Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    海底_

    滾ったものを吐き出す気まぐれな何かです。
    成人済。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 💞 🍰 🍫
    POIPOI 131

    海底_

    ☆quiet follow

    三族会議でいっぱい気を張った銀灰さんが博に少々無理矢理ご無体な仕打ちをする久々ックスです。
    結…責めあります。
    銀灰さんの本名の短縮形あります。

    Tap to full screen (size:618x1132).Repost is prohibited
    💖💖💖💖🌋🌋🍴🍴💖💖💖💘💘💘😭😭😭😭🌋🌋🌋❤❤❤❤🌋👏👏🌋🌋🌋🌋🌋💖💖💖🙏🙏❤❤💯💯💯💒💒💒💒👏👏👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    nbsk_pk

    DOODLE自分の独占欲の強さに振り回されかける銀灰さんと、そんな彼をかわいいなあと思ってる博の話。
    最後の一呼吸までも「お前に、私が作る影の下だけで呼吸してほしいと思うことがある」


    「ずいぶんと君には似合わない言葉だね、エンシオディス。まるでロマンス映画の悪役のようじゃないか」
    「悪い人間だろう、私は。なにせ国家転覆をほぼ完遂した希代の悪人だ」
    「今日の君は甘えん坊だな。ほら、おいで。ハグしてあげるから」
     背中に回された太い腕にはギリギリこちらをつぶさない程度の力が込められ、もはやどちらがハグしているのかという状況になってしまってはいるのだが、あれ今のこれはまさしく彼が望んだ姿そのものじゃあないか?
    「結論からいってしまうと、かなり悪くないねこれは。君はいい匂いがするし」
    「お前の薫香にはかなうまい」
    「ふふ、そうかな」
     ふすん、と首筋に彼の高い鼻梁が這うのはくすぐったかったけれど、彼の声が幾分元気を取り戻していたから我慢することにする。背中に感じるもふもふとした暖かい感触は、おそらく先ほどまでぺしょんと床に垂れてしまっていた彼の尻尾だろう。広いはずの彼の背をゆっくりと撫でながら、のんびりと私は口を開く。
    962