初心なタル　食欲、性欲、睡眠欲が凡人の根源的な欲求であるが、ファトゥス第十一位・「公子」タルタリヤは性欲が戦闘欲にすげ変わってしまったような男だという。鍾離と相対するとき、彼はあくまで協力を求める者として慇懃な態度を崩さなかったが、なるほど。大理石の床に開いた大きな穴を見るに、どうやらそれは本当のことのようだった。送仙儀式が執り行われるよう取り計らったり、魔人オセルを復活させたりと、岩神モラクスの心を手に入れるため彼は彼なりに奸計を巡らせていたようだが、本来、闘争こそがタルタリヤの本質なのだろう。
　純粋な所感としてそう述べたところ、「ただの狂犬よ」と女はバッサリ切り捨てた。
「躾のなってない、ね。扱うのに苦労するんだから」

赛博圆舞曲（上）*大概可以说是末日＋赛博的paro
*彰冬only。
*非常具有个人的特殊xp的文章！（？）这个人怎么挖坑不填啊
*上篇8k＋






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咚。

从不远处的小巷中传来了一阵异响，本来应该是轻微到不会被耳朵捕捉到的声音，但是却如此清晰而直接地，跃入了东云彰人的耳朵里。他停下手中擦拭匕首的动作，反手抓着它站起身，慢慢地推开了门。他的身体半隐藏在门后，确保如果有人杀进来的话，自己能够借着黑暗悄无声息地把他们都解决掉。

可惜的是，门后只有空荡荡的一缕风。他往外探了探头，没有人站在门口，但是，噼里啪啦的细小电流声依旧在寂静无比的小巷里回荡着。他带着自己的匕首走出房门，踏着夜晚的颜色靠近了发出异响的那条小巷。那条巷子的尽头是一个死胡同，因而平时除了做见不得人的交易商和流浪汉以外不会有人进入，而这两者人身上却又不可能带有那种噼里啪啦的尖锐电流声，他压低了脚步声，慢慢地走到了小巷的最里面。那里是一片方形的天井，常常被住在这里的人拿来堆放杂物，清冷的月光自上而下地流淌下来，正好让东云彰人足以看清面前的景象。