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    kikkawa

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    kikkawa

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    ヒカワヤ前提
    ヒカ→ワヤ片想い?
    ヒカ目線
    多分プロ後くらい

    2024.9.20ヒカぴお誕生日おめでとう🎊
    記念になんか無いか探したら前書いたこれが出てきました。めちゃ短いし初めて書いたヒカワヤかも…

    続編も完成してから公開しようとしたのですが…書けなさすぎて…とりあえずこれだけでも公開します。

    ↓タップしたら続きが出ます。

    ##ヒカワヤ

    雨の日(仮題)外壁を打ち付ける雨の音に、もう我慢できなくなって、スニーカーを履くのもそこそこに道路に飛び出した。

    途端に雨粒が肌に落ちて、その度に まばたきのような音をたてる。

    足が道に弧を描く。緩やかなカーブがもどかしくて、脱げそうになる靴を まず踵まで履いた。脇目も振らずに行く。

    あの家まで、部屋まで。入り口まで。道が真っ直ぐに続いていたらいいのに。そうだ、大きい虹のような橋をかけて欲しい。そしたら最短ルートで あの人のもとへ行けるから。


    階段を駆け上がって、ようやく部屋の扉を叩いた。叩いてから、もし誰もいなかったら…とか、先客…他の誰かが居たら…だとか考えて、こぶしを握りしめたまま少しうつむいた。

    ドアが開いた。瞬間、懐かしい匂いが鼻を掠めた。相手は想像通り、驚いた顔をしていた。

    「…っおまえ…!?何考えてんだよ?」

    悪態をつきながら、一旦部屋の中に戻っていく。すぐに帰ってきて、持ってきたタオルを ぐいと胸に押し付けてきた。
    まだ何か言い足りないようで、口の周りで、忙しそうに言葉が回っている。ここちよい響き。

    なんでも答えてあげたいと思った。うそじゃない。何時間でも見続けられるその顔を見つめた。なんと返事を返そう。茶色い跳ねた髪が目の前で揺れる。

    でも、見つめていたら逆に何も考えられなくなる。
    相手のすべてを考え尽くしているみたいに、心がいっぱいになってしまう。おかしいけど。
    なんかずっとおかしいんだ。いつからだったのか。わからないけど。

    「おまえってさぁ…どうしていつも雨の日になると…」

    どうしてなんだろう。
    どうしてすぐに、和谷の家に行きたくなるんだろう。
    どうして自分は濡れているんだろう。

    傘なんて、そこらのコンビニで買えるし、なんなら誰かに借りたっていい。今朝は母親が、帰りは雨になるかもよ、と忠告してくれた。聞いていたし、分かっていた。

    なんで
    どうして心配されたいんだろう。
    どうしてこんなことが、こんなに落ち着くんだろう。


    和谷の瞳を見たら、目が合った。
    まるでいたずらに睨んでるみたいだ。怒ってはいないって分かる、優しい色が瞳に溶けている。


    「…聞いてんのかよ?」


    もし今


    キスしたらどうなる?

    少しでもおれを気にかけてくれるんだろうか。

    この距離は縮まるんだろうか。

    他の人より近くなるんだろうか。


    知りたい。





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    Replies from the creator

    kikkawa

    CAN’T MAKE虎猪
    付き合ってる
    いのり目線
    キスまで
    らぶらぶだね!

    いのりちゃんて日々こてちゃんの優しさに支えられてると思う…お礼なんてこてちゃんはきっと求めてないけど、心から感謝を伝えられた時にまた2人の関係は新たなステージへと向かうのかもな〜いいね!虎猪ネクストステ〜〜ジ!!是非その新たなステージおじさんも行<投稿日:2025/02/13>

    ↓タップで続きが出ます。
    もう一回その日は ちょうどクラスの日直の日だった。
    放課後までに その日あったことを書いた学級日誌を担任に届けて、ようやく日直の仕事は終了となる。

    べつに、律儀に自分の用事を一緒に待つ必要なんて無いのに…。
    と いつも思うけど、わざわざ口で「待つよ 」とも言わず、さり気なく待ってくれることがとても嬉しかった。


    「意外と書くこと見つからねぇよな、そういうの…」

    毎日何かしらあったはずなのにさ、と虎鉄は続ける。本当にそうだ。先ほどから手に持ったペン先がむなしく空を切っている。日頃から思っているけど、改めて、本当に虎鉄は人の気持ちや空気を読むのがうまいなと思った。



    「……あの、Sa」


    前の席の椅子に こちらを向いて座っていた虎鉄が、なんだか落ち着かない様子で、さらに身を乗り出すようにして言った。
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