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    tanutamasukebe

    @tanutamasukebe

    倫理のないすけべのまとめ場

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    tanutamasukebe

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    未亡人の続き③

    設定の都合上、今回から東京が舞台になりました

    NEW登場人物(一部前にも上げた人物もいる)

    ※山南先生とモブ夫以外はほぼ全員性別はお任せしてます。


    伊東さん:大手出版社の婿養子。句会開いたり、作家育てたりしてる
    沖田さん:はじめちゃんの学友で教師。一年前にノブと結婚した
    渡辺さん:はじめちゃんの職場の同僚。金時さんと結婚して、子持ち

    こどもたち:山南先生をつり上げろと親族が送り込んでくる。

         
        

    ******
    49日も過ぎ一度、モブ夫がお世話になった出版社に挨拶しなければと思うはじめちゃん。(葬儀中はそれどころでなかった)ざんばらにした髪は自分で整えていたが、
    出かけるならと髪結いを呼び、整えてもらう。喪服で挨拶に向かうのはさすがに
    相手も困るだろうと地味目の和装(三臨)で出かけることに

    出版社で伊東さんに暖かく迎えてもらいほっとするはじめちゃん。挨拶や年金などのお礼言い帰ろうとするが、「生前ご主人から預かったモノがあります」と原稿用紙の入った袋を渡させる。「うちでは出版できないモノでしたので」と何か含んだ言い方をする
    伊東さん。
    (実ははじめちゃんを題材にしたポルノ小説、伊東さんところは正統派のため発行できない)モブ夫の遺作を大事に握りしめるはじめちゃんに、うちで働かないかと持ちかける伊東さん。
    気持ちの整理が付かず、なにより山南先生と顔を合わせる職場では困ると一度断る。句会には顔を出してくださいねと席を立つと「山南先生も来ているから妻も呼んで食事に行きませんか」と、返事に困ってるはじめちゃんを余所に浅草に連れて行く

    ※奥さんと一緒なのは、妻がいたらはじめちゃんも話しやすいだろうし、
    さすがに男二人と未亡人が会食するのは世間体が悪いという考え

    浅草に着けば華やいだ空間にモブ夫との逢い引きを思い出すはじめちゃん。
    仲睦まじく歩く伊東夫妻から少し距離を開けて歩く二人。

    「髪少し伸びました?」と整えた髪に触れる先生。警戒心剥き出しのはじめちゃんだが
    夫妻の手前、噛みつくわけにもいかず頷くはじめちゃん。
    久しぶりに人混みを歩くために蹌踉めいてしまったはじめちゃんを支える山南先生。
    とっさに離れようとしたがその手にはいつもの獣じみた性欲はなく善意からの
    支えに胸を一瞬温かくさせる。「手を繋ぎましょう」と差し出されたが、服の袖を掴むだけにしたはじめちゃん

    気取った西洋料理よりも最近はやり始めた中国料理でごちそうする伊東夫妻
    自分一人では料理らしい料理も作らずにいたはじめちゃんだが、久しぶりにラーメンを啜ると暖かさとおいしさからついつい笑みがこぼれる(一応大正初期には醤油ラーメンあります)その様子にほっとする山南先生。
    夫妻を交えて、主人との思い出話やなれそめ、新婚旅行などを話し、少しだけ心が持たされたはじめちゃん。

    帰りはそれぞれ別で帰ることになり(伊東夫妻は自分所の作家が原案の芝居に行った)
    山南先生の車で家に帰るはじめちゃん
    その日は家に上がることなく送り届けると、帰って行く山南先生


    仏壇に遺作を置き、手を合わせるはじめちゃん。まだ辛くて読めないが、いつかは読むからとモブ夫に話しかけると静かに眠りにつく
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    tanutamasukebe

    MAIKING未亡人の続き③

    設定の都合上、今回から東京が舞台になりました
    NEW登場人物(一部前にも上げた人物もいる)

    ※山南先生とモブ夫以外はほぼ全員性別はお任せしてます。


    伊東さん:大手出版社の婿養子。句会開いたり、作家育てたりしてる
    沖田さん:はじめちゃんの学友で教師。一年前にノブと結婚した
    渡辺さん:はじめちゃんの職場の同僚。金時さんと結婚して、子持ち

    こどもたち:山南先生をつり上げろと親族が送り込んでくる。

         
        

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    49日も過ぎ一度、モブ夫がお世話になった出版社に挨拶しなければと思うはじめちゃん。(葬儀中はそれどころでなかった)ざんばらにした髪は自分で整えていたが、
    出かけるならと髪結いを呼び、整えてもらう。喪服で挨拶に向かうのはさすがに
    相手も困るだろうと地味目の和装(三臨)で出かけることに

    出版社で伊東さんに暖かく迎えてもらいほっとするはじめちゃん。挨拶や年金などのお礼言い帰ろうとするが、「生前ご主人から預かったモノがあります」と原稿用紙の入った袋を渡させる。「うちでは出版できないモノでしたので」と何か含んだ言い方をする
    伊東さん。
    (実ははじめちゃんを題材にしたポルノ小説、伊東さんところは正統派のため 1321

    recommended works

    Halnopmkabe

    MOURNING警備員先生とサラリーマン一ちゃんの話が書きたくて、イベント中だけど
    書きました。まだ消化し切れてないのでいつも以上にふにゃふにゃ分
    館長→一ちゃん有(ゆるく足こきしてる)
    美しいモノを閉じ込め、そのすべてを貪りたい。その欲望を満たすがための英霊に
     跪き、許しを乞うように足下を覆う靴下を捨て去る

    「擽ったい」

     鈍錆色の睫の下にある太陽とも月とも違う輝きを持つ杏色の瞳で射貫くように見つめる
     だが声色は柔らかく、口角も緩んでいるから厭ではないはずだ

    「……気に入らないな、口答えなど」

    「欲張りだな。……まぁここを腫らしている時点で欲は強いのだろうけど」

     すでに張り詰めた己の分身を足で愛撫され、思わず声を漏らしてしまう
    今すぐにでもその貌を白濁で染め上げ、杏色の瞳には自分だけを映したい
    よく回る舌は嬌声と己だけを愛すると誓うだけを奏でればいい
     そうしたいのにこの英霊はまるで、子供がこっそりと菓子を盗み食いしているのを知っている子供の
    嘘を知りつつ罪を許す母な貌で、己の本当の望みに答えるように、いたずらに心と身体をかき乱す

    「館長、少しお話が……」

     扉の向こうで部下の声が聞こえる。使えない男だがいなければならない男だ、お楽しみを奪われた
     腹いせに怒声をあげれば、女のようにめそめそした声をあげている

    「可哀想だな、お仕事でしょ。頑張って 1064