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    足田おし

    Twitterは@Tarita_Oshi
    氷帝とかにょた百合とかジロガク好きなオタク。
    忍足UCにはガチ恋なオタク。
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    足田おし

    DOODLE向日岳人と忍足侑士がおともだちしているだけ。
    親友な2人の入学式次の日エピソード的な。
    忍足侑士は、困っていた。

    「なぁオシタリってなんで関西弁?」

    「ねー!ユウシくんって何かスポーツやってる?やってそう!」

    転校日初日。というか入学式の次の日。
    入学式には来なかったが、式後に非公式で行われたテニス部での試合。
    そこで入学初日から学園(ほぼ)全員に慕われていた『跡部様』と熱戦を繰り広げた彼は案の定注目の的だった。

    平均より高い身長。
    独特の雰囲気を醸し出すセミロングと丸眼鏡。
    そして何より関西弁という、こちらの地方ではメディアを通さないと聞かないような不思議な言葉遣い。

    新入生といえど周りはほぼエスカレーター式で上がってくる学生ばかりだ。転校生とほぼ変わらない。

    こうして”珍しい人間”扱いされるに十分すぎる要素を揃えた忍足侑士の周りには人が集まるようになっていた。もっとも、野次馬のようなものだが。

    わいわい周りに話しかけられるのには慣れている。転校6回。珍しさに寄ってくる人間の対応などお茶の子さいさいである。

    と、思ったのに。

    ここの人間はどうやら一筋縄じゃいかないらしい。

    「跡部様とはどんな関係なの?」

    「もしかして一緒にイギリスからきたの!?」
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    足田おし

    DOODLE支部にあげるほどじゃなくTwitterにも収まらないサクッと読める割といい感じに書けたジロ岳短編。おれは、意外と朝が好きだ。

    朝のベッドは心地良い。
    自分の体温で程よく温まった良い匂いのふわふわに包み込まれているようで、どこまでも穏やかで優しい気分になれる。枕からは嗅ぎ慣れたいい匂いと愛おしくていい香り。とても安心する。
    だから、おれはここが大好きだ。

    でも、もう一つ好きな理由があった。

    「おいジロー!いつまで待たせてんだ!」

    騒がしい声と共におれのテリトリーに入ってくる、赤くて小さくて、勝気なそいつ。

    そいつはおれを包んでくれていた気持ちのいい布をバッと勢いよく引っ剥がす。

    「ジロー起きろ!おい!!」

    がしがし髪をかき回されて、うぅんと眠そうな声を漏らすとため息をつかれる。

    もうちょっと寝たふりをしてようか、でも可哀想かな、と計算高いおれを許してほしい。

    このやりとりは、おれが朝が好きな理由の一つだから。

    実際眠たい身体と頭を一生懸命動かしながら、おれは岳人の制服の裾を掴んで、ベッドに引き摺り込む。

    「あっこら、ジロー!やめろ!」

    「んん、いいにおい」

    珍しくバランスを崩した彼を後ろから抱きしめる。
    甘酸っぱくていい匂い。香水とかじゃなくてシャンプーと、 805