同じ大学に入りチームメイトになった3人。
攻撃の特訓中、井浦が熱中症で倒れる。
王城がうろたえる中、六弦はすぐに井浦を抱きかかえて涼しい場所に移動させて処置していく。
その間に我に帰った王城は校医を呼びにいくんだけど、道すがら慶に何かあっても自分じゃ支えられないって事実に頭ぶん殴られたような衝撃を受ける。
自分は慶の前で倒れたことがあるけど、慶が体調を崩すところは見たことがなかった。
怪我も大抵手当をされるのは自分で、慶にすることはほぼ無かった。
今回は六弦がいたからすぐに移動できたけど自分と慶だけならーー?
改めて自分の体格に歯がみするし、起きた井浦が六弦にお礼を言ってるのを見てより心の中がぐしゃぐしゃになる。
僕より六弦の隣の方がいいんじゃないか。嫌だ慶は僕のなのに。
って思った後から恋心を自覚してばたばたする王井。
この話では六弦は井浦に恋愛感情はないけど無意識に焚きつけるような事をしだすので王城正人には六井に見える。