鎮魂歌にまだ遠い場面としては四年前に拉致られた諏訪さんがアフト勢と一緒に帰ってきて、ヒュース的なノリで投げ捨てられた感じ
尋問中
「お前に面会者だ」
「面会だぁ?一体どんなマッドーー」
「久しぶり、諏訪」
「……誰だァ?てめえ」
「本当に?」
「そうだつってんだろ!しつけーなー!」
「じゃあ、俺が覆すしかないね」
「あ?」
「まず、お前は上手く行かなかったり想定外のことに直面したりした時、後頭部から項にかけて掻きむしる癖がある」
「あ?!なに意味の分かんねーこと言って」
「ほら」
「!」
「昔からだよ。他には最初の時、俺に『誰だ』って聞いたよね。お前は隠しごとする時、必ず第一声が疑問形になる。次に舌打ち。小学校で覚えてから、自分を落ち着かせるためにしてる節がある。だから話が終わる雰囲気だったさっき、舌打ちが止んだ。あと姿勢」
3803