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    リリーベルのパーソナルデータ及び大まかな設定

    【まほやく】リリーベル・ブランお相手
    ファウスト
    愛称
    リリー
    誕生日
    12/31
    年齢
    400歳前後。ファウストより若干年下。
    マナエリア
    故郷の教会の鐘楼台から見下ろすユリの花畑
    アミュレット
    ジョウロ
    魔道具
    花切り鋏→花瓶
    職業
    薬屋
    モチーフ
    カサブランカ(ユリ)と平和の鐘
    呪文
    コーム・オリーヴァ(平和よ来たれ)
    外見
    焦げ茶色の瞳、緑髪
    身長
    167cm
    利き手
    両利き
    好きなもの
    植物、星空など綺麗なもの、甘いもの

    故郷はユリの咲く村リカーブス。南寄りの中央の国の片田舎。ユリの花畑が見事なのどかな村。教会があり、リリーベルは敬虔な使徒だった。
    治癒魔法が得意で魔法薬を作る力量も優れており薬屋をしていた。

    革命軍の話を聞き付け、周りの人達が傷つかないよう戦いを鎮められるならと革命軍に参加。治癒能力を買われ救護要員に。戦いを経る内に「聖女リリーベル」と呼ばれるようになる。
    ファウストがフィガロの修行から帰還後、ファウストの勧めでフィガロに弟子入りする。次第にアレク→リリー→ファウストと思いを募らせるようになり、フィガロが革命軍から去る際リリーに「この関係は長く続かない。君が何かしら良くないものを感じたら身を隠した方がいい」と助言を受ける。
    その後アレクから求婚されるが自分は相応しくないと辞退。次第に変わっていくアレクの様子に不安を感じ、フィガロの助言通り姿を眩ませる。

    革命が成功した後は薬屋を細々と続けるが正体が知られそうになる度にその地を去り、暫く各地を転々としていた。
    南の国の開拓にフィガロが携わっていると知り、彼を頼って南の国に移住し薬屋を営むようになる。後にフィガロと共にミチルに薬草の知識を教えたりしている。
    ファウストが火刑に処されたことはレノックスより聞かされている。探しに行こうともしたが異変を察知していたのに逃げ出した自分が探す資格はあるのか、拒絶されるのではとの不安で探しには行けなかった。

    賢者召喚後、賢者の魔法使いに選ばれたフィガロの推薦で治癒要員として魔法舎に呼び寄せられ、ファウストと再開する。
    互いに距離を測りかね、すれ違いが続いている。


    ・髪はハーフアップにしてバレッタで留めている。革命軍時代は木のもの、現在は金色のもの
    ・金色のバレッタは革命軍時代にファウストに貰ったものである(ファウスト的には兄弟子として世話を焼いただけ)
    ・ファウストは革命軍時代薄々リリーの想いには気付いていたけど敢えて気付かないフリをしていた。火刑の間際にリリーを思い浮かべてしまい、自分の思いを完全に自覚する
    ・ファウストは現在もリリーに応える気はなく、けれど400年経ってもファウストを想い続けるリリーが他の人に靡く様子がないので実はちょっとホッとしてる
    ・リリー本人が甘党故に作る料理が甘めになる傾向がある。料理は美味しいけど甘めで薄味。
    ・レノックスとは南の国で暮らす際に呼び方を改めるようお願いしている(リリーベル様→リリー)知らない間に呼び方が変わってるのでファウストはちょっとモヤ…としてるかもしれない
    ・中央の国建国史には「リリーベルはその身を捧げて革命軍の戦士達を癒し、力を使い尽くしてユリの花になった」と記載がある
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    mgn_t8

    DONE診断メーカー「三題噺」より
    「不機嫌」「言い訳」「昼下がり」
    フォロワーさんとワンドロ(+5分)

    リリーが魔法舎に来てすぐ後くらい。ファウスト語りで主にファウスト+レノックス。リリーはチラッとな革命軍組の話。
    胸に隠したそれは 再会してからずっと気になっていることがある。レノックスのリリーに対する呼び方だった。昔は敬称付けでリリーベル様と読んでいたが、今はリリーと愛称で呼んでいる。ここに至るまでどんな経緯があったのかは知らないが、共に南の国から魔法舎にやってきて親交もあったというから僕の知らない間に親しくなったのだろうということは考えなくても分かる。分かるけれど、レノックスとリリー、時にはフィガロを加えた三人の様子を見ていると胸の奥がざわりと騒ぐのを抑えることができなかった。

     ある日の昼下がりだった。東の魔法使いたちの午前の実地訓練を終えて食堂で皆で昼食を取った後だった。図書室で今後のカリキュラムを考えようと足を向けた時だった。廊下の向こうから歩いてくる人影を認識した瞬間、口を引き結んだ。レノックスとリリーだった。和やかに会話をする姿は親しみに溢れていて信頼に満ち満ちていた。未だここにいる魔法使い全員に慣れていない様子が窺えるリリーの朗らかな笑顔が向けられているのは微笑を浮かべたレノックスだった。何となく彼らから視線を逸らして黙ってそのまま歩を進める。
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