マジでこれだけは……。
最後の写真、どっかの家でご馳走呼ばれてるみんなで撮った写真ね、あれ、夏油くんの実家だろ。って直感で思ってしまい。だからこそ、離反報告の夜蛾先生が「両親はもう手にかけた」って言うのに対して「そんな訳ないだろ!」って出た気がする。
げとくんが親とちょくちょく電話してるのも知ってるし、なんなら「この前のクッキー美味しかったからまた焼いて」とか電話口に話しかけてそうだし、実家に招かれて精一杯のご馳走で愛情たっぷりにもてなされて、傑のかーちゃんって傑のことめちゃくちゃ好きじゃんって思ったりしてさ、温かさを感じたんよな。だから殺す訳ねーだろって。
大人の五条さんって線引きがっちりしてるようでいて、置いていかれた事実を離さず心の中で持ってるから人の温度感についてすっごく敏感だと思う。
愛情たっぷりに育ってるげとくんが家族を殺して「新しい家族」を作ったのは、産まれ直しという感じがする。あの実家で育成された自分はダメになってしまった。だから選び取った本音で生きる上で前の自分が持っていたものは全て捨てて、この生き方に合った、大切にするものを選ぶ。みたいな。
はーーーー考えることめちゃくちゃいっぱいある。