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    karanoito

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    karanoito

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    メイン6人+貴&橋 30日CPチャレンジ

    Cosplaying ─コスプレ

    仁「えーと何々、本日のお題はコスプレ……だってよ」
    千隼(以下千)「質問ー、コスプレってなにー」
    貴文(以下貴)「キャラクターの衣装を着てそれになりきるプレイの事、だそうだ」
    橋本(以下橋)「あー、時々写真撮影してるアレか。ウチの学校にもいるよな」
    遼「要するに着せ替えゴッコかよ。はー、だり」
    吉田(以下吉)「そういうお題は文じゃなく絵の方がいいんじゃないのか?」
    先輩(以下先)「絵が描けないから仕方がない。察してやれ」
    仁「それ一番思ってるの筆者だから、新に着せたいの一杯あるって涙飲んでるから」
    新「嫌な予感しかしないんだが」
    仁「いいからいいから。はい、取りあえずコレ」
    遼「赤っ」
    新「制服か?(……よかった、割と普通だ)」ホッ
    仁「最初だから軽めのジャブからな。はい、キーボード持って」
    新「弾けない」
    遼「持ってるだけでいいんじゃねーの?」
    仁「本当は格好だけでいいんだけど、コスプレだから一応ね。筆者もコスプレ分からないからまあノリで」
    千「はいはーい、戦場にパスタは出ますかー?」
    新「ちはやのそれは軍服か?」
    千「うん、同じ子犬系だからって。おれシュワルツェネッガーがいいなー」
    仁遼新(絶対似合わないな……)
    橋「安らかに眠れ……なーんてな!」
    貴「原色の赤が目に痛いな。お前にはこっちの方がいいんじゃないか?」
    橋「どれ? 救児院の兄貴か、あー確かに。キャライメージ優先してるから蓋を開ければ似合ってない方が多くなるよな、きっと」
    先「……(まだ黒い方がマシか)」白タイツと黒いマントを見比べて
    新「『僕はアイドルになんか興味ありませんけど』……これ制服じゃなかったのか」
    仁「見事な棒読み。けどやっぱコスは似合うなー」
    新「君も着替えたらどうだ」
    仁「俺のイメージこれだからさ、ちょっと勇気いるなーって」
    新「発展世界の赤毛の神子……中身は確かに君だな」
    遼「残 念 だ っ た な! ……コイツすげー中二入ってんぞ。恥ずい」
    新「パラケルススを嘲笑う謎の英国エージェント格好いいじゃないか、遼に合ってるぞ。金髪繋がりで雷帝もしないか?優しい所も君に合ってると思う」
    貴「じいさんの代わりに俺がなってやるよ。……ちょっと待ってくれ、俺のイメージと180度かけ離れてるんだが」
    橋「本当だ、しかも幼少期。貴文に弓道着着せたかったけど、とっさに弓キャラ思い浮かばなかったってさ」
    貴「まだ、文学少女の無口な弓道部の少年の方が合ってるだろうに」
    橋「それ考えたんだけど台詞が出て来なくてさー」
    吉「……僕よりお前たち二人の方が目立ってるよな?」
    先「人選が偏るのは仕方ない」
    新「吉田先輩にはこれとかどうでしょうか」
    吉「どれだ? 雪国の死霊使い……僕との共通点眼鏡なだけじゃないか。別にいいけど」
    遼「違うだろ先輩、そっちじゃなくてこっち。悪の科学者でヘタレ眼鏡の方だろ」
    新「ああ、確かに」
    吉「お前たちは僕を何だと思ってるんだよ……でもこの空飛ぶ椅子は便利そうだな」
    橋「貴文ー、お前に合いそうな眼鏡の袴キャラ思い出したってさー。眼鏡が本体なのも一緒」
    貴「眼鏡が本体と言うんじゃない。ってまた俺か!」
    仁「和風好き(偽)だし、よっぽど弓道部がツボったんだろ。よかったなー貴文?」
    新「君の衣装はまた何とも言い難いな」
    仁「そう? この羽織俺好きだけどな、ダルダルしてて。愛してるぜー☆」
    新「ポーズ付けてその台詞は止めてくれ、破壊力が増す」
    先「悪いが手は抜けんぞ」
    橋「ああ、俺も本気でアンタと戦う」
    千「わあ、着物で一騎打ちやってるよ。二人共武士って感じでかっこいいねー! ね、あらた」
    新「先輩、かっこいい……」
    仁「俺との扱いの差ひどくない?」
    新「何を。君はそういうキャラだろう?」
    仁「冷たくされるとオレ様泣いちゃうから」
    新「演じるなら着替えてからにしろ、このアホ神子」
    仁「あれは勘弁して……」



    仁「薄幸の美少年剣士。やっぱりコレは押さえとかなきゃなー」
    新「……これは先輩に」ピンクのマントと白タイツを隣にスライドさせる
    先「俺はこっちでいい。……馬鹿の一つ覚えだな」
    仁「さすが、齢13にして魔王の異名を授かってるだけあって、偉そうな言い回し似合ってますねー先輩?」
    先「そうか。ならそっちはお前が着ればいい」ピンクのマントと白タイツを指差す
    新「君なら王子ルックも着こなせるんじゃないか? ほら」
    仁「キャラじゃないし。自分たちが着たくないからって押し付けんの止めてくれよ。次はこっち」
    新「……乗馬服?」
    仁「違うけど戦場で騎馬もするらしいな(伝聞)、刀繋がりって事で。お前にピッタリだろ?」
    遼「アンタ、とことんこういう系統だよな。たまには違う路線で攻めてみろよ」
    新「そうだな、たまには俺も君みたいにビシッと決めてみたい」
    先「お前はやり出すとキリがないから割愛させてもらってる。似合う似合わない以前に、目に映る物全てを順に着せたい程、欲求が溜まってるからな、百着は軽い」
    新「……さすがにそれは面倒ですね」
    先「そこまで茶番に付き合いきれんし、文字を打つのもそろそろ面倒になって来ている。根気がないからな、終わりも近い」
    新「まだ全然文字数余ってますけどね」
    先「埋める場合、お前のワンマンファッションショーになるが」
    新「仁、このキャラはどういう性格なんだ?」聞かなかった振り
    仁「んーと、品行方正な優等生タイプ(あくまで伝聞)? 取りあえずこの名前連呼しとけは許されそう。あと丁寧口調で」
    新「名前を呼んでいいのか?」
    仁「あ、NG出てる。じゃ着るだけで」
    千「おれも着替えよー。あらた、次お揃いにしようよ」
    新「わかった」
    先「ちょうど双子の衣装がある」
    新「……あの、それどう見てもスカートと言うか……片方はパンツルックだけど」
    先「気にするな。双子のアンティークドールだそうだ。お前がジョウロの方でそっちが鋏だ」
    千「はい、あらたはこっちだって」
    新「ちょっと待ってくれ、ちはやはいいのか? これ女装……」
    千「今時、女装くらい珍しくないし、姿が見える訳じゃないから全然気にならないよ? あらたはおれとお揃い嫌なの?」
    新「これはお揃いと言うのかどうか……」
    仁「バッテリー切れるから早くしてくんない?」
    新「待て。いつからカメラを回していた?」
    遼「未来編の科学者だってよ。アンタにピッタリのヘタレ眼鏡がいるじゃねーか」
    吉「僕はヘタレじゃないぞ。というか、そのキャラの認識はそれで正しいのか?」
    先「そろそろ収拾が付かなくなって来たな」
    貴「終わる前に、そちらの先輩に言ってほしい台詞が」
    先「生憎だが臙脂色の全身タイツ(?)を着る趣味はない」
    仁「いーじゃん、親バカ親父。弟溺愛してるアンタにピッタリだろ?」
    先「さっきからやけにつっかかってくるな」
    仁「俺、神子さまらしいし? 神子と親父って仲悪いんだよね」
    新「二人共、け、喧嘩はよくないです……っ」
    先「語尾がおしいな」
    仁「あれ、駄目ですうじゃなかった? せっかく頑張ったのに冷静にダメ出ししてやんなよ……ていうか結局、それ着たんだな」
    新「ちはやがどうしてもと言うから……」
    遼吉(背小さいからまんま女にしか見えない……)
    千「マスターに我がままを言っては駄目じゃないか。……うーん、あらたみたいな口調になっちゃうなあ」
    貴「新の幼なじみは演技が上手いな」
    橋「新があんなに立場弱いの新鮮だなー、ひょっとして千隼最強?」



    先「それでは解散だ、お前たち気を付けて帰れ」
    仁「あー面白かった。特にオチもつかず、最後までグダグダだったけど割と盛り上がったし」
    千「楽しかったね、またみんなで遊べたらいいなぁ」
    新「そうだな。……遼? どうした」
    遼「いや、まだ昇降口開いてないんじゃねーのかって」
    吉「えっ、ここ学校の中だったのか!? しかも逢魔ヶ時の世界?」
    遼「あ? 警備帽被った先輩いたし、それしかないだろうが」
    新「ちはやもいるし、創作によくある謎空間だとばかり」
    仁「ああそれで、俺の記憶ごっちゃなんだ……そうだよな、俺が知る訳ないもんな……」
    橋「つまりどういう事だって?」
    貴「朝が来るまでコスプレ続行、と言う事でいいんじゃないか?」
    仁「延長いいな、まだまだ着てないのたくさん残ってるし」
    千「いっぱいかわいいの着られるって。あらたよかったね」
    新(……もう勘弁してほしい)

    2015.3
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