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    nijiren2501

    @nijiren2501

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    nijiren2501

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    双子の悪ふざけ「―――今年も皆で今日の夜を過ごせたことを嬉しく思います。仕事納めまであと四日、どうぞご安全に願います」

    「ラーサー社長が取締役になられて、早二年か…。恒例のパーティーも先代とはまた異なる趣で、これはこれで良いものだな」
    「会の中にプレゼント交換があるとは、新しい試みもまた童心に帰れて良いものだ。ミス・ドレイスのプレゼントは誰に渡ったのかな」
    「その手に抱えられている箱がまさに私のセレクトだ、ミスター・ガブラス」
    「本当か。それは驚いた」
    「恐らくお気に召して貰えると思う。誰の手に渡っても活用して貰えそうな品を選んだつもりだが、やはり貴方がたをイメージして選ぶのが一番スムーズだったな」
    「…ほう。貴方がた…か」
    「どちらを使うか、弟君と相談して決めると良い」
    「………。いつから気付かれていたのだろう」
    「本気で訊いているの?貴方がた兄弟は確かに瓜二つだが、近しい者からすれば一目瞭然だよ。私もこう見えて、弟君とはそれなりに付き合いは長いから」
    「はは。貴女の名前は弟からよく伺っている。いつも弟がお世話に…」
    「こちらこそ。中々楽しいサプライズだったよ」





    「いつまで臍を曲げているんだ。食事が冷めるぞ」
    「………」
    「俺に言わせれば、お前たちが本気でバレないと思って企てたこと自体が愉快で仕方ないのだが。今頃バッシュもお前の同僚に見破られているだろうさ」
    「前は騙せた」
    「それは本当に、”前”の話だろう。しかも相手はバッシュとまだ付き合いの浅い新兵だ。状況も相まって冷静に見分けられなかったのも無理はない」
    「ふん。直ぐに頭に血が昇るタイプかと思ったが、案外冷静だな。こんな大切な夜に恋人が替え玉を寄越すなど言語道断だろうが」
    「さっきも言ったが、愉快だと思うばかりさ。良い機会だ、俺がバッシュに相応しい男かどうかを見極めて行くと良い」
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    nijiren2501

    DOODLE絶好調の熱き星たち、昨年セ覇者の燕に完膚なきまでにギッタギタにされた我らが鷲!これで終わってしまうのか!徐々に他球団ファンもこいつらやべーなという居た堪れない視線を向け始めた、我らが鷲!
    ところが交流戦3カード目に当たるセ首位の虎との三連戦では、ファンの心を大いに揺さぶるドラマがありました。
    バルフレアとバッシュ、6女子トリオでお送りします。
    ぢごくの交流戦前半はいらいと「お疲れさん、先生。遅くなっちまったが、この前の三連戦の反省会ってことで乾杯な」

    「乾杯、バルフレア。こちらにはいつまで滞在できるんだ?」

    「アンタが寂しがってくれるなら、いつまでだっているつもりだが」

    「寂しい…というより、悔しい思いの方が強いかな。分かってはいたが…星たちは強かった。どこからでも繋がり始める打線、鷲の天敵左投手の充実……それに比べて我らが鷲たちは、一勝するので精一杯……」

    「だからさ、もう鞍替えしちまえよ。
    俺も贔屓の暗黒期は何度も見てきたが、もうストレスと失望の毎日だぜ?それが1シーズンで終われば良いが、何年も続く時もある。
    アンタの贔屓は創設してまだ歴史も浅いから、本物の暗黒期なんて経験したこともないだろうけどよ。あれほど虚無の日々はないぞ」
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