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    miinaC_shiro

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    miinaC_shiro

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    フォロワーさんから頂いたジェラクロ小説
    ジェルベーラとクローバーは国家の軍隊に昔所属していて同僚に当たります。

    ジェルベーラ⇒前線部隊の隊長
    クローバー⇒通信部隊の将来有望な隊員

    ジェルベーラとクローバー「後ろががら空きですよ。ジェルベーラさん」

    クローバーはジェルベーラの後頭部に銃を突きつける。
    ジェルベーラは片膝をつき、かつ直ぐには動けない姿勢をしている。

    「私の勝利ですね?」

    そう言って引き金を引く──
    が、当たったのはジェルベーラの頭部ではなく、頭に乗っていた植木鉢。

    「えっ──」

    戸惑うクローバーの顔に大量の水がぶっかけられる。

    「お喋りは禁物だよ?クローバーチャン!」

    自由落下した植木鉢を片手で受け止めながら、ジェルベーラは笑顔でそう語る。

    撃たれかけたあの瞬間、ジェルベーラは瞬時に身体を突っ伏し、身体を捻って下からクローバーの顔面向けて水を発射させたのだ。

    「私はまだまだ前線で動けるヨ!」
    「流石ジェルベーラさん……!速すぎて見えなかったです!」

    尊敬の眼差しを向けるクローバーにジェルベーラが優しくタオルを手渡す。

    「風邪ひいちゃうからネ。ちゃんと拭かないと……」
    「わっ、わっ、ジェルベーラさん……ありがとうございます!」

    タオルを受け取り、濡れた顔をゴシゴシと拭く。
    顔を拭き終えたクローバーは

    「あ、あの……もう1戦やって……貰えますか?
    さっきのジェルベーラさん、すっごくかっこよかったので……」

    その言葉を聞いたジェルベーラは、ぱあっと笑みを浮かべる。

    「ホントォ?!そんなに?かっこよかった?私??
    も〜照れちゃうよォ!そんなこと言われたらァ」

    ジェルベーラは照れ照れとしながら、水の補充が出来た水鉄砲をクローバーに1丁渡す。

    「次はもう少し本気出すからネ。クローバーチャンも本気でおいで?」

    「……はいっ!」

    クローバーは水鉄砲を受け取り、キリッとした顔で返事をした。
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