srdh3476 ノー人権マン/ピピピピピマイクの絵を描いています/何かありましたら☞ https://wavebox.me/wave/18ad7orvr90cz6n0/いつもリアクション本当にありがとうございます! ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 77
srdh3476☆quiet followPAST独寂です Tap to full screen (size:1378x2039).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow srdh3476DONE左寂WEBオンリー白馬神雷様で展示していた絵ですコミカライズの感想 srdh3476DONE左寂WEBオンリー白馬神雷様で展示していたイラストです srdh3476DONEARB学ヒプの世界線の左寂まんがです、左馬刻3年生/寂雷2年の担任できたら追加していきますが本当に小ネタなのですぐ終わりますスミマセン srdh3476DONEいつでも笑っててほしい srdh3476INFO新刊のオマケ(になる予定)の絵です 2 srdh3476DONEもうすぐ響良牙が令和の世にバレてしまう recommended works 🍤🍤🍤DOODLE #腐向け ひぷ #さぶじろ #独寂 たいしたものでなくてもワンクッションおきたい( )Oo。.(¦q[▓▓] 3 marushu_twDONE強い受けガチャ(https://odaibako.net/gacha/1260)さんのお題で書いた左→寂この人の手当を受けるのは何度目だろうか。 消毒液の染み込んだコットンが腕の小さな傷を撫でる。なるべく痛みがないように配慮されている丁寧な手つきは、言葉よりも雄弁に「心配」を伝えてくるから、最近は痛みよりもくすぐったさを感じるようになってしまった。 「もう、大丈夫ですよ」 少し体温の低い指が絆創膏を貼る。離れていくその手を取りそうになったが、拳を握りぐっと堪える。 (この“先生”は、誰にでもこうだ) 千手観音の腕を一本手に入れたところで、何の意味もない。 229 marushu_twDONE強い受けガチャ(https://odaibako.net/gacha/1260)さんのお題で書いた左寂ピリリリリ……と鳴り響いた高い電子音で目が覚めた。俺より先に起き出した先生が電話を取る。何度となく聞いた、病院からの緊急コール。 ラップバトルが必要ない世界になっても、神宮寺寂雷の闘いは続いている。 「はい、はい……分かりました、すぐに」 先生は電話を切りあっという間に服を着て、申し訳無さそうな顔でこちらを振り向いた。 「すまない、左馬刻くん」 「いつもの事じゃねぇか。早く行ってやれよ」 「いつも……君の優しさに、甘えてしまっているね」 「帰ってくるだろ。それだけでいい」 先生の瞳に光が灯る。マイクを構えて向かい合ったあの時と同じ、闘志の光。 「ありがとう左馬刻くん。行ってきます」 「おう」 バタン、と寝室のドアが閉まる。俺はベッドを抜け出して、いつもの煙草に火をつけた。 407 marushu_twDONE情けない攻めはかわいいねガチャ(https://odaibako.net/gacha/1462)さんのお題で書いた左寂シンジュクの近くで発生した野暮用が早く終わり、合鍵でふらりと上がり込んだ先生の家。電気が付いている割に気配が薄いと思ったら案の定、ソファですうすうと寝息を立てる先生がいた。膝の上に本があるところを見ると、読んでいるうちに寝てしまったのか。 (案外、世話が焼けるんだよな) 勝手知ったる他人の家、寝室からブランケットを取ってきて細長い体にかけてやり、本をテーブルに置く。 「んん…」 不意に漏れた吐息に、先日の甘い夜を思い出し、下腹が疼いた。 「あんまり無防備にしてると、食っちまうぞ」 聞いていないのを良いことに小さく呟く。とはいえ読書中に寝てしまうほど疲れているだろう先生に無理をさせる気はない。メシでも作っておくかとキッチンに向かう。 513 marushu_twDONEいちゃつくふたりはかわいいな(https://odaibako.net/gacha/1221)さんのお題で書いた左寂リビングのドアを開けると、ジュウ…と何かを焼いている音がした。キッチンに立つ背中に声をかける。 「おはよう、左馬刻くん」 「……あ」 白い頭がこちらを振り向こうとして、動きが止まった。フライパンの方をしばし見つめて諦めたように卵の殻を捨てたので、どうやら声をかけるタイミングが悪かったようだ。 「…おはよ、先生。悪りぃけど、パンの方頼むわ」 少し憮然としつつも挨拶を返してきた彼に頼まれた通り、トースターに食パンを2枚セットした。彼が淹れてくれていたコーヒーを机に並べているうちに、チン、と高い音が鳴る。椅子に座ると、左馬刻くんが目玉焼きの皿を持ってきた。 (おや?) 私の目の前には、いつもと変わらない、白の楕円に真ん丸の黄身が浮かんだ目玉焼き。それでは、と左馬刻くんの皿を見ると、黄身がぐしゃりと崩れた目玉焼きが乗っていた。思わず、笑みが溢れる。 444 marushu_twDONEなんか愛しいね(https://odaibako.net/gacha/2012)さんのお題で書いた左寂漂うコーヒーの香ばしい香りで目が覚めた。目の前にはスクリーンセーバーが起動しているパソコン画面。解除して書類が問題なく保存されていることを確認しほっと息をつく。ついでに時間を見ると、十数分ほどうたた寝をしていたようだ。 「起きたかよ」 左馬刻くんが呆れた顔でコーヒーカップを手渡してくれた。一口啜ると爽やかな苦味が口に広がる。相変わらず美味しいね、と言おうとしたら、急に距離を詰められ額に柔らかいものが触れた。 「赤くなってる、可愛い」 「……流石に恥ずかしいよ……」 伸びてきた前髪を留めていたヘアピンを外すと、左馬刻くんが笑う。 「嫌なら、そんな所で寝るなよ」 そう言われてしまうと、嫌ではないのが困ったものだ。誤魔化すように啜ったコーヒーは、何故か先程より甘かった。 336 marushu_twDONEこんなカプが見たかった(https://odaibako.net/gacha/2010)さんのお題で書いた左寂目を開けると、視界いっぱいに広がる菫色。指を入れて梳くとさらりと逃げていくのが気持ちよく、何回か繰り返しているとんん、と掠れた声がした。 「くすぐったいよ……」 「なあ先生、髪、切らねえの?」 なんとはなしに問いかけると、先生がころりと体の向きを変えた。指の間の菫色が逃げていく。 「好きなくせに」 蒼い目がすっと細められ、思わず言葉に詰まる。 「……よく分かってんな」 「ふふ、まあね」 敵わねえな、という本心は飲み込み、軽いキスではぐらかした。 224 marushu_twDONE男ふたりの色んなシーン(https://odaibako.net/gacha/1739)さんのお題で書いた左寂TDDのミーティングのため寂雷の家を訪れた左馬刻は、そろそろ見慣れてきたリビングに繋がる木製のドアを開いた。鍵を開けてくれた衢は、一郎と乱数はまだ来ていないと言っていた。自身も所用でしばらく自室にいるとも。 当然、リビングには寂雷一人のはずで、落ち着いた低音がいつものように「いらっしゃい」と声をかけてくると予想していた左馬刻は、ドアを開けても何も聞こえないことに違和感を覚えリビングを見渡した。半開きの襖の向こうの部屋で、椅子に座って目を閉じている寂雷を見つける。 小さな悪戯心で足音を立てぬよう近寄り端末を取り出し、カメラを起動し一つタップした。画面が瞬き、撮った写真を保存するか、と聞かれる。 (…何やってんだ、俺) 970 marushu_twDONE推しカプ、イチャイチャしろ(https://odaibako.net/gacha/3737)さんのお題で書いた左寂ピピッ、と乾いた電子音が鳴る。私の手の中の小さな機械を覗きこんで、左馬刻くんがはあ、とため息をついた。 「やっぱりな」 「私としては、いつもより調子が良いと思っていたのだけど」 顔を合わせた途端、「まだ測ってないだろ」と左馬刻くんが差し出してきた体温計の窓には、『37.8℃』と無機質な表示が浮かんでいた。 「よく分かったね左馬刻くん、医者顔負けだ」 そう言うと、左馬刻くんはまた大きくため息を吐いた。 「……先生の事だからな」 それより朝メシ作るから待ってろ、とキッチンに向かった背中を見送り、急に熱っぽさを自覚する。 (…今日は、ゆっくり休もう) ーーこの熱は、暫く冷めそうにないから。 296