ある日の1ページY視点■■■ある日の1ページ■■■
あームカつく!
アタシだってさ好きでこんな仕事してるわけじゃないんだよ?
なのにさ、"報告のための書類と確認しなくてはならない書類をお願いします"なんてリーヴのおっちゃんに押し付けられて、今3日目!!
アタシはじっとしてんのが超がつく程耐えられないっ!
「ねー!ヴィンセント、どっか連れてってよ!ヴィンセントならアタシくらい抱えてどこへでもいけるでしょ!?」
あっ!またコイツはって顔してる。
わかってるよ、馬鹿みたいな事を言ってるってことは。
でもさ、アタシだってたまには
2人っきりになりたいとか考えるんだよ?
向こうはアタシの事なーんとも思ってないだろうけど!
そんな事を思っていたら、さらにごもっともな説教されちゃったし。
結構これでも落ち込むんだよ?
アタシだって何も考えてないわけじゃないのにさっ!
そしたらアイツったら、
仕事が終わったら行ってくれるだって!!
アタシ
張り切っちゃうよ??
そんで、あわよくば今日、気持ちを伝えたいとか思うわけよ。
毎回そう思いながら
不発に終わるんだけどさ。
ヴィンセントは、アタシのコト
ちゃんと見てるのかな?
なんか言ってたような気がしたけど、アタシの事じゃない、か。
あ〜〜.早く仕事終わらせて待ってろよ、ヴィンセント!!
fin