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    6rokurock9

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    6rokurock9

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    俺がお前でお前が俺で、あの日の君は眩しくて
    麒麟893パロ・輝十

    #八悪ピカレスク
    eightEvilAngels

    十「カチコミ用の道具……ネイルハンマーとかで良ければホームセンター行ってきますが」
    道「チャカに決まってるだろ」
    十「は?ヤクザじゃあるまいし。なんでそんなものを」
    道「うちは立派なヤクザです〜💢」
    十「は?どうせ自称でしょ」
    道「まだそんなこと言ってんのか。やっぱこいつ拾っといて良かったな……」
    十「そもそもそんなものホームセンターに売ってないでしょう」
    道「誰がその辺で済ませろと言った。都会の方に卸してる奴がいる。そいつのところ行って買い付けてこい」
    十「え〜九道さん行かれては?」
    道「組長がチャカ買いに行く組が何処にあるんだよ💢一発でお縄だわ」
    十「まあ行きますけど……あっ泊まりでいいですか!」
    道「日帰りじゃボケ」
    十「ケチ( `皿´)」
    道「車で行ってこい」
    十「どれ使っていいですか」
    道「余ってるハイエース乗ってけ。50丁は欲しい。あと木刀とドスと弾と……1丁30万に値切らせて1500万、2000万あれば足りるか」
    十「そんな大金を出すんですか?本当に?」
    道「………まあ。うん。大事なことだから」
    十「本当に???」
    道「うん。コルトは新品で30万が底値だからな。絶対値切ってこいよ」
    十「相手がその値段提示してきたらその値段で買いますよ」
    道「値切ってこい💢」
    十「じゃあご自分でどうぞ💢」
    道「チッ💢お前の美貌で色々使えるだろ」
    十「は?美貌?頭の方イカれました?」
    道「さっさと行け蛮族💢」
    十「チッ!💢」

    十「(ハイエース乗ってETCカード入れてる)」
    道「(見送りに来た)金足りなかったら身体で払ってこい。いいな」
    十「分かりましたよしつこいな。皿洗いでもしますよ💢」
    道「……まあいいや。その場合は泊まりでいいぞ」
    十「(  ・᷄ὢ・᷅  )?」

    十「(日が暮れてからやっと着いたけど待ち合わせの場所が繁華街すぎて停めるところがない)コインパーキングしかないか……高っ!?20分200円!?……その辺停めたらダメか……(諦めて駐車して)」
    (スマホに連絡入った)
    十「はい」
    松『明智の電話か』
    十「はい。どちら様ですか」
    松『松永だよ』
    十「ああどうも!今着きましたがどちらにいらっしゃいます?」
    松『すまん、ちょっと時間ずらしてもらえるか?』
    十「え?何かありました?」
    松『いや今日警視総監どもの特別警戒の視察があるの忘れてたわ。あの面倒な奴らが雁首揃えて練り歩くから近寄りたくないんだよね』
    十「はあ」
    松『視察はすぐ終わるけどサツがしばらくうろつくから、うちの店来て飲んでろよ。場所分かるか?』
    十「はい、えっとドンファンって読むんですかコレ」
    松『そそキャバクラな。女の子つけてていいぞ』
    十「あ、大丈夫です。それじゃあ後ほど」
    松『ばははーい( ・ω・)ノ』
    十「(ピッ)駐車料金……」

    十「(店にやって来て)」
    店「いらっしゃいませ」
    十「失礼します!長蟲のものですが(クソデカ大声)」
    店「っ……話は聞いておりますのでこちらへどうぞ!」
    十「どうも!(一番奥のボックス席に通された)」
    店「先にビールで宜しいですか?」
    十「いえ、烏龍茶を」
    店「えっあ、はい」
    十「は〜……キレイな装飾だな……(田舎者丸出し)」
    店「烏龍茶とサービスの乾きものです」
    十「どうも。はあ〜……(まだ店内を見回してる)」

    ?「……(端のボックス席にいたキツネ顔のイカつい男が近づいてきた)」
    十「?……なにか」
    ?「その鞄、何が入っているのか聞いても?」
    十「……大したものは」
    ?「なら拝見してもいいですね」
    十「いえ、止めてください」
    ?「隠すのは怪しいですね。その鞄、大分使い込んでいるとはいえ物はいいものだ。失礼ながら服装のランクと合わない。盗品では?」
    十「違う!失礼だぞ」
    ?「じゃあ何が入ってるんですか」
    十「それは……」
    ?「(ばっと鞄を奪って)」
    十「っ!止めろ!」
    ?「シー……暴れて困るのはそちらですよ」
    十「だがっ……」
    ?「確認するだけです。中身がなんであれ構いませんとも(ガバッと開けて)」
    十「よせっ(金を見ら……っ!)」
    ?「…………」
    十「……?」
    ?「(鞄を開いてみせると大量のうなぎパイと重さを出すための石が入ってる)」
    十「……………………(すべてを悟った)」
    ?「お返しします……何かの宗教ですか?」
    十「…………そうです(FXで金を溶かした顔)」
    ?「……良い信仰ですね(慰めるように十の背中を撫でて)」
    松「よーう!よく来たな若いの!」
    十「(FXで金を溶かした顔)」
    松「どうした?……おい何かしたのか?」
    ?「してません、客来るなら先に言ってください。無駄足です」
    松「なんでアンタに何でもかんでも報告するのよ」
    ?「……(細い目を更に細めて睨みつけて)」
    松「……分かったよ。帰んのか」
    ?「もう視察も終わった頃だ。これ以上は怪しまれる」
    松「ん」
    ?「(十を一瞥して)失礼しました。うなぎパイ楽しんで(さっさと立ち去り)」
    十「……石詰めてまで……俺は何を運んで……」
    松「お前なんでうなぎパイ持ってんの?」
    十「(FXで金を溶かした顔で松を見て)」
    松「(察した)マジか……www九道組長マジか……www」
    十「あのクソハゲッッッ……!」
    松「もうwwwダメ腹痛い……ッwwwうなぎパイwww運んできた……www」
    十「糞がァ……」
    松「分かった分かったwww何とかしてやるwww愛しい九道組長が世話してる若い奴のためだ。ジジイに任せとけwww」
    十「本当ですか!ありがとうございます!何でもします!」
    松「バカタレ。その言葉はこの街では絶対言うな。特にこの業界では絶対にだ」
    十「(  ・᷄ὢ・᷅  )は?何故?」
    松「……こりゃ大物が来たな。まあゆっくり話してやる。今日泊まりだろ。おい酒持ってきてくれ!」
    十「いえ、日帰りなんで。あと車なので酒は結構です✋(  ˙-˙  )」
    松「はぁ!?今から帰るのか!?朝になっちまうぞ」
    十「( º言º)……日帰りと言われたので……ッッッ!」
    松「んだよ話聞けると思って楽しみにしてたのに……」
    十「私も名残惜しい……」
    松「まあ仕方ねえや。お届け物もあるから早いにこしたこたぁない。用意してやるから持って帰れ」
    十「はい……」
    松「しょぼくれんな。次の休みにでもまた来い。連れ回してやる」
    十「ありがとうございます!オイオイに行きたいです」
    松「オイオイってなんだよ」
    十「あるじゃないですか。OIOIってデパート。うちの近く無いんです」
    松「……マルイのこと?」
    十「!?あれOIOIってマルイって読むんですか!?」
    松「っ……!www……!www……!(腹筋崩壊した)」
    十「どこをどう読んだらマルイに!?ローマ字でオイオイでしょ!?」
    松「ヤメテ……シヌ……www!」

    松「(ひとしきり笑って汗だくで十の烏龍茶飲んで)お前マジでふざけんなよ……吐くほど笑っただろ……www」
    十「(  ・᷄ὢ・᷅  )ふざけてません」
    松「あーダメ超面白ぇ。電話番号変えんなよ。何かあったら個人的に連絡していいから」
    十「(  ・᷄ὢ・᷅  )分かりました」
    松「拗ねんなよwwwまぁとにかく、この裏のコインロッカーにでも行ってみろ」
    十「はあ」
    松「そこで何があるかは『俺は』知らんが、いいものをくれる『奴』がいるかもしれん。俺は知らんけど」
    十「(察した)……分かりました」
    松「礼にうなぎパイでもくれてやれ。道中『食うなよ』。今回はお前の顔に免じてやる」
    十「……分かりました。ありがとうございます」
    松「石は記念に貰っとくわwww面白すぎるからwwwおーい飾っといてくれwww」
    十「ええ美濃産の石です( º言º)」
    松「ファーwwwwwwwwwwww」

    十「(かなり軽くなった鞄を持って店を出て裏手に向かい)」
    男「(コインパーキングの傍にボロボロの格好をした男が立ってる)」
    十「あの、」
    男「(鞄を寄越すように手を出して)」
    十「(鞄を渡して)」
    男「(中を確認して)あのさ」
    十「はい」
    男「うなぎパイ旨いよね(*´ω`*)」
    十「……皆様でどうぞ」
    男「アンタ車?」
    十「はい、近くのコインパーキングに停めてます」
    男「横の駐車場まで持ってこいよ。持ち歩けないから後ろに積んだ方がいい」
    十「あ、じゃあ今とってきます」

    十「(裏道を通ってコインパーキングまで戻ろうとしたらちょっと迷った)(; ・`д・´)……むむ……?こっちだよな……」
    男「……おいっ聞いてんのかよ(男の怒鳴り声)」
    十「?」
    男2「だから笑っただろって聞いてんだよ(べろべろに酔ってる)」
    青年「笑っていないよ」
    男3「なんだよその言い方」
    男2「馬鹿にしてんのか。してんな?してるわ」
    青「していないから、もう帰りなさい」
    男1「んだコイツ(青年の頭を小突いて)」
    青「……。やめなさい」
    男3「大人に対する口の利き方が……ッ!?」
    十「(男3の髪を掴んで後ろに引っ張り)何をしているんだ」
    男1「は、」
    十「絡むな。酒は楽しく飲め」
    男2「なんだよお前……」
    十「酒は、楽しく、飲め(鼻キスの距離でメンチ切る)」
    男3「っ〜〜〜!(髪がブチブチ抜けて痛い)」
    男1「なんだよ……(怖くなって離れて)」
    男2「(一緒に離れて)」
    十「おい待て」
    男1「っ!」
    十「(男3を引きずって連れてきた)友達を忘れているぞ」
    男1・2「……」
    青「……」
    十「それと、謝れ。その子の頭を殴ったな」
    男2「は、?」
    十「人に酷いことをしたら謝るんだ(鼻キスメンチ)」
    男1「(青年に向かって)……あの、すみません、でした」
    青「いいよ」
    十「うん、二度としないように」
    男12「(髪の毛抜かれた男3を連れてそそくさと離れて)」
    十「大丈夫か」
    青「うん」
    十「子供がこんなところにいたら危ないぞ。お母さんはどうした」
    青「お母さんって。もう成人だけど」
    十「20そこらだろ」
    青「うん」
    十「子供だ。送ってやる」
    青「いいよ」
    十「さっきみたい酔っ払いに絡まれたらどうする。危ないんだぞ(青年の肩を抱いて)」
    青「……(まあいいかと着いていき)車?」
    十「いやタクシー拾う。この辺拾えるか」
    青「……大通りまで行けば」
    十「あっちかな(人混みの中、青年を守るように身体を引き寄せて歩いて)」
    青「……」
    十「(手を挙げてタクシーを止めて)初乗り500円!?都会高いな……ほら乗って」
    青「(2人座れるように奥に詰めて)」
    十「(乗らずに1万円札渡して)」
    青「(どさくさに紛れてホテルに連れ込むチンピラかと思ってたので目をぱちくりさせて)」
    十「足らない?」
    青「乗らないの?」
    十「乗らんよ。余ったら小遣いにでもしていいから」
    青「……運転手さん、○○の住所って」
    十「(住所を聞かないように耳を塞いで)」
    青「(住所を聞かないようにする素振りに、心底驚いて)すまない、やっぱり降ろしてくれ(チップに数千円置いて降りる)」
    運「あ、はい」
    十「は?」
    青「(窓を覗き込む十を押しのけて)腹減ったな。飯でも食おうか」
    十「いやお前子供が……」
    青「オジサン守ってくれよ」
    十「は?いや俺帰らないと……」
    青「名前はなんて言うんだ」
    十「……明智だけど」
    青「下は」
    十「十己(とき)」
    青「十己、俺とご飯食べようか」
    十「だからダメだって。帰りなさいよ」
    青「……」
    十「……飯食ったら送るからな」
    青「うん」
    十「……名前は?」
    青「輝(あきら)。なあ十己、俺はお前がとても気に入ってしまったよ」
    十「……輝、くん。それはまあ、ありがとう。……まあいいか(優しい口調から唐突に傲岸になったけど気になるのは自分の器が小さいからだと言葉を飲み込み)」
    輝「何か食いたいものはあるか」
    十「(懐事情と輝の若さを考えて腹一杯食えた方がいいかと思い)……ラーメンとか」
    輝「いいぞ。どこだ」
    十「どこにあるんだ……?(スマホで探して)」
    輝「……(それとなく辺りを警戒してる)」
    十「……あっいかん!その前に荷物!輝、くん。待っててくれるか。すぐ戻るから(コインパーキングに駆け足で向かい)」

    εε=(((( ・ω・)εε=((((Σ(´Д`;)

    輝「(着いてくる)」
    十「待ってろって!」
    輝「なんだ。俺を1人にするのか?危ないじゃないか」
    十「うん……(輝の背後に『絶対逃がさん』という超太ゴシック文字が見える気がする)」
    輝「それともやましいことが?」
    十「いや別に……」
    輝「じゃあ連れて行け」
    十「……分かった(荷物受け取るだけならいいかとコインパーキングに向かい)」
    十「(ハイエースの助手席に輝を乗せて繁華街の外側から回り込んで駐車場まで向かい)」
    輝「シートが硬くていいな(作業車に乗ったこと無いので楽しい)」
    十「乗ったことないのか」
    輝「無い。エンジン音もうるさくて面白い」
    十「ええ……?面白いか……?」
    輝「どこに行くんだ」
    十「ちょっとな……」
    十「(人混みにノロノロ運転だったがやっとこさ着き)ここで待ってろ」
    輝「ああ(ハイエースを降りてコインロッカーの方に向かう十をじっと見つめて)……」
    男「?……(助手席に誰か座ってるのを見て)ちょっと待ってろ(路地に入って何やら電話してる)」
    十「•́ω•̀)」
    輝「……(どこかに電話して)」
    男「(戻ってきて一番下のロッカーから黒い大容量トランクを取り出して)後ろ開けて」
    十「(リアゲートを開けて)」
    男「2つな(トランクに毛布を巻いて積み込み)」
    十「分かりました」
    男「戻るまで開けるなよ」
    十「は?」
    男「じゃあ」
    十「どうも……•́ω•̀)」
    男「……(かすかに震えて俯いてる)」
    十「(運転席に戻り)悪かったな。行こうか」
    輝「なんの荷物だ」
    十「大したものじゃない」
    輝「分かった。当ててやる。違法銃だろう」
    十「そんなわけないだろ。大人をからかうんじゃない」
    輝「そうだよなあ(ニッコリ)」
    十「(心臓飛び出るかと思った)」
    輝「あ、」
    十「(今度はなんだ)」
    輝「(窓の外を見て)……ちょっと今出るのはやめとくか」
    十「?(外を見ると警察官が至る所でウロウロしてるのを見て)……視察とか言ってたな(早めに出たい)」
    輝「警視総監が居なくなったから大慌てで捜しているんだろう。マスコミに見つかったらこれでもかと言うほど叩かれるからな」
    十「•́ω•̀)」
    十「居なくなったのか?」
    輝「ここに居るからな」
    十「•ω•̀)……まさか!?(後部座席を覗くが誰も落ちてなかったので安心して)」
    輝「俺だ」
    十「•́ω•̀)」
    輝「驚いたか」
    十「いやまったく」
    輝「肝が据わっているな」
    十「テレビの会見で見たことがあるからな。かなり年配の男だったしな」
    輝「いつ見たんだ」
    十「年末だから……半年くらい前?」
    輝「なるほど。その後代わった可能性はないのか」
    十「……人をからかうのは良くないぞ」
    輝「そうだな」
    十「その警視総監ドノがお忍びで逃げ出して酔っ払いに絡まれたんじゃ格好つかんだろ。……やっぱり送る(シートベルト締めて)」
    輝「あ、」
    十「もういい」
    輝「……楽しそうだな(近くにゲームセンターで遊ぶ若者を見て)」
    十「ゲーセンか。警視総監ドノは遊ば……遊ぶ暇なんかないか」
    輝「ない。行ったこともない」
    十「うちの近くのは古いアーケードしか無かったがさすがに都会のは景品もあってすごいな……」
    輝「…………」
    十「……(はー……とため息ついて)ちょっと待ってろ(とぼとぼと車を降りてコンビニに向かい)」
    輝「?」
    十「(ガサガサと袋を持って帰ってきた)ん、(袋からニット帽を取り出して)」
    輝「なんだ」
    十「警視総監が出歩いてたら騒ぎになるんだろ。……それ被って行くぞ」
    輝「……(すぽんと被って)」
    十「あと弁当(ガサガサと牛丼とカツ丼、お茶を出して)外で食うとバレるからここで食ってくか」
    輝「……(カツ丼開けるとおかずとご飯が別になってた)これ飯無しか?」
    十「下にあるんじゃないか?(カパッと開けて)ほら」
    輝「おお」
    十「(牛丼開けてガッツリ食べ)」
    輝「(真似してカツ丼にがっつき)」
    十「ゲーセンの他にも、警察のお偉いさんに悪い遊び教えてやるか( •̀∀•́ )✧」
    輝「なんだ。無抵抗な人間に対する私刑(リンチ)か」
    十「怖すぎるだろ。本当に悪いことじゃないか……」
    輝「じゃあなんだよ」
    十「バッティングセンターとカラオケ」
    輝「そうか(すごい健全な遊びだなと思ってる)」
    十「こんな夜中に遊び呆けて悪い警視総監ドノだ( •̀∀•́ )✧」
    輝「そうだな(成人なんだがな)」
    十「黄金の左打ちを見せてやろう( •̀∀•́ )✧(楽しくなってきた)……と、その前に(スマホをポチポチ打って九道に『明日帰ります』と一言打って送信)……よし終わり!食ったら行くぞ!」
    輝「うん」


    道「(十からのメールを見て顔色が変わり)…………(ゆっくりと龍八の部屋に向かう)」

    龍「zzz……(自室のベッドで大の字になって寝てた)」
    道「(扉をゆっくりと開けると光が一筋射し込み)」
    龍「……ん、……何……」
    道「(部屋に入り、後ろ手に鍵を閉め)」
    龍「ん?なに、(異様な雰囲気に気づいた)」

    道「(低く、欲を孕んだ声で)龍八、」
    龍「ッ……、な……(飛び起きて後ずさり)」
    道「……父さんだよ」
    龍「え、な、待っ(殺気ではない、下卑た劣情を感じてぶわり、と全身に鳥肌を立たせ)」
    道「龍八……!(怯える龍に飛びかかり、力づくでベッドに押し倒した)」
    龍「っやめ、〜〜〜〜ッ!!!」


    十「アッハッハッハッハッ!🍺ヾ(*´∀`*)ノ(コンビニで買ったビール片手に繁華街をフラフラ歩いて)」
    輝「このリンゴのワイン旨いな!(°∀°)/🍾✧」
    十「どれ🍾ヾ(*´∀`*)ノ(輝のを奪ってごくごく)旨いっ!」
    輝「あ、ビールくれ✧ 🍺(°∀°)/ ✧(関節キスも気にせずごくごく煽って)気抜けてるwww」
    十「あ〜楽しいな〜なんたって街が明るい!歩くだけで楽しいってなんだよ都会〜!🍺ヾ(*´∀`*)ノ(へべれけになってる)」
    輝「ちゃんと歩けてないぞ🍾(°∀°)ほら、(腰を抱いて)」
    十「ンゥ?ヾ(*´∀`*)ノなんだよ〜(輝の頭に抱きついてウリウリ)可愛いやつめ〜」
    輝「はっはっは!✧ (°∀°) ✧」
    十「弟できたらこんな感じなのか〜よし、今日から俺が兄貴だ!ヾ(*´∀`*)ノ」
    輝「ん?それは困るな✧ (°∀°) ✧」
    十「なんでぇ〜↑↑↑?輝、兄貴って呼んで〜↑↑↑?ヾ(*´∀`*)ノ」
    輝「ダメだ。部下にするからな✧ (°∀°) ✧」
    十「ヒュー警視総監ドノ〜一生着いていきま〜す🍺ヾ(*´∀`*)ノ」
    輝「その言葉、絶対に忘れるなよ」
    十「忘れませ〜んヾ(*´∀`*)ノこの国が良くなるためなら俺は何だってしますよ〜」
    輝「ほう。『何でも』するんだな?」
    十「当たり前でしょ〜本当は自衛隊か警官になりたかったけどままならないもんでね〜ヾ(*´∀`*)ノ」
    輝「なら話は早いな。俺の部下にうってつけじゃないか」
    十「警視総監なんてガキの頃からの憧れですよ〜ヾ(*´∀`*)ノこんなこと日頃から言ってるから手に負えなくてヤクザに預けられるんだな〜困ったもんだよ明智はよぉ〜ヾ(*´∀`*)ノ(ぐでんぐでん)」
    輝「ヤクザにしておくには惜しい男だ。早く足を洗わせないとな」
    十「え〜九道さんケチだから手放してくれないかもな〜ヾ(*´∀`*)ノ」
    輝「俺を誰だと思っている?」
    十「せーの……」
    十輝「「警視総監だ〜!ヾ(*´∀`*)ノ✧ (°∀°) ✧」」
    十「(ガクンと倒れ込んで電池切れ)むにゃ……(*¯ω¯*)」
    輝「……可愛いやつだ(大男の十をヒョイッと担ぎあげてスタスタ歩き)」

    輝「(スマホ片手に電話かけて)ああ、車は押収しておけ。後ろに面白いものがあるぞ。例のコインロッカーも封鎖だ。松永に関わる痕跡は徹底的に洗い出せ。それとこれの身元を……さすが俺の愛しい英一だ。これからか?戻らんよ。せっかくだ、可愛い男に悪い遊びを教えてやるとしよう(ラブホを見上げて)」
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    MEMO俺がお前でお前が俺で、あの日の君は眩しくて
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    十「は?どうせ自称でしょ」
    道「まだそんなこと言ってんのか。やっぱこいつ拾っといて良かったな……」
    十「そもそもそんなものホームセンターに売ってないでしょう」
    道「誰がその辺で済ませろと言った。都会の方に卸してる奴がいる。そいつのところ行って買い付けてこい」
    十「え〜九道さん行かれては?」
    道「組長がチャカ買いに行く組が何処にあるんだよ💢一発でお縄だわ」
    十「まあ行きますけど……あっ泊まりでいいですか!」
    道「日帰りじゃボケ」
    十「ケチ( `皿´)」
    道「車で行ってこい」
    十「どれ使っていいですか」
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    十「そんな大金を出すんですか?本当に?」
    道「………まあ。うん。大事なことだから」
    十「本当に???」
    道「うん。コルトは新品で30万が底値だからな。絶対値 8329

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    MEMOパパといっしょ!
    【R18】麒麟893パロ・三淵と愉快な明智家(お父さんを除く)
    ‎たま『今日はパパがクマさんオムライス🐻🥚作ってくれました(ノ*°▽°)ノご飯の部分がクマさんで、卵がお布団です!お父さんにも食べてほしいので、冷蔵庫にとってあります٩(๑>∀<๑)۶』
    ‎十「……『美味しそうだね。ありがとう』(ピポ)(1人でこれを食べる未来が見える……)」
    岸『お疲れ様です。今日は4人でホームセンターに買い物に来ています。パパが車を出してくれたので、ビールやお米も沢山買えました。冷やしておくので飲んでください』
    十「……『ありがとう、楽しみに帰るよ』(ピポ)(俺はこのビールを最後まで泣かずに飲み終わる自信がない……)」
    熙『お疲れ様🥰今日、3人はディズニーシーに行ってます。私はお留守番しています。お父さんにお土産も買ってきてくれるとの事だったので、楽しみしてください😋』
    十「待って」
    熙『ごめんなさい、やっぱり三淵パパさんの勧めで私も付き添いすることになったので、お土産買ってきます😅』
    十「マッテ!」

    英『(ピポ)なんです。レストランの予約時間なので手短に』
    十「あのっ……クッ……パパ……ッ!」
    英『気色悪い』
    十「いつも家族がお世話になっております…… 3400

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