孤独はキライ、待つのはスキボタンの掛け違いというものは本当に恐ろしいという話しになるんだけれど、とにかく、傍から見ていれば喜劇にしか思えないだろう、しかし、俺とカスミの間に起きた喜劇にも似たなにかの話しをしようと思う。
それは俺にとって、これは墓場まで持ち込まないといけない種類の話しだ。
「は~、ヤりたい」
「最低だな、お前」
「でもさ、ほら、そこは男じゃん?」
スターレスのまかないの時間、晶と黒曜がろくでもない話しをしていた。
と、言うより、晶がろくでもない事を言いだした。
下ネタはケイのお気に入りの娘がくるまでは、日常茶飯事ではあったけれど、あの娘の前では絶対しないという暗黙のルールが出来た。
よって、この喜劇の始まりは、俺が注意したのに端を発する。
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