ぬいSQちゃんを手に入れたジナちゃん(ジナS)「ふふっ...。まるで、SQが赤ちゃんになったみたい」
「むぅ...。その子ばっかり構ってもらってずるーい!SQちゃんもいい子いい子してー!......っていうか、なんでタオルで包んでるのん?」
ジナはぬいぐるみを淡いピンク色のタオルで包んでいる。
横抱きにしているのもあって、それはまるで、本当に赤子に着せるお包みのようだった。
「寒くてかわいそうだし、スカートの中見えちゃいそうだから...。それに、本当にSQが小さくなったみたいで。ふふっ、かわいい...」
「SQちゃんは識別年齢24歳。超ナイスバディのお姉さんだもーん」
それでも、ジナは綿の詰まった頬っぺたをつんつんとつつきながら、ぬいぐるみへ笑いかけて、ちっともSQちゃんに構ってくれない。
そんな彼女に対して、「いかにも拗ねています」というように、頬を膨らませてそっぽ向いてみる。
すると、それに気がついたジナは、少し考える素振りを見せて、ぽつりと呟いた。
「じゃあ、私とSQの赤ちゃん...」
「は、はぁ!?何言ってるの!?」
ポッとジナが少し頬を赤らめているのが見えてしまい、思わずテンパってしまう。
外から見たら、SQちゃんもきっと真っ赤になってるんだろうなぁとか考えるくらい、顔が熱くなったのであった。