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    10ゲージのポイポイ

    @10_gauge_19s

    書けないものとか色々ポイポイ

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    POIPOI 92

    宇煉
    現代設定でお付き合いしてる

    料理のセンス


    「今日は煉獄がメシ作ってくれるってぇ?」
    「ああ!気合いを入れて作るから待っていてくれ!」
    「へぇ〜楽しみだな」


    一時間後


    「さあ!出来たぞ!」
    「…………聞いていいか?」
    「なんだ?」
    「あー……何作ったんだ?」

    「ふぐ刺しは流石に作れないから、フグの唐揚げにしてみた!」
    「フグの…唐揚げ…?」
    (皿に盛られた真っ黒な炭の塊)


    「こっちは俺の好物、さつまいもご飯だ!」
    「へぇ……」
    (見るからに火が通りきっていない芋とご飯)


    「味噌汁はさつまいもと豆腐だ!ワカメも入れた!」
    「…………」
    (固そうな芋が見え隠れするが豆腐と汁が見えないワカメの海)


    「サラダのドレッシングは手作りしてみた!」
    「紫のドレッシングって何ドレッシング?」
    (何の野菜か分からない全体的に緑と紫の物体)


    「さあ!食べようか!」
    「お、おう……」


    トイレとお友達になった宇髄さん。


    「異臭がした段階で止めりゃよかった……」





    料理のセンス2


    「今日は俺が作る。つーか、お前に料理を教える」
    「うむ!よろしく頼む!」

    「まず、初心者がいきなり難しい物を作ろうとするな」
    「むう」
    「ご飯、味噌汁、炒め物くらいにしとけ」
    「分かった!」

    「まず、ご飯。お前この間、鍋で炊いただろ」
    「駄目か?」
    「駄目じゃねぇけど、火加減が難しい。炊飯器使え」
    「分かった!」
    「芋の大きさは揃えろ。炊飯器の場合はまあ大きくても大体火が通るけどな」
    「なるほど!」
    「あまり細かくし過ぎると形が残らないから気をつけろよ」


    「次に味噌汁。乾燥ワカメは後で増えるから控えめに入れろ」
    「ふむふむ」
    「根菜類は水から煮る。勿論大きさは揃えろ」
    「煮えたかはどう見分けるんだ?」
    「大体は色が変わる。菜箸かなんかで1つ刺してスッと刺されば煮えてる」
    「豆腐はいつ入れるんだ?」
    「芋が煮えてからでも大丈夫。出汁入れ忘れるなよ」
    「分かった!」


    「あとは炒め物だな。無難に野菜炒めにするか」
    「任せろ!」
    「アホ!適当に入れるな!肉類や火の通りにくい固いものから入れろ!」
    「む」
    「強火過ぎる!中火だ!中火!」
    「よもやよもや!」
    「味付けは控えめににな。味見して足りなきゃ足せばいい」
    「うまい!」

    「よし、出来上がったぜ!食うか!」
    「いただきます!」

    「うまい!わっしょい!うまい!」
    「我ながらよく出来たぜ」
    「俺は上手く作れなかったから、不甲斐ない」(しょぼん)
    「あー…まあ、これか覚えていけばいいんじゃねぇの?」
    「!…君は優しいな、そういう所が酷く好ましい」

    「……デザート(にお前を)食うからな。覚悟しとけ」
    「?うむ!」(ケーキでもあるのか?)


    宇髄さんはデザート(煉獄さん)を美味しくいただきました。


    「よもや、ケーキではなかったな…」(ちょっと食べたかった)
    「……冷蔵庫にスイートポテトがあるぜ」(買っておいた)
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