おととも編
小さな部屋のなか、ベッドの前に立つユウとトモリ。
「ベッド以外に何もない部屋…!?」
ユウは〇〇しないと出られない部屋を連想し苦い顔になる。
ユウ、心の声「これはまさか……。こいつと!?」
背後でベッドを動かすトモリ。
「ベッドの下に階段がありました」
階段を見下ろす2人。
ユウは立ち尽くし、トモリはしゃがんでいる。
ユウ、少し動揺しながら言う。
「よ、よく気付いたな…」
トモリは「地下に続いてるな…」とつぶやく。
階段へ降りるトモリ。驚くユウ。
「え!?行くのか?」
あっけらかんと答えるトモリ。
「それ以外できることありますか」
驚きと呆れの混ざった顔のユウ。
「確かにそうだが…」
心の声「怪しすぎるだろ!」
トモリはスマホのライトをつけて、階段の奥を見つめている。
1990