は つ 恋卒業後、桐ケ谷は地元で就職し刑部が大学進学をきっかけに地元を離れてしまい疎遠になる二人。
数年後、ヤスあたりから紹介された女性と結婚することになり、親友として刑部に招待状を送る。
数日後、ポストに届いていたのは欠席の知らせと『どうか幸せに。』の一言。
何かがひっかかり刑部のスマホを鳴らすが【現在は使われておりません】という無情な音声が流れ、刑部との連絡が絶たれてしまう。
時を同じくして鬼龍会の会長が亡くなり、跡継ぎ同士の抗争が激しくなってにわかに水戸の街中も物騒になってくる。
仕事帰り、同僚と楽しく飲んで帰る途中で刑部(と山浦、その他部下)を見掛ける桐ケ谷。
数年振りに見た刑部は桐ケ谷も知らないゾッとするような笑みを浮かべていたが、桐ケ谷に気付くと一瞬だけその笑みが剥がれて素の表情になる。
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