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    おたぬ

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    おたぬ

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    巨乳❄♀バニーと貧乳❄♀バニーにサンドされる🍁

    夢の中で自らそれを夢であると認識できる夢があると聞いたことはあったが、なるほど、こういうことを言うのか、とオレは1人、それを眺めながら納得した。体に感じるそれはあまりにリアルであり、傍らにいる女性は見覚えがあるどころか、オレが愛してやまない彼女と同じ姿をしている。けれど、オレはこれを夢だと確信している。夢でなければおかしい、と。

    「彰人、どうかしたのか?」
    「何か気になることでもあるのか、彰人?」

    左右からかけられる2つの声は、まったくと言っていいほど、同じもの。
    とんでもなく広いベッドの上。オレの右側に座り、身を寄せてきていた彼女が、こてんと首を傾げる。頭が傾けられたことで、着けているカチューシャのうさぎ耳が、ぴょこ、と揺れた。同じく左側に座って、オレの腕にたわわな柔らかいそれを押し付けていた彼女も心配そうにオレの顔色を伺う。やはり頭に乗せられているうさぎ耳がぴょこりと動いた。

    (……やっぱ夢だよな)

    その光景を見て、オレは再度そう確信する。オレを左右から挟み、その肢体を擦り寄せてくる2人の美少女はどちらも同じ顔をしていた。

    銀色の瞳にそれを縁取る長い睫毛。その切れ長で涼やかな瞳の下には色香を放つ泣きボクロ。腰の辺りまである青く長い髪は指通りがよく、さらに交際するようになってからは以前より手入れを念入りにするようになったのか、出会った頃よりも艶やかさが増しており、透き通るような白磁の肌も傷のひとつもなく、指を這わせれば滑らかな感触が返ってくる。彼女は手足がスラリとしていて腰のくびれもあり全体的に細いため、肉がないように見えてしまうが、その実抱き締めるときちんと女性らしい柔らかさがあることは、オレだけの秘密である。

    と、オレの相棒であり、恋人でもある冬弥について軽く語ってしまったが、とにかく2人の女性は間違いなく冬弥と同じ容姿をしていた。そして、そのどちらもがなぜかバニーガールの衣装を身にまとっている。ただひとつオレの知る冬弥と違うことと言えば、左側の冬弥の胸には深い谷間があることだろうか。しかしそれ以外、2人に差異はない。これが夢でなければなんなのか。

    「彰人」と大きな胸を持つ冬弥がオレの名を呼び、自身のそれをオレのそれに重ねてきた。ちゅっ、と可愛らしいリップ音と共にふっくらとした唇の感触。それもオレが何度も味わってきたものと同じで、オレは彼女の腰に手を回し、口付けを深めながら体を抱き寄せる。すると、普段はない大きな乳房がふにゅりとオレの体に当たって形を変え、冬弥の胸が大きいとこんな感じなのか、と、何気なくオレがそう思った、その時。

    「あ、彰人……!」

    右側から腕を引かれ、慌てた声が耳朶を撫でた。それは右側にいたよく見慣れた冬弥で、彼女はオレの腕を抱き締めるようにして引くと、口を開く。

    「惑わされるな彰人、それはただの脂肪だ」
    「……ん?」
    「彰人の体に当たっているそれは、柔らかくて気持ちいいのかもしれないが、ただの脂肪だ、彰人」

    力強い語調で冬弥はそう言うとオレの手を取り、己の臀部へと導いて続けた。

    「脂肪を触りたいなら私のここにもある」
    「……いや、脂肪って……」

    たしかにそうかもしれないが。促されるまま、小ぶりながらもハリがあり綺麗なそこを揉みつつ、オレは様子のおかしい冬弥を見つめる。彼女はキュッと眉を吊り上げ、頬を膨らませて珍しく感情を発露させていた。

    (冬弥も嫉妬とかすんだな……)

    オレが彼女を抱き寄せたからか、キスをされたからか。それとも胸に意識を向けたからか。どれが琴線に触れてしまったのかはわからないが、どうやら冬弥は胸の大きなもう1人の自分にヤキモチを焼いているようだ。オレが他の女子と話していようが親しくしていようが気に止める様子はなかった恋人の新たな一面に、オレは驚くと同時に可愛らしいその姿に、思わずキスを送る。触れ合うそれは、やはり先ほど重ねた彼女のものと変わらない感触をしていた。

    機嫌を損ねてしまったなら拒絶されるかもしれないと思ったものの、ビクリと肩を震わせるだけで、冬弥はそれを受け入れ、気持ちよさそうに声を上げる。

    「……んッ、んぅ……♡」

    黒のハイレグから指を差し込み、その下にある網タイツを潜り抜けて、冬弥の言うところの脂肪を直接触り、その感触を楽しむ。すべすべとして豊満とは言えないまでも両手で包むと収まりのいい形をしたそれは、オレの好きな場所のひとつだった。……まぁ、嫌いな所を言えと言われても思いつかないので、だいたいどこでも好きなのだが。

    「……っ、はぁ……あきと……♡」

    何度教えようと、なかなかキスをしながらの鼻呼吸ができない冬弥は酸欠と快感に銀を甘く蕩かせ、オレの首に腕を絡ませて「もっと」とその行為の先をせがんでくる。しかし、それは左側から伸ばされた手によって阻まれた。

    「……彰人、私も……」

    白磁はオレの頬に添えられ、優しく左へと向きを変えられる。そして、掠め取るように、ちゅっ、と。またそれは重ねられ、オレの右側からは「……あっ」と盗られた彼女の声が上がった。
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