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    mikanjellylemon

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    妊娠ネタ五夏

    ##呪術廻戦
    ##五夏

    最近呪霊が多い。つまり取り込む数が増える。あの酷い味を食べ続けていたら、食欲が消えてしまうのも仕方ない。
    「う、うぉぇえ。げほっ、うぇ。」
    だがこれはおかしい。ずっと呑み込み続けてきたが、どうにも我慢が効かなくなっている。このところは呑み込む度に吐いてしまうほどだ。おかしい。流石に一度医者に行くべきか?だが任務に穴を開けるわけにはいかない。悟とも、もう何日も会っていない、それほど忙しかった。私がへばれば、その分悟への負担が増す。ただでさえ追いつけないのに、お荷物になる気はなかった。
    コンコン、扉が叩かれる軽い音がする。
    「夏油さん、大丈夫ですか?本日の任務はこれで終了で、高専へと戻る予定ですが……」
    「っ、すみません、今行きます。」
    ただの補助監督にすら心配されるなど、許されない。

    車の移動も胃に来て、何とか吐かないようにだけ、気をつけていた。
    「着きました。」
    「ああ、ありがとう。」
    また次もよろしく頼むよ。そう続くはずだった言葉は喉の奥にはりついて、消えてしまった。
    「よぉ、夏油。」
    「硝子。」
    「医務室へ来い。逃げるなよ。」
    何故、多忙な彼女が目の前にいるのか分からなかった。
    「嫌だな、怪我なんてしてないよ。」
    「怪我は、な。補助監督から聞いてる。吐いたんだってな。」
    「たまたま、胃の調子が悪いだけさ。すぐに良くなる。」
    「夏油さん、一週間です。」
    唐突に補助監督の声が混じる。まだ居たのか。私と硝子が話しているのに、割って入らないでくれ。
    「他の補助監督と話したんです。そうしたら、夏油さんはこの一週間、毎日吐いています。それ以前から、度々あったと聞いています。」
    「頭も駄目になってるな。重症だ。お前一度休んだ方がいいぞ。」


    「おい、お前何した。」
    「何ってなんだい?終わったなら明日も早いからもう休みたいのだけれど。」
    「何がどうなってんだ。」
    ギラリ、眼差しがメスのように輝く。
    「夏油、お前妊娠してる。」

    「は?」

    あまり不確定なことを広める訳にはいかなかったことだけは幸いに、私の妊娠の事実は極一部の人にしか共有されなかった。硝子、夜蛾先生、呪術界と関わりのある産婦人科医、そして。

    「どこの呪霊の呪いもらったのか分からないが、お前ならもう取り込んでる可能性が高い。とっとと呪霊とガキと見比べて、判別してもらうぞ。」
    知られたくなかった。けど、悟が一番速く解決してくれることは確かだから頷く以外の選択肢は用意されていなかった。悟は明後日帰ってくるらしい。

    「呪いじゃない。」
    「いや、違うな。呪霊じゃない。」
    「これは呪いだ。何より強い、呪いだよ。」
    「ごめんな傑。愛してる。」
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    mikanjellylemon

    MAIKINGWebオンリー仙才鬼才の展示です

    主催者様・参加者様全員に感謝🙏🙏🙏

    本当に書きかけなので、当日も追加していく予定です!
    『ねぇ、僕のこと見て……やっと目が合ったね。』
    「キャーーー!五条悟!!!本当にやばい!」
    「マジで王子様!!」
    「かっこよくて死んじゃう!」

    今をときめくイケメン俳優、様々な恋愛ドラマ・映画において主役級の役を掻っ攫っている男。身長191cm、白髪碧眼、17歳。あまりの美貌から、本物の王子様と呼ばれている。撮影外でも"王子様"は継続され、共演者からの信頼も厚いという。本人がバラエティには殆ど出たことがないことがまたミステリアスだと人気が出ている始末。


    〈傑〜明日モンハンしに行っていい?〉

    普段なら、必ず返ってくる返信が三日、滞った。

    〈私は生きる道を決めた。〉

    その日、傑は悟の世界から消えた。
    傑は今、撮影しているドラマもないようで、局ですれ違うこともなかった。ただ、過去に撮られたバラエティに傑の面影が映るだけ。それが、本当の姿ではないことを、悟は一番理解していた。

    「なんで、居なくなったんだよ……。」

    傑、傑、グズるように呟いて、一緒に遊んだゲーム、傑から貰ったアクセサリー、傑の思い出を掻き集める。

    それでも日々働かなければならない。僅かでも関わりのある世界を辞め 2265

    mikanjellylemon

    CAN’T MAKE妊娠ネタ五夏最近呪霊が多い。つまり取り込む数が増える。あの酷い味を食べ続けていたら、食欲が消えてしまうのも仕方ない。
    「う、うぉぇえ。げほっ、うぇ。」
    だがこれはおかしい。ずっと呑み込み続けてきたが、どうにも我慢が効かなくなっている。このところは呑み込む度に吐いてしまうほどだ。おかしい。流石に一度医者に行くべきか?だが任務に穴を開けるわけにはいかない。悟とも、もう何日も会っていない、それほど忙しかった。私がへばれば、その分悟への負担が増す。ただでさえ追いつけないのに、お荷物になる気はなかった。
    コンコン、扉が叩かれる軽い音がする。
    「夏油さん、大丈夫ですか?本日の任務はこれで終了で、高専へと戻る予定ですが……」
    「っ、すみません、今行きます。」
    ただの補助監督にすら心配されるなど、許されない。

    車の移動も胃に来て、何とか吐かないようにだけ、気をつけていた。
    「着きました。」
    「ああ、ありがとう。」
    また次もよろしく頼むよ。そう続くはずだった言葉は喉の奥にはりついて、消えてしまった。
    「よぉ、夏油。」
    「硝子。」
    「医務室へ来い。逃げるなよ。」
    何故、多忙な彼女が目の前にいるのか分からなかった。
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