inutotori1 @inutotori1 @inutotori1男女CP、女体化シノ♀のネロシノネロ(左右不定)ほぼまほやく ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 8
inutotori1MAIKING『真木晶、17歳!』17歳の時に一度賢者に選ばれていた晶ちゃん♀が、25歳になってもう一度賢者に選ばれちゃう話。好感度ドン底の状態から始まるシノ晶♀です。※賢者の魔法使いが選ばれた順序を捏造しています※今の魔法舎の世界線ではない※何でも許せる方向け真木晶、17歳!真木晶、17歳! 「シノ、好きですよ」 「シノってほんと、格好いいですね!」 真木晶、17歳。高二の夏だった。明日から夏休みだって浮かれてて、友達といつもより遅くまで話し込んじゃって。門限ギリギリに、自転車立ち漕ぎで息を切らして、家へと続く坂道を上っていく。強く、ペダルを踏み込んで。 「わあっ……」 ふいに視界が開けて、目の前に大きな月が現れた。 「今日って満月だったっけ……?」 ずっと外に居たのに、全然気が付かなかった。さっき別れたばかりの仲良しの子に写真を送ろうと、カバンから取り出したスマホを大きな月へと向ける。 「おっきな月……怖いくらい」 呟きながらシャッターを押すと、突然世界が真っ白になった。眩い光に飲み込まれている。 3507 inutotori1MAIKINGネロに抱かれたいシノと、自分が抱かれる側だと思ってたネロの話。ネロシノ。Rー18です! ※シノが女体化します(後天性)。ネロが過去に受け側で性処理をしていたことがある設定。 まだ続く 7776 inutotori1MAIKING『9月のラプソディ』開催おめでとうございます! 書いている小説の前編です。『受験の邪魔をしないことを条件に先輩とお付き合いすることになった後輩ちゃんが、卒業前に「一度だけデートしてみたい!」とフラれる覚悟で恐竜の幽霊を見に誘う話』を書いています。後編も近々上げたい……。恐竜の幽霊 紙の上をペンが走る音がする。斜め前の席に座る先輩の、癖のある柔らかそうな髪の毛にちらと目を遣って、それから彼が何やら記入している手元のプリントを盗み見た。 学籍番号、氏名、そして先輩がこれから受ける予定の大学名。私は無言で視線を外すと、隣にあるテニスコートを眺めることにした。 ご夫婦と思われる四、五十代の男女が、ゆったりしたペースでラリーを続けている。ポーン、ポーン、軽快な音の反復に、私の寝不足気味の瞼は段々重たくなっていく。 「退屈なら帰っていいよ」 うとうとしかかった私に、先輩は素っ気なく言い放った。プリントから顔を上げる気配もないのに、目敏い。初めの頃は慌てて否定したり謝ったりしていたものだけど、「好きにすれば」とか「どうでもいい」みたいなつれないことしか返ってこないので、最近は何も返さずそのまま居座ることにしている。 3951 inutotori1MAIKINGファ&ネ全関係性内包Webオンリー『隣にいてもいなくても』開催おめでとうございます!2の開催もやったー!!全く間に合わず、二次会にも大遅刻ですがキリのいいところまでやっと仕上がったので上げます……。これからアフタータグを廻るぞ!※ネロシノとファウストの話です。ネロとファウストの間に恋愛要素はありません。※シノのみ先天性女体化、捏造設定多数あります罪悪感と呪いの話 いつだったかも覚えていない、何百年も昔のことだ。 傷にも思い出にもならない、ただ通り過ぎたいつかの記憶。 ◆ 朝食の仕込みが早く終わったんで、偶には、と魔法舎にあるバーに足を向けた。 静かに飲める雰囲気じゃなきゃ帰ろう。薄く開けたドアから様子を窺うと、ぐい、と思い切りドアが開いて勝手に中に吸い込まれる。 「じゃじゃーん!ご開帳じゃ!」 双子の明るい声が響いた。普段は静かな店内が、今日は随分賑やかだ。無理やり連れて来られなければ、絶対部屋に引き返してた。 あまりバーでは見かけない若い魔法使いたちが、双子と、その前に広げられた怪しげな骨董品を囲んでる。 「……なに?露店でも出してんの?」 店主好みの趣味の良い調度品も今は脇に寄せられて、中央にできた空間に雑多に品が並んだ様は、さながら西の国の蚤の市のようだった。 10148 inutotori1PROGRESSパラロイオンリー用展示*『ファウスト×モブ♀』小説・書けたとこまで以前書いた『呪い屋さんと名の無い魔女』というお話の二人の、パラロイ軸の話です。ぴくしぶで一章読めます(全然読まなくても楽しめます!)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14198497この二人を書いた12万字の本最近完売しました、心から感謝しています・・うれしいパラロイ軸ファ×モブ♀(書きかけ)SEE THE WORLD2開催おめでとうございます! イベスト何度か読み返しましたがやっぱり最高……!そしてどんな世界線でもファウストが大好きです。 ** ※捏造設定多数※ ◆捏造世界観設定 アシストロイドの普及によって(特にハイクラスの)婚姻率、出生率が低下、人口の大幅な減少が危惧されている。 それに伴い、出産証明書の提示で報奨金がもらえるようになった。 出生率の減少は緩やかになったが、一部で報奨金目当ての出産や育児放棄が増え、養護施設で暮らす子どもの数は増加している。孤児が集まってできたスラム街がある。 ◆こんな話 スパイ疑惑を掛けられた新人研究員♀の調査のため送り込まれた猫型アシストロイドを通して顔のない交流をしていくうちに、なんやかんやに巻き込まれてめちゃくちゃ好きになっちゃう感じのいつもの小説です。 4721 inutotori1DONE新刊『ちゃんとした 恋じゃない はずだった』巻末のおまけに収録した作品の修正版です。購入者さま向け。一人称のブレを直した以外は本に載せているものと全く同じ内容です。 4326 inutotori1MENU『我らがボスに祝福を!』開催おめでとうございます!ブラッドリーくんお誕生日おめでと~~!いろいろと書いております。独り言です。 5 inutotori1MAIKING〈大いなる厄災〉の襲来に向けて訓練を積んだ賢者の魔法使いたちだったが、〈大いなる厄災〉がこの世界に近付くことはなかった。紋章は残ったまま、帰る道は閉ざされたまま。月は近付くのを止めたのか。賢者の魔法使いと、賢者の行く末は。【〈大いなる厄災〉が襲来しなかった世界線】で生きる彼らの話。退紅の痕に歯を立てて・序ネロ・・・またどこかで飯屋でもやろうかとのんびり場所を探してる。 真木晶♂・・・ネロの店探しの旅に同行させてもらってる。 ブラッドリー・・・付かず離れずの関係。世界中に隠れ家がある。 ワン太郎・・・とある魔法使いに愛された犬の一族。人懐っこい。 彼の美意識からはかけ離れているが、名付け親はシャイロック。 ◇・・・晶視点 ◆・・・ネロ視点 ** 「たまご、たまご、籠いっぱい……♪」 軽やかな足取りで石畳の道を歩いていく。空は晴れていて、陽射しは柔らかい。麗らかという言葉が似合う日だった。治安の悪い街ではないし、日中は人通りも多い。悪いことが起こる予感なんてまるでなかった。 家で俺を待っているだろうもの達のことを考えると、どうしたってうきうきしてしまう。 8052 1