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    lunaarc

    @lunaarc

    完成したものとか完成していないものとか(文章のみ)の予定です

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    lunaarc

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    黒父白水を見て思いついたR18話が全然進まないのでとりあえず書けたとこ(白水×水)だけ
    のちに黒父×白水×水になればいいなあと思ってる

    ※うちの白水は一人称俺だし口調も水と同じ感じ(髪の色が違うだけ)です

    PW:18↑?

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    lunaarc

    DONE「藍縁奇縁」「藍別離苦のその先で」に関わるSSをいくつか書こうと考えてて、そのうちの一つができた(あとで修正するかもしれない)のでいったんここに載せます
    以前ポイピクに載せた父と母の会話から、目玉の父が頼った医者との会話

    父水だけど水は不在
    何でも許せる方向け

    他の話も書けたらまとめて支部かXfolioに載せたい
    藍にまつわるひとかけら その1小さな体を打つ雨粒の痛みも、徐々に近づく雷鳴の大音声も、意識することなくただただ前へ進み続けた。
    そうして見上げた先の光景を、己は生涯忘れることはないだろう。



    瞼を開けると、男は真白い場所にいた。
    霧に囲まれているのかと思ったが、湿度を帯びた空気も草木のにおいも、生き物の息遣いも、何も感じない。無機質ともとれる白だけがどこを見渡しても広がっている。
    そもそも男は、友の下宿先でつい先程眠りについたばかりのはずだ。
    とすると、ここは。
    「夢の中か…?」
    思わず呟いて、気づく。発せられた男の声は近頃だいぶ聞きなれてきた子供のような甲高さではなく、低く落ち着いたそれだった。
    ある時を境に失った、男の本来の声だ。
    見下ろす目に映る体もそうだ。持ち上げた両の掌も、肉体を包む次縹の着流しも、足にぴたりと収まる下駄も。懐かしいとすら思える感覚に、男は小さく苦笑した。
    4903

    lunaarc

    MOURNINGバレンタインで失恋して部屋を出たら晴信さんに会って、察せられて泣いちゃったところを追いかけてきた(タケルに言われて)伊織が目撃する伊ぐだ♀
    …のつもりで書いてたんだけどたぶん最後まで書ききれないと思うのでここまで。

    伊織いないけど伊ぐだ。晴信とぐだ子は×じゃなくて+(兄妹みたいな感じ)
    サムレムはコラボしか知らない+第一部と1.5部ちょっとしかやってない知識量のマスターです
    どうやって部屋に戻ったんだろう。腕いっぱいに抱えた仏像を棚に並べて、立香はしばし立ち尽くす。
    わかってはいた。一緒に駆け抜けた偽の盈月の儀の最中、ことあるごとに、傍で見てきた。
    片方が記憶を失っていても、あの二人の絆は強固なものであると。その間にぽっと出のマスターが割り込むなんてもっての外だと。わかっていても。
    「……はぁ…」
    それでもやっぱり、寂しい。
    そのやりとりを微笑ましいと思っていたのは確かだ。戦闘時には抜身の刃の化身のような鋭さを持つ青年の雰囲気が、彼の相棒が一緒だと柔らかく変化していく。それを見ているだけで十分だと、最初はそう思っていた。
    ただのマスターとサーヴァント。その垣根を超えるような接触をしてきた者は他にもいた。けれど立香はそれでもマスターでいられた。一人の人間としてではなく、サーヴァント全員のマスターとして。そうあることが自分の存在価値なのだと割り切っていたからだ。
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