Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    eleven__rain

    @eleven__rain

    過去文の🔞リスインは【渾身の曦澄イメソン】を添えてXよりリプをお願いします(成人済、同類と判断できた場合のみリスイン対応)

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 50

    eleven__rain

    ☆quiet follow

    【曦♀澄♀】#4 忘れてないからもう一度 →現代AU・百合曦澄。誕生日話の続きですが、旅行先のホテルで初めてそういう事する二人の話。
    読まなくても本編は成立するが、百合のSUKEBEが書きたかった……っ🙄(素直

    ⚠️女体化百合

    ##曦澄
    ##百合
    ##女体化

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💞💞💞💘😍🌋🍼💯💞😍🙏💙💜💯💯💯💒😍😍😍🙏❤❤❤❤❤❤❤ℹ✝🅾💲ℹℹ💗💗💗💗😍😍😍♀🌰♀🇪🇱🇴🇪🇱💠🇴💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    takami180

    PROGRESSたぶん長編になる曦澄その7
    兄上、簫を吹く
     孫家の宗主は字を明直といった。彼は妻を迎えず、弟夫婦から養子を取っていた。その養子が泡を食ったように店の奥へと駆け込んできたのは夕刻だった。
    「だんなさま! 仙師さまが!」
     十歳に満たない子だが、賢い子である。彼は養子がこれほど慌てているのを見たことがなかった。
    「仙師様?」
    「江家の宗主様がいらしてます!」
     明直は川に水妖が出ていることを知っていた。そして、江家宗主が町のために尽力しているのも知っていた。
     彼はすぐに表へ出た。
     江家宗主は髪を振り乱し、水で濡れた姿で待っていた。
    「孫明直殿だな」
    「はい、そうですが、私になにか」
    「説明している時間が惜しい。来てくれ。あなたの協力が必要だ」
    「はあ」
    「あなたに危害は加えさせないと約束する。川の水妖があなたを待っている」
     訳が分からぬままに貸し馬の背に乗せられて、明直は町の外へと向かう。江家宗主の駆る馬は荒々しかったが、外壁を出ると何故か速度が落ちた。
    「あの場で説明できずに申し訳ない。あなたは十年前の嵐の日に死んだ芸妓を覚えているか」
     忘れるはずがない。彼女は恋人だった。
     父親の許しを得られず、朱花とは一緒に町を出る 2613