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    キネマ

    @kinemasikinemaの駄文垂れ流し場です。
    とうらぶ、FGO、音ゲ、〆などの駄文を流していく予定。
    NL、BL、GL雑多だし、地雷原のようなとこなのでご了承お願いします。

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    キネマ

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    CBCイベの飲み会のその後を自カルデア流に…
    息をするようにサンマリと綱茨をにおわせてますので苦手な人はバックプリーズしてください。というか、サンソンと綱さんがかっこよくなくなってしまった。(二人ともにLv.100にするほどは愛があります。)

    ##FGO
    ##NL

    怪盗団作戦、打ち上げ式

    スラップスティックミュージアム。

    かくして、美術館にかざられていた聖杯は無事に回収された。
    盗んだまま別行動をしていた天草は、カルデアに戻ってきてきちんと聖杯をカルデアマスターに渡した。これまでのことや、かの聖杯大戦で参加していたサーヴァントたちから聞いていた話のこともあるため、すり替えの疑惑もかけられていたが、こちらの調べた結果、きちんと聖杯であることが証明できた。それをもって、あの事件は収束し、天草四郎率いる怪盗団は一時退団となった。
    怪盗団の一人であった荊軻は打ち上げパーティを企画し、天草四郎はもちろんのこと、シャルル=アンリ・サンソン、ボイジャー、渡辺綱も参加した(というよりかはさせられた。)。なお、カルデアマスターは仕事があったため、打ち上げパーティに参加できなかった。
    ボイジャーは早々とおねむになったのと、酒を飲ませたり、あまり遅くまで付き合わせると彼の元マスターである宇都見エリセがカルデアマスターを叱りに飛んでくるため、エリセに引き渡した。天草はセミラミスが迎えにきたため強制帰室となった。しかし、ほかの3人は二次会に突入していた。うち二人は荊軻に絡まれていて逃げ出す機会を失っていただけであるが。
    宴もたけなわと思い、マスターが様子を見に来ると・・・
    「もうつぶれたのか~?まだ23時だぞ~?ヒック・・・。」
    赤くなって酒ビンを持つ荊軻と、その後ろでサンソンと綱が杯を手放した状態で倒れている信じがたい光景が広がっていた。
    「律儀な性格が災いしたか…。」
    「う・・・うう・・。」
    「あ・・・頭が・・・。」
    「いつぐらいに倒れたの・・・?」
    「そうだなぁ~・・・。ついさっきというかなんというか・・・。」
    おそらく5分前くらいだろう。打ち上げが始まったのが18時30分だったはずなので、23時まで荊軻に付き合うことができた彼らはまぁよくがんばったほうである。ほかの酒豪なら朝まで行けるだろうが。
    「サンソン、綱さん。生きてる?」
    「な・・・なんとか・・・・。」
    「かの・・・酒よりかは・・・ましだが・・・。」
    朦朧としていると。大丈夫じゃない人は大抵「なんとか・・・」とか「大丈夫」とかいう。
    運ぶにしても、サンソンや綱は鍛えているからかなかなかに体格がいいため、カルデアマスター一人では彼らの自室に運べない。しかたがないから手伝ってもらえそうな関係者を呼ぶことにした。

    ほどなくして、サンソンの関係者でアスクレピオスとシュヴァリエ・デオン、綱の関係者で坂田金時と茨木童子がやってきた。ちなみにカルデアマスターはアスクレピオスとデオンと金時だけを呼んだつもりだったが、途中で合流したのか、茨木童子までついてきていた。
    「イバラギン、もう寝てる時間でしょ。」
    「それがよぉ、茨木が付いていくって聞かなくてなぁ。」
    金時がやれやれというポーズをとる。きっと、お腹がすいて厨房に食べ物をつまみ食いしようとしていたところで金時とばったり出会って、酔っ払って潰れた綱を一目見てからかってやろうと無理やり付いてきたのだろう。
    「ふん!綱が酒でつぶれたと聞いたら来ぬわけにはいかんだろうが!」
    「そういうことか。」
    それを聞いたデオンは呆れた顔をし、アスクレピオスは「酔っ払いをからかうとろくなことがないぞ。」とつぶやく。
    「マスター、飲み会はここで終わりだ。燕青と那咤を呼べ。」
    アスクレピオスの進言にカルデアマスターはうなづいて呼びに行ったが、荊軻は「まだ飲み足りない」と言っている。酔っ払いはアスクレピオスに任せよう。

    少しして、燕青と那咤がやってきて荊軻は回収されることになった。去り際に荊軻は
    「茨木童子~。お前思われてるな~。そいつ、ずっとお前の話しをしていたよ。」
    茨木に呂律のまわってない口でそういった。
    「な・・・」
    茨木は手足と同じくらいに顔を真っ赤に染めた。
    「にゃ・・・にゃにおう!?酔っ払いの戯言なんぞ誰が信じるものか!?」
    「うんにゃ、茨木。嘘じゃねぇぞこれ。」
    「――茨木…。」
    「おい綱!しっかりせぬと、頭から食うぞ!?」
    「はいはい、いいから茨木は兄ィの腕を俺っちの方に回してくれよな。」
    茨木は律儀に金時の言うことを聞き、だらんとした綱の腕を金時の肩に回す。
    無事に綱は金時と茨木によって連れて帰られた。

    「医者がここまで飲むか。」
    「本当だな。おい、処刑人。」
    「…うう…、マリー…。」
    「酔った口で王妃の名前を出すか。」
    「ほーう。ご所望ならば僕ではなくフランス王妃に介抱してもらうとするか。酔いも一発で覚めるだろうな。」
    「王妃にそんなことをさせられるか!!」
    さすがは華奢な体ながら筋力A。軽々と自分よりも身の丈があるサンソンをデオンは持ち上げて、彼を自室へと運んで行った。

    いつの間にやらマスター一人残される。
    「酔っぱらうと本音が出るというけれど・・・、二人は何を荊軻に言ったのだろうか。」

    翌朝、目を覚ました綱は己を運んだ金時と茨木が寝台で眠っていたことに驚いていた。そしてサンソンは昨夜の話を聞いたマリーにおかゆを食べさせられることになった。

    荊軻はしばらく禁酒令が出た。
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    キネマ

    CAN’T MAKE絶対何番煎じかしらのやつ
    なんか、私も綱&一でバディもの書きたくなったし、それで綱茨、斉+沖も盛り込んだやつ。刑事ものなんてどうやって書けばいいの?
    プロローグ
    激しい雨が降った夜のことだった。
    俺はある人に電話で呼ばれ、言われたところへ急ぐ。傘もささずに、ずぶ濡れになって。
    いわれたところに着いた。それは、とある一軒家。俺を呼んだ人の家だ。
    家は薄暗く、陰惨な雰囲気を漂わせていた。-一見、ありふれた家のはずなのに。
    ベルを鳴らすと、誰も出ない。何度も鳴らすが誰も出ない。
    「おかしいな。」
    自然につぶやいてしまった。そして、失礼承知で扉を開けると、鍵はかかっていなかった。
    これは不法侵入になってしまうだろうか。そう思いながらもまっすぐ、いざなわれるように足を運ぶ。
    歩むにつれて空気は重くなり、鉄のにおいが漂ってくる。歩くにつれてその匂いは強くなる。
    突き当たったさきの扉からは、重い空気を漂わせており、開けることに抵抗を覚えるほどの黒い気配を覚えた。しかし、開けろと言わんばかりに扉は俺を脅迫する。俺は固唾を飲み込んで扉を開けた。
    できることならば        

    しかし、希望などなかった。あったのは絶望の現実のみ。
    一人の女が血だまりの中で倒れ、その血だまりの中で少女は虚ろな目をして、だらりと伸びた右手の下には血の付いた鈍器が落ちて 586

    キネマ

    MAIKING図書館ホラーあつめ

    この小説はチャット形式・SNS形式・ちゃんねる形式・文語体が混ざった作品になっております。苦手な人はそっとじして何もなかったようにふるまってくれるとありがたいです。
    これは、とある帝国図書館横須賀分館の業務報告用チャットでのある会話から始まった騒動である。

    1. 突如鳴り響いたロック
    ×月××日 本日の日誌担当者 小林多喜二の日誌より
    「今日ビックリしたことがあったんだ。司書さんの方針変えなのかわからないけれど、館内でクラシックが流れていた。どう表現したらいいかな。澄み切った小川のせせらぎみたいに静かで流れるような曲だったよ。いい曲だな、誰が選んだんだろうか。と聞き入っていたら、突然激しい現代の楽器が使われている騒々しい曲が流れてきたんだ(司書さんに聞いたら“ハードロック”というらしい)。受験前のうとうとしていた学生も、図書館を仮眠室だと思っている中年のサラリーマンもみんな飛び起きた。けど、不思議なんだよね。司書さんに聞いたら、そんな曲の円盤は持ってないってさ。それにそもそも、図書館には放送室は無いから館内で音楽をかけるのは無理だとも言ってた。それじゃあ先に流れていたクラシックはどこから流れていたんだろうね。その日を境にぱったりと止んでしまったよ。」
     志賀:むしゃ、BGMの話、司書や館長から聞いていたか?
     武者小路:ううん、全く聞いてないよ。 4965

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    MAIKINGCBCイベの飲み会のその後を自カルデア流に…
    息をするようにサンマリと綱茨をにおわせてますので苦手な人はバックプリーズしてください。というか、サンソンと綱さんがかっこよくなくなってしまった。(二人ともにLv.100にするほどは愛があります。)
    怪盗団作戦、打ち上げ式

    スラップスティックミュージアム。

    かくして、美術館にかざられていた聖杯は無事に回収された。
    盗んだまま別行動をしていた天草は、カルデアに戻ってきてきちんと聖杯をカルデアマスターに渡した。これまでのことや、かの聖杯大戦で参加していたサーヴァントたちから聞いていた話のこともあるため、すり替えの疑惑もかけられていたが、こちらの調べた結果、きちんと聖杯であることが証明できた。それをもって、あの事件は収束し、天草四郎率いる怪盗団は一時退団となった。
    怪盗団の一人であった荊軻は打ち上げパーティを企画し、天草四郎はもちろんのこと、シャルル=アンリ・サンソン、ボイジャー、渡辺綱も参加した(というよりかはさせられた。)。なお、カルデアマスターは仕事があったため、打ち上げパーティに参加できなかった。
    ボイジャーは早々とおねむになったのと、酒を飲ませたり、あまり遅くまで付き合わせると彼の元マスターである宇都見エリセがカルデアマスターを叱りに飛んでくるため、エリセに引き渡した。天草はセミラミスが迎えにきたため強制帰室となった。しかし、ほかの3人は二次会に突入していた。うち二人は荊軻 2138

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