ヴィラホ ✕ エンデヴァー
「もしも、の話をひとつしましょう」
後ろ手に腕を取られ、濡れた地べたに頬がつく。降り続ける雨は、じきに泥水を溜めるだろう。
いま、背骨を跨ぐ形で馬乗りとなった若い男を燃やすことなど、実は容易い。
「もしもあの時、クソ親父を捕えたのが貴方だったなら」
容易くできるはずなのに。
昇らない炎を、俺は全て雨のせいにした──
みたいはお話が書けたらいいなーと😅

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