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    LEON_OHKA3

    @LEON_OHKA3
    最近マッシュルにハマりました。🪐‪右が好き。

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    LEON_OHKA3

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    ドトラン💥🪐←オタ⏳
    いつも以上にメモ書きのような読みにくさ。許してくれる人だけ見てね。

    「オーターさん?」
    俺は訓練の後オーターさんに残るよう言われた。
    ドットが部屋から出た途端、この人に抱き着かれた。
    どういう状況だこれは。
    俺はどうしたらいいか分からず、あたふたしていると、耳元にオーターさんの顔が近付いてきた。
    「ランス」
    あまりに色香を放った声で名前を呼ばれ、ビクリと反応する。
    オーターさんはそのまま俺の耳に口を寄せ、甘いリップ音をわざと鳴らす。
    「っ!」
    俺はこの人から離れようとするが、抱き着かれているせいで上手く逃げられない。
    オーターさんの舌が俺の耳をなぞる。
    くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃとわざと俺に聞かせるように音を立て耳を攻められる。
    「んっ…ランス」
    オーターさんが甘い声で俺の名前を呼ぶ度に身体が震える。
    「っ、おーたー、さん…っはなし、てっ」
    だんだん頭も回らなくなっていく。
    このままではまずい。そう思ってはいるが、身動きが取れない。
    「……ふっ、可愛いな…ランス」
    「んっ!ゃ、あ」
    遂に俺は腰が抜け、オーターさんに支えられる。
    咄嗟に抱えられた為、オーターさんの口は俺の耳から離れた。
    俺は舐められた耳を抑え、オーターさんを睨む。
    「なんで、こんな事…」
    バタン
    出入口のドアが開く音がした。
    ドアの方を見ると、ドットが立っていた。
    「……あまりに遅いから来てみたら…何やってんだあんた」
    ビクリと俺の身体は反応した。
    ドットから物凄い殺気を感じたからだ。
    「ふぅー」
    オーターさんはため息を吐き、俺をドットに差し出した。
    「あ、……どっと」
    俺はドットの方へ倒れ込む。
    「お前達は付き合っているのだろう。」
    俺たちに背を向けオーターさんはそう言った。
    「そうだよ」
    ドットは俺を抱えながら、オーターさんを睨んでいる。
    俺はドットの顔もオーターさんの方も見る事が出来ず、俯いていた。
    まだ耳が変だ。
    「ランス」
    そう思って居ると、オーターさんが俺の名前を呼んだ。
    先程の行為を思い出し、ビクビクと俺の身体は跳ねて震えた。
    「っ、ん」
    それに気付いたドットは、俺を強く抱き締める。
    俺はドットにしがみつき、快楽に耐えた。
    「……」
    オーターさんはそのままこの場を去っていった。
    ドットは何も言わず、俺を横抱きにし部屋へ戻って行った。

    「っ、おい!ドットっ」
    部屋に戻ってきた途端、俺はベッドへ押し倒された。
    「てめぇ、あの人に何されたんだよ」
    相当怒っている。
    目の前の男は、今にも噛み付いて来そうな程怒りを顕にしていた。
    「……耳…弄られた、だけで」
    まさか耳を触られただけで腰が抜け、こんなにも乱されるなんて思ってなかった。
    今になって、恥ずかしくなってきた俺は、ドットから目を逸らした。
    すると、ドットは俺の耳を片手で触る。
    「俺が触ってもなんともないくせによ。……あ、まさか声か?あの人いい声してるもんな」
    ドットが俺の耳に口を寄せる。
    「っ、なに」
    「俺が上書きしてやる」
    そう言ったドットの声が、あまりにも欲を含んでいて、俺の身体はビクリとはねた。
    「ランス…好きだ」
    耳元で名前を呼ばれ、ゾクゾクと背中が痺れた。
    「ぁっ、待って、どっと」
    俺はドットを押し返そうとするが、覆いかぶさってるドットには、力で勝てずビクともしなかった。
    「んっ、なんだ…名前呼ばれるの、好きなのか」
    ずっと耳元で喋り続けるドットに、俺は変な気分にさせられていく。
    「っ、もう、…離れ、ろ」
    グイグイとドットの肩を押す。
    「ランス」
    俺が必死に暴れていると、また耳元でこいつは俺の名前を呼ぶ。
    「っあ、……んっ」
    ビクリと腰が跳ねる。
    「はぁ、もう……やめ、ろっ……どっと」
    「名前呼んだだけでこんなんになんのかよ」
    ドットは小さく囁く声で
    「えっちだな、ランス」
    とそう言った瞬間、俺の身体は大袈裟に跳ねた。
    「ーっ?!」
    自分でも何が起きたのかよく分からなかった。
    ただただ身体はビクビクと震えが止まらない。
    「お前……声だけでイったのか」
    ドットがそういうと、俺は目を見開いた。
    そんな事が有り得るのか。
    信じたく無かった。
    でも、下着に違和感はあって、真実を告げてくる。
    恥ずかしくなった俺は、腕で顔を隠し、ドットを蹴る。
    「っ、くそっ…」
    まだ少し震える身体をドットがそっと抱きしめた。
    「なぁ、顔見せろよ。」
    「断る」
    「耳真っ赤。かーわいい」
    「うるさい黙れ」
    ドットは俺の手にキスをして、そっと腕を持ち上げられる。
    「可愛すぎ」
    そう言って触れるだけのキスをした。


    「てめぇの可愛い顔は俺だけのもんだろうが」
    俺がオーターさんに襲われた事を根に持ってるドットは、ぶつくさと文句を言っている。
    「煩い。俺だって不可抗力だ」
    「お前なら抵抗出来ただろ」
    今思えば確かにそうだ。だが、急にしかも慕ってる師匠からこんな事されて、頭がパニックになったんだ。
    「…あの人に出来るわけ無いだろ。それに、こんな事されると思わなかったから」
    「お前ほんと隙だらけだな」
    「あ?」
    ドットの一言に俺の眉毛がピクリと動く。
    「心配になるぜ全くよ」
    「悪かったな」
    実際こいつがあの時来てくれなかったら、とんだ醜態を晒していたところだ。
    言い返すのを止めた俺は、そっとドットの肩に頭を預けた。
    「……オーターさんって、もしかして本気でお前狙ってたりすんの?」
    「……知らん」
    「でもあの人が俺たちをからかう様な事するか?」
    「……」
    あの時のオーターさんの声、聞いた事ないくらいに優しかった。
    俺はドットのシャツをキュッと握る。
    「ま、とりあえずてめぇはもう少し好かれてる自覚持て」
    「好かれている?お前以外にそんな物好きなやつ居ないだろ」
    俺はドットを見上げてそう言った。本心だった。
    「ば、っかお前…」
    ドットの顔がみるみる赤くなっていく。
    「なんでお前が照れているんだ」
    「……これだからイケメンはよぉ」
    「ん?」
    よく分からんが、ひとまずこいつの怒りを沈められたから良しとするか。

    END
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