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    おふ ˊᵕˋ

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    おふ ˊᵕˋ

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    夢だからこれどういう意味???ってなるのは当たり前だと思います(((

    #夢の話
    dreams

    今日の夢 何か家の雰囲気や人間の雰囲気が良くないと感じて家の人と相談をして弁護士を呼んだ。小柄な女性と普通体型の眼鏡男性が訪ねてきた。快く招き入れるも、女性はどこか入りたくなさそうな引き攣った笑顔。男性はずっと無表情で眉間に皺を寄せている。やっぱりこの家は変なんだ、と感じながらリビングで異変について女性に話す。その間男性は室内を行ったり来たりしており、たまに溜息をこぼしていた。一通り話し終え、何とかなりますかね、と聞いた途端女性は立ち上がり、私たちでも恐ろしいですね、上の者にこの話を伝えまた伺ってもよろしいでしょうか…、と引き攣った笑顔のまま早口に言った。提供したお茶は一度も口をつけなかった。
    早足に玄関に向かってしまった女性を追いかけよろしくお願いします、と頭を下げ見送ろうと家の外まで出た。この時期にしては珍しいよく晴れたオレンジの空だった。高いヒールで慎重に階段を下りていく女性の背を見つめながら、家の近くに停めてある一台の車に気がついた。運転席には誰も乗っておらず、そこで漸く男性がまだ家から出ていないことを思い出し、母が慌てて女性の方行ってしまいましたよ、と呼びかけた。その時初めて隣に一緒に居たのが母だと知った。男性は慌てる様子もなくただ淡々と帰る支度をし、私達に頭を下げ階段を下りていった。女性はヒールによろめきながらも、助手席の扉を開け座った。後の男性は運転席側の後部座席の扉を開け座った。車のエンジンはいつの間にか、かかっていた。男性が座り扉を閉めた途端車はゆっくりと動きだした。運転席には誰かが居た。私達は声にならない悲鳴をあげながら階段を駆け下り、車を追いかけた。何度見ても運転席には人が居た。彼らが来た時には車なんかなかった上に、三人目は気配すら感じなかった。しかし女性はなんの戸惑いもなく助手席に座り、男性も運転席に人が居るからと後部座席に座った。あまりの気持ち悪さに全身から冷たい汗が噴き出した。アレはきっと、家のモノが勝手に用意したんだと感じた。きっとあの二人は二度と帰ってこないだろう。
    家の異変は変わらぬまま玄関から溢れるほどの気配を放っている。
    先程までいなかった2段ベッドのお姉ちゃんは私が起きなさいとクッションで体を叩くと人間じゃない顔で起き上がりうるさい!うるさい!と叫びながら掛け布団で抵抗してきた。わたしがそのお姉ちゃんに苦戦していると、母は脚が異様に細いお爺さんと対峙していた。頭が痛くなった。気持ち悪さに泣きたくもなった。母を連れて外に出ようと必要な物を持ち、この家を出よう、と声を掛けた時いつの間にか風呂場にいた母に、そうしたいのは山々だけど!!!と無駄に大きな声で言われた。怒った声ではなかった。ただ大きかった。憑かれてるなと感じた。けどなんなの?と聞くと母は普通の声で、だってお兄ちゃんが帰ってきてないじゃない、と真顔で一言。うちには姉も兄も居ない。流産とかそういったことも無い。2段ベッドのお姉ちゃんはいつの間にか私の寝床に現れた冷たいモノで、母の言うお兄ちゃんはある日家の前に現れた活発そうな6歳ほどの少年だ。名前もどこから来たのかも知らない。聞いてもただ高い草むらの中を指さすだけだった。人間じゃないことはわかっていた。母もわかっていた。しかし今、この家に人が居なくなることを何故か止めようとする何かが母の中に入り、お兄ちゃんが帰るまで出ませんとずっと言っている。息継ぎをせずに。嫌になり私だけ家の外に出た。すると階段の下にお兄ちゃんが居た。お母さんが家でお兄ちゃんを待っているよ!と声をかけた途端にお兄ちゃんはまた草むらの中に入っていってしまった。私も草むらに入ろうと思ったが、びっしり蜘蛛の巣まみれ。脚の長い蜘蛛がうようよいたため諦めた。私の声を聞いたからか、母が目を見開きながら家の外に出てきた。お兄ちゃん帰ってきたって?!と私に聞いた途端草むらの奥から何かが向かってくる音がしてきた。お兄ちゃんだ。母の声に反応してお兄ちゃんが戻ってきた。蜘蛛の巣まみれの入り口から真顔で走って出てきたお兄ちゃんは、母を見た途端嬉しそうに玄関の下で飛び跳ねていた。母は階段を下りお兄ちゃんの手を引く。二人は家の中に入った。暫く待ったが、母が出てくることは無かった。代わりに、玄関ドアがふいふいと靡くようになった。下の階の人間から「ふいふいえ」と呼ばれているらしい。私達以外の人間にはずっとあの家の扉はうねうねして見えていたそうだ。隣の家はずっと空き部屋だ。隣が幽霊屋敷なら当然だろうとは思う。でもたまに家のモノが遊びに行っているのか壁を叩く音がしていた。壊れそうだからやめて欲しい。
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    おふ ˊᵕˋ

    MEMO夢だからこれどういう意味???ってなるのは当たり前だと思います(((
    今日の夢 何か家の雰囲気や人間の雰囲気が良くないと感じて家の人と相談をして弁護士を呼んだ。小柄な女性と普通体型の眼鏡男性が訪ねてきた。快く招き入れるも、女性はどこか入りたくなさそうな引き攣った笑顔。男性はずっと無表情で眉間に皺を寄せている。やっぱりこの家は変なんだ、と感じながらリビングで異変について女性に話す。その間男性は室内を行ったり来たりしており、たまに溜息をこぼしていた。一通り話し終え、何とかなりますかね、と聞いた途端女性は立ち上がり、私たちでも恐ろしいですね、上の者にこの話を伝えまた伺ってもよろしいでしょうか…、と引き攣った笑顔のまま早口に言った。提供したお茶は一度も口をつけなかった。
    早足に玄関に向かってしまった女性を追いかけよろしくお願いします、と頭を下げ見送ろうと家の外まで出た。この時期にしては珍しいよく晴れたオレンジの空だった。高いヒールで慎重に階段を下りていく女性の背を見つめながら、家の近くに停めてある一台の車に気がついた。運転席には誰も乗っておらず、そこで漸く男性がまだ家から出ていないことを思い出し、母が慌てて女性の方行ってしまいましたよ、と呼びかけた。その時初めて隣に一緒に居たのが母だと知った。男性は慌てる様子もなくただ淡々と帰る支度をし、私達に頭を下げ階段を下りていった。女性はヒールによろめきながらも、助手席の扉を開け座った。後の男性は運転席側の後部座席の扉を開け座った。車のエンジンはいつの間にか、かかっていた。男性が座り扉を閉めた途端車はゆっくりと動きだした。運転席には誰かが居た。私達は声にならない悲鳴をあげながら階段を駆け下り、車を追いかけた。何度見ても運転席には人が居た。彼らが来た時には車なんかなかった上に、三人目は気配すら感じなかった。しかし女性はなんの戸惑いもなく助手席に座り、男性も運転席に人が居るからと後部座席に座った。あまりの気持ち悪さに全身から冷たい汗が噴き出した。アレはきっと、家のモノが勝手に用意したんだと感じた。きっとあの二人は二度と帰ってこないだろう。
    1919

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    早足に玄関に向かってしまった女性を追いかけよろしくお願いします、と頭を下げ見送ろうと家の外まで出た。この時期にしては珍しいよく晴れたオレンジの空だった。高いヒールで慎重に階段を下りていく女性の背を見つめながら、家の近くに停めてある一台の車に気がついた。運転席には誰も乗っておらず、そこで漸く男性がまだ家から出ていないことを思い出し、母が慌てて女性の方行ってしまいましたよ、と呼びかけた。その時初めて隣に一緒に居たのが母だと知った。男性は慌てる様子もなくただ淡々と帰る支度をし、私達に頭を下げ階段を下りていった。女性はヒールによろめきながらも、助手席の扉を開け座った。後の男性は運転席側の後部座席の扉を開け座った。車のエンジンはいつの間にか、かかっていた。男性が座り扉を閉めた途端車はゆっくりと動きだした。運転席には誰かが居た。私達は声にならない悲鳴をあげながら階段を駆け下り、車を追いかけた。何度見ても運転席には人が居た。彼らが来た時には車なんかなかった上に、三人目は気配すら感じなかった。しかし女性はなんの戸惑いもなく助手席に座り、男性も運転席に人が居るからと後部座席に座った。あまりの気持ち悪さに全身から冷たい汗が噴き出した。アレはきっと、家のモノが勝手に用意したんだと感じた。きっとあの二人は二度と帰ってこないだろう。
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