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    かべうちのかべ

    @mahokabeuchiaka

    まほやくのかべうち。壁打ちの結果であがった物を細々と載せる。
    学パロと両片想いが好き。

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    かべうちのかべ

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    そういうブラネロ2 開催おめでとうございます。
    展示物の個人的なフォ学パロ設定。
    という名前の妄想をした結果の産物です。

    ##ブラネロ
    ##学パロ

    個人的学パロ設定(公式と違うところあります)

    主人格 : 俺
    プラッドリーのチームのメンバー。同い年。
    ブラッドリーの強さにあこがれて仲間になった。喧嘩は中の下。
    ブラネロの両片想いを他の仲間と一緒に見守っている。


    ブラッドリー
    チームを率いるボス。フォルモーント学園高等部2年。
    不良校時代に1年ながらにその喧嘩の強さで新勢力となった。
    「欲しいものは自分の手で奪いとる」が信条。
    基本父子家庭。母親がよく変わる。兄弟は多いが、成人済みで家にはいない。末っ子だが地頭の良さから跡継ぎになる予定。
    食べるのが好きで、特にネロが作ったフライドチキンが好き。野菜は嫌い。
    昼食はもっぱら購買のネロパンだが、ネロの弁当からもおかずを奪っていく。夕食は大抵ネロのバイトしているカフェで摂る。
    喧嘩が好き。血の気が多い。
    不良ではあるが、男女問わずフランクに話すので人気はある。恋人はいない。
    ネロは相棒。幼なじみで気心が知れている点を除いても、細かな気配りや気づき、発想、退路の確保等、任せていれば大丈夫だと思っている。
    ネロの機転で救われたことが何度もある。2人でいれば最強!


    ネロ
    ブラッドリーのチームのNo.2。フォルモーント学園高等部2年。
    本人はNo.2の自覚がない。(幼なじみだからだろう程度の認識)
    「料理には手を抜かない」が信条。
    母子家庭。母親と姉は水商売で昼夜逆転の生活をしておりほとんど顔を合せない。妹は難病で入院中。面会は週1のみ許可されている。
    料理が好き。自分の手料理を食べて相手が喜ぶ顔はもっと好き。
    バイトは学内で購買の店番、学外でカフェの厨房調理をしている。
    食堂の厨房を借りて毎日ネロパンを数量限定で作成し、売上げをバイト代に上乗せして貰っている。カフェも料理が美味いと人気。厨房がのぞけるカウンター奥の席は人気席。(でもだいたいブラッドリーがいる)
    ガチ恋勢は多いが、本人に恋愛をする気がなく、恋人はいない。
    ブラッドリーは幼なじみで、憧れの人で、なんでも美味しそうに食べてくれる人。唯一我儘を言える相手で無意識に甘えているが、本人にはあまり自覚はない。


    ※※以下、このパロのブラネロの状況(文に表しきれなかった設定)※※
    読まなくても支障はありません。

    ・ネロの住むアパートの管理者がブラッドリーの父親。隣の住宅に住んでいる。その辺りの地主さん。他にも賃貸をいくつか持っており、会社経営もしている。

    ・面倒な両片想い。

    ・ブラッドリーはネロが好き。(感情の名前なんて必要ない)
    「ネロも当然俺が好き。でも、今の関係に満足している。ネロがいればなんでもできる。特別な関係をわざわざ言葉で交わす必要はない。このままいつまでも一緒にいるつもり」

    ・ネロはブラッドリーが好き。(恋愛感情とは思っていない)
    「相棒なんて言われているど、自分では釣り合わない。跡継ぎだし、可愛い女の子と家庭をもって幸せになるべき。今の関係は楽しいが時々苦しくなる。元々住む世界が違うし、先を思い描けるような希望はない。卒業したら離れるつもり」
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    かべうちのかべ

    MENU『冬から春へ』
    の書き下ろし2作の冒頭部分抜粋しました。( )内の計は全文の長さ。サンプルはその三分の一くらい。

    『お気に入りは』←オエちゃんとネの出会いと、その数ヶ月後。(計3200字くらい)
    『宴の夜に』←ブ様とおシャイがお話するところ。(計1600字くらい)
    頒布先→ https://mahokabeuchiaka.booth.pm/items/3914349(BOOTH店舗)
    『冬から春へ』書き下ろし文サンプル『お気に入りは』

     ブラッドリーの城の近くの森で動物たちから面白い噂を聞いた。
    『俺たちの言葉がわかるやつがいる』
    『ちょっと聞かないなまりのあることばを話す』
    『近くにいると穏やかな気持ちになる』
    『食べたことのないような、甘くておいしいものをくれる』 等々。
     
     最近何もなくて退屈だし、オーエン以外で動物と話せる存在はそう多くない。それになにより、『甘くておいしいもの』が気になった。オーエンは甘いものに目がないのだ。
     巻き起こる吹雪の中を歩いているとは思えないほどに悠々と進み、しばらく行けば視界が開ける。ブラッドリーの治める領域の中へとたどり着いたのだ。今は昼前で太陽が真上に上り、先ほどとは打って変ってかなりの晴天になっている。そのおかげか、遠くの街の煙突の煙まできれいに見えているが、そちらには目もくれず、その北側へと広がる森へと歩を進めた。
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    かべうちのかべ

    DONE再掲
    ・初めて激オコしたネ君と何が悪かったか分かってないブの話

    第1回ブラネロ冬春ワンドロライ、4回目のお題:喧嘩 より。
    2021.8.30にTwitter掲載済。
    『らしくない』「……」
    「ネロ?なんだそんな恐い顔して」
    「これ……、どうした?」
    「お、それな。美味かったぜ!」
    「……食ったのか?」
    「おう」
    「昨日、これだけは食うなって、言っといたよな?」
    「そう……だったか?まぁ、でもこんな美味そうなもん我慢できねぇし、また作ればいいだろ?」
     悪びれもせずにそう言って笑うブラッドリーとは反対に、ネロは感情を落としたように無表情だ。何度か耐えるように呼吸を繰り返していたが、どうにも収まらない怒りがあふれ出す。
    唇をかみしめ、顔をゆがめてブラッドリーをにらみつけるとキッチンから荒々しく駆けだした。感情にまかせた言葉を吐き捨てて。
    「てめぇは……野菜でも食ってろ!」
    「は? おい、ネロ!」

     涙こそ出てはいないが、明らかに傷ついた表情で去って行ったネロに困惑するブラッドリーは、何がなんだかさっぱりと分かっていなかった。そのまま呆然と扉を見つめ考え込むが、何度思い返してみてもいつものつまみ食いとなにも変わらない行動だったと思う。
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