ストーリーを物語るための30の質問詳しくは原著を参考とすること。
https://bookclub.kodansha.co.jp/productitem=0000025400
Q1〜16:主人公の内的な領域を設計するフェイズ
Q17〜30:物語の構造を組み立てるフェイズ
Q1〜16:主人公の内的な領域を設計するフェイズ
Q1:書こうとする物語のうち、頭の中に現状あるものをとりあえず書き出す(プロット)
Q2:Q1を一文で言い表す(ログライン)
Q3:物語の主人公について思いつくままに書き出す
Q4:主人公が抱えている問題を表現する
・「主人公は○○が欠けている状態」と表現する
・欠落点を具体的に書き、それが何の象徴かを一言で表す
Q5:主人公の「現在」を次の4つから選ぶ
・まだ運命を自覚していない、普通の人
・何らかの社会的地位や成功の状態の人
・かつて成功したが、今はうまくいっていない人
・全く成功していない人
Q6:ログラインを「主人公は○○の状態で✕✕を求めているが最後に△△になる」というシンプルな一文にまとめる
Q7:主人公の現在に影響を与えた「過去」について書く
Q8:主人公が4の欠落点を手に入れるために与えられる課題を考える
Q9:課題の目的や、課題を最終的に達成するか否かを決める
Q10:その結果(象徴的に)手に入れるもの、もしくは失うものは何か?
Q11:主人公の目的達成を妨害する「敵対者」は誰か?
Q12:主人公と敵対者の価値観・考え方はどう違うか?
・敵対者はダークサイドへの導き役
Q13:主人公の傍らにいて目的達成を助ける「助手」は誰か?
Q14:主人公を助手が助けるのはなぜか?
Q15:主人公を守ったり成功のポイントになる力(アイテムやアイデアなど)を与えてくれる「賢者」は誰か?
Q16:主人公が賢者から援助を受けるのはなぜか?
Q17〜30:物語の構造を組み立てるフェイズ
Q17:主人公の生きている「日常世界」はどういう場所・環境か?
Q18:その日常に危機が迫っていることを予感させる出来事は?
Q19:その日常は具体的にどのように脅かされるか?
Q20:主人公に行動を起こさせるきっかけになる「使者」「依頼者」は誰か?
Q21:主人公が行動を起こすことをためらったり、誰かにとめられたりするくだりをつくる
Q22:主人公の行動に対してタブーを与えるか?
Q23:主人公が物語の中で到達する「日常」と最も離れた場所はどこか?
Q24:主人公はそこで直面した問題をどう解決し、結果、どう変わるか?
Q25:主人公が目的を達成するために失ったものは何か?
Q26:敵対者と対峙したとき、主人公は理解・和解するか?もしくは赦さないとしたら何故・どこが?
Q27:物語の結末において主人公の生きる環境はどう変わるか?
Q28:これまでの回答をもとにグラフに書き込む(※下記参照)
Q29:以上を踏まえ、Q1のプロットをジョセフ・キャンベルの「ヒーローズ・ジャーニー」の12のプロセスに当てはめて整理する
・日常の世界 ・冒険への誘い ・冒険への拒絶 ・賢者との出会い ・第一関門突破 ・仲間、敵対者/テスト ・最も危険な場所への接近 ・最大の試練 ・報酬 ・帰路 ・再生 ・帰還
Q30:もう一度、物語を一言でまとめてみる