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    okeano413

    @okeano413

    別カプは別時空

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    甲総 コフル・ア・ジュエ

    ##甲総
    ##現パロ

    2023.02.28

     ゲームをやらないか、と誘いを受けてモニターを睨んでいる。箱を開けたばかりのゲーム機は本体からコントローラーを外して遊ぶ形式だそうだが、取り外した二色は僕たちの手にはいささか小さい。それを見越して、わざわざ別売りのコントローラーまで購入したという。しかも、今回遊ぶ作品はサービス加入者限定配信とかいう、初心者にはハードルの高いものだ。
     味方にできる方と、主人公の丸いのを動かせるゲームで、僕は丸い方を託されている。平面の世界を懸命に駆ける姿は不可思議な愛らしさがある。
     豊かなドットの世界を暴れる丸いキャラクターの動きはシンプルだ。移動、ジャンプ、特有の能力による攻撃。けれどまだ、思う動きと操作が一致しない。向きによって必要なボタンが変わることとか。一方甲洋はキャラクターと能力の一致に数秒ラグを取られる程度で、操作に支障はないらしい。
    「お前、遊戯に勤しむ方だったか?」
     幼い頃にこいつと過ごした放課後といえば外遊びか、僕の部屋に誘って勉学に勤しむか。ゲームをする印象がなかったものだから、慣れた手付きに驚くのも無理はない、はず。
    「近所にちっちゃいのがいたろ? 来主さんちのさ。その子とたまに遊んでたんだけど」
     確か、来主さん宅にはよく似た二人の息子がいた。兄はおとなしい性格のわりに活動的で、弟は好奇心旺盛だけれど屋内の遊びを好んでいたはず。僕と一騎は兄にねだられて山や川遊びに付き合ったが、弟との交流はあまり多くなかった。
    「……ああ、お前によくなついていた方か?」
    「そう、弟ね。ダウンロードして遊べるって聞いたら急にやりたくなってさ……ヘルパーは俺一人じゃ出せないから」
    「それで僕を呼び出したと」
    「悪かったって。そこ穴あるよ、ジャンプして」
    「構わない。どうせ休めと追い出されたところだった……む、この、タイミングが……」
     段差にも引っかかる僕の丸。反面、甲洋のヘルパーはなんなく進む。聞く限り数年ぶりの操作のようだが、随分来主弟に鍛えられたらしい。
     もたつきながら進むうち、僕の丸をかばった、甲洋の一つ目の体力が削れてしまった。ちょうど近くに回復素材らしきアイコンが置いてある。譲ろうとジャンプする、つもりで僕の丸が触れてしまった。
    「あっ、総士」
    「ん」
    「ちゅーして、ちゅー」
     キス? ゲームの最中に?
     脈絡なしの要求は戸惑うが、はっきり言われて悪い気はしない。ゲームを中断させて襟首を掴む。こちらを向かせて唇に触れる。
    「ん、んむ?」
     ねだったくせに目を見開いている。聞き間違えでもしたか。いや、確かに「ちゅー」と。
    「……えっ。なに」
    「キスしろと言ったろう」
    「え、あ、ああ……ゲームの話だったんだけど……」
     認識の齟齬があったらしい。ゲーム内でキスとは。どうやるんだと尋ねるより早く、甲洋がコントローラーを入れ替える。
    「回復アイテムをさ……ほら、こうして分けられるんだ」
     BGMを再開させてすぐ、丸と一つ目が触れ合って、回復した体力が半分ずつ分け与えられる。ヘルパーが手助けされていいのだろうか。しかしこれも協力プレイの醍醐味とやらかもしれない。
    「これがちゅーか? 彼らにキスの概念があるのか」
    「ちが……操が言ってたから、それで覚えちゃってて」
    「そうか。可愛らしいな」
     なにか言いたげにしているが、ステージにも続きがある。始めたからには区切りのいいところまで行きたい。
    「最終目標は?」
    「ラスボスを倒すこと?」
    「シンプルだな。いいだろう」
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    Elocy

    DOODLE他知道这个巴日和只是自己凭空想象出的幻影,但是却依旧无法克制自己。这种感觉与变成赛博精神病的时候不同,他能够清晰地感觉到自己在幻想,不会失控、不会想杀人、不会变成那夜的野兽。

    他只是很想巴日和。
    【纯日和&凪茨】赛博朋克2077——衰败乐园019启程第二天的清晨到来时,涟纯从单人床上醒来,他看了眼终端上的时间,已经是上午十点。他垂下了手,这几天实在是太累了,居然睡了这么久。这种不规律的作息让他感到有些不安,但是依旧像往日一般早起又能怎样呢,难道要一边迎着全城自己的通缉令,一边边晨跑着跟市民们打卡拍照吗。

    他转头看向身边,看到巴日和正躺在床的另一侧,贵族睡眼惺忪地睁开眼,他抻直胳膊伸了个懒腰,然后才注意到了他,那双宝石紫色的眼睛含满了笑意,然后说着早上好呢,纯君。

    “早安,阿日前辈。”他答道,又伸出手想去摸摸那人的脸颊,可巴日和的幻影却顷刻间消失了,他的身边空空如也。

    他看着空荡荡的床边,长长地叹了一口气,用手捂住双眼。

    几分钟后,涟纯走进了卫生间。卫生间有个窗户,他开启了单向模式,从里面可以看到外面的雨已经停了,现在是个灰暗的阴天。形形色色的人又开始出现,有背着公文包边踩水坑边骂的公司人,还有成群结队的赛博朋克。上次的小破屋已经不能用了,七种茨给他找了另一个住处,因为时间比上次充裕,这次的住处也比上一个条件要好一点,是个干净的小出租屋。
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