキュターの報告を聞いていた。だが、ある部分を聞きとがめると、ホットアイマスクを指でずり下げながら、怪訝そうな顔でイグゼキュターを見上げる。
     作戦の顛末を報告していたイグゼキュターは静かに首肯する。彼もつい先ほど作戦を終えたばかりのはずだが、その立ち姿に疲れは見えない。
     ホットアイマスクを外して座席に座り直したドクターに話の続きを促され、イグゼキュターは先ほどまでの任務を思い返しながら口を開いた。

    「はい。逃亡を図ろうとした残党を町はずれの廃屋まで追い詰めたのですが、そこに逃げ込もうとしたターゲットが捕食されました」
    「ほ、捕食……? え、相手は植物だよね?」
    「おそらくは。その廃屋はツルに囲まれていたのですが、残党が近づいた瞬間、その身体にツルが絡みついて、廃屋の内部へ引きずり込まれていきました」
    「ひぇ……なにそのホラー展開」
    「救助しようとして外壁のツルを排除したのですが、廃屋の内壁もうごめくツルで囲 3891

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