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    あべっち

    @abe_taruru

    @abe_taruru
    ゼンゼロに沼った出戻りロートル
    あれこれリハビリ中 🔦右

    うぇぶぼもあるよ
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    あべっち

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    イライラするんだよ 悠イト
    成立前 フォロワーさんの呟きに影響されている

    「ライトさん 仕事の話があるんで
    メール確認して下さいね」

    カリュドーンの子に郊外での協力を依頼する時は
    だいたいこの人が来るけど なんかこう…見てると
    モヤモヤするというか イライラするというか
    五体満足のくせに贅沢なんだよ
    まあ直接言ったりはしませんが


    「個室だから別にいいけど せっかくお高い店
    なんだから いいもの頼もうとか思わないの?
    経費で落ちますけど」

    「テーブルマナーに自信がないもんでな
    食い慣れた物の方がマシだろう」

    5段重ねのハンバーガーにかぶりついた瞬間
    中身がズレて溢れそうになっている

    「ああ言わんこっちゃない!世話焼かせないでよ
    大人なんだから」

    床に落ちるのは阻止出来たようだが
    頬にべったりとソースが付いてしまっている

    「……顔。付いてるよ」

    ナフキンで拭ってやると不思議そうな顔でこっちを見ている

    「あんたは俺の事が嫌いなんだと思ってた」

    「…別に あなたぼんやりしてるから放っとけないだけ」

    「絶対焼肉の時 人の肉焼いてるうちに
    自分の肉が無くなってるタイプだろ」

    「確かに鍋奉行とは言われるけど」

    「――優しいんだな 俺なんかの面倒まで
    見てくれるなんて」

    俺 な ん か っ て 何 だ よ
    あ゙ーちんちんイライラする
    この人自己肯定感低過ぎ 別に僕優しくないし
    自分の手が届く範囲しか面倒みないもん

    噛み付くようにキスすると あっさり唇が開いて
    僕の舌を受け入れた さっき拭ったソースの味がする

    「抵抗しないの」

    「あんたはいい仕事相手だ 恩がある」

    「それとこれとは話が別でしょ」

    「俺はこういう返し方しか知らないから」

    「おたくのチーム そういうサービスもしてるの」

    「馬鹿言うな 大将達は関係ない」

    「相場どのくらい?」

    やめろって言っても無駄なやつでしょ
    自傷とセットのやつ だったら僕が――

    「……いらない」

    「あんたから金取ったら 首吊りたくなりそう」

    「……本気だったらいいのかよ」

    「あんたが?俺を?何をバカな」

    「あなたは惨めでも卑しくもないし綺麗だよ」




    「………………バカじゃないのか」

    トマトみたいに真っ赤な顔で言われても
    全然怖くないんだわ

    「かわいいね ライトさん」

    『す  き』

    口の動きを読み取ったライトさんが
    目を白黒させている隙に唇を奪ってやる
    あなたじゃないと鎮まらないよこのイライラ
    責任取ってよね


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