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    すず@ブルロ沼

    @cobaltnight0803

    凛潔にどっぷり沼って妄想小ネタを書き殴る場所。
    潔右固定。逆リバ、潔右以外の攻の他カプが地雷のため自衛してます。

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    すず@ブルロ沼

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    お題:年末、年越し
    まったり未来捏造の同棲凪潔

    ##凪潔

    今年も終わる。
    二人で準備したお蕎麦を食べ終え、今年残り30分、凪が潔を抱きかかえるような形で二人くっついて寛いでいた。

    「1年が終わるな」
    「んー」
    「今年はどうだった?」
    「今年も潔はもっと可愛いかったしカッコよかった」
    「俺のことじゃなくてさ…」
    「なんで?俺の人生はサッカーと潔のことしかないんだよ?」

    だから潔のことばっか出ちゃうの仕方無くない?となんの疑問もなく、真っ直ぐに見つめられれば潔は何も言えない。

    「…じゃあ、サッカーはどうだった?」
    「それはもちろん、今年はもっと強くなれた。色んな奴と戦って、勝って、……たまに負けたこともあったけど」

    少し小声でムッとしながら続けるが、でも、とすぐに声を明るくする。

    「今年からはなんたって潔と一緒にプレイできたから、強くなって当然だよね」

    抱き締める力が強くなり、潔の顔を覗き込む。

    「潔は?今年も楽しかった?」
    「…そんなの当たり前だろ」

    今年から潔が移籍したチームには、すでに凪がいて。移籍直後から二人の息のあったプレイが話題になったのも当然で。凪とのプレイにはまだまだ進化がある。そんな風に思った一年だった。


    「お前と一緒にサッカーするの、やっぱ楽しい。プレイする度に新しい発見がある」

    うっとりとするように呟く潔に、凪は俺も楽しい、と潔を抱き締める。

    「じゃあ、サッカー以外の俺は?」
    「ん?」
    「恋人としての俺は?潔から見てどうだった?」

    先程と少し変わって、熱を孕んだ目で潔を見つめる凪。するりと頬を撫でれば、潔も熱に当てられたようにぴくりと身を震わせる。

    「たくさん、愛して、もらった。……たまーにやりすぎなこともあったけど」
    「それは、まぁ、ごめん」
    「でも、それだけ愛されてるって実感もあったから、嬉しい」

    そう告げて、凪の唇に軽く口付けを落とす。

    「…じゃあ、もっと実感できるように来年はもっと愛してあげる」
    「期待してるぜ、俺のストライカーダーリン

    気付けば、時計の針が0時まであとわずか。

    「ご所望であれば、年が変わったらすぐにでも?俺のエゴイストハニー?」

    首元にちゅっ、と音を立てて反応を伺う凪に、ふはっ、と笑いを零す。

    「いいぜ、そうこなくっちゃな。来いよ、凪」

    お返し、とばかりに顎をペロリと一舐め。それにより一気に火がついた凪は、目の前の恋人を抱きかかえてベッドルームへと移動する。
    二人が収まるベッドに辿り着いたところで、ベッドサイドの時計が0時を示していた。

    「あけましておめでとう。今年もよろしく」

    凪の挨拶に返事をする間もなく、潔は唇を塞がれ返事代わりに腕を凪の首元に回した。







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