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    nijiren2501

    @nijiren2501

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    nijiren2501

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    不名誉な最下位天王山は1勝2敗で見事な負け越し、チームは単独最下位に…。悲しみを持ち寄った皆様でタコパを開催中です。
    スポーツバーブラックジャック、貸切にさせて頂きました。出演はティナ、パロム、オーナーセツ、バッシュ、ウォースラです!

    5/5 F5-E2 & 5/6 F0-E6 & 5/7F3-E2「パロム。ねえ、パロムったら」

    「…なんだよう」

    「たこ焼き。あなたのぶんよ。お餅も入ってて美味しいわ」

    「放っといてくれ!こんな時にたこ焼きなんて食う気になるかよ」

    「そうね、まだ熱いからね。もうすこし冷めてからの方が食べやすいでしょう」

    「聞いてないな…。なー、ティナは平気なのか?最下位だぜ!5年ぶりの単独最下位!
    世間は監督へのバッシング一色だよ、中長期的に優勝争いできるチームを作るって豪語したイシイさんだったのに蓋開ければこれなんだもの」

    「平気じゃあ…ないわ。カード頭を落とした時はほんとうにショックだったし、やっぱりうちのチームは育成環境が良くないのかもと思った。
    二軍で大活躍できる選手は沢山いるのに、一軍では今一つな事はずっと前から指摘されていたものね」

    「はあ……。そーだな、コーチもめちゃくちゃ重要だよな…。」

    「おーい。お前ら反省会してるうちにたこ焼き一周目ぜんぶ無くなっちまったぞ。向こうのテーブルで悔し泣きしながら食いまくってる警官がいるからな」

    「け、警官!?なんでそんな奴がここにいるんだい」

    「バッシュのお友達だとよ。非番らしいが、それなら警察の制服なんか着てくるなってんだよ…ま、店は貸切にしてるから良いけどな」

    「ありがとう、オーナー。サッカーの試合もあってお店もお忙しいでしょうに」

    「良いってことよ。ここに集まりゃ勝ってる時は倍盛り上がるし、しんどい試合は皆んなで愚痴りゃ気が晴れる、だろ?」





    「―――俺はスポーツ観戦していてこれほどの屈辱を味わった事はないぞバッシュ!お前が面白いぞと勧めてきたからプロ野球も鷲に注目してきたが、なんなのだこの有様は!!」

    「ウォースラ…。俺はお前がそこまで鷲に感情移入したことに驚いてるぞ。最初は野球などつまらん、暇人の道楽だと見向きもしなかったのに」

    「お前の趣味ごとにも付き合うのは俺の義務だからな。
    ええい、そんなことより何なのだあの打者連中の不甲斐なさは!!リリーフ投手の不調ばかり取り沙汰されているが、僅差ゲームにしか持ち込めない攻撃陣にも原因はあるだろう!
    毎試合毎試合緊迫した場面でしか投げられないリリーフのプレッシャーを思えば調子を崩すのも当然だ!!なぜ監督は投手ばかりを責めて野手陣には言及しない!?」

    「報道陣には言わないだけとは思うがな…。打線は水物とは言うが、頭の痛い所だろう」

    「主力をスタメンから外すことも考えるべきだろうに、試合の解説連中も口を揃えてキャプテンは外せない、四番は外せないなどと…。実に不合理だ。オカルトも良いところだ!
    ああ腹立たしい、たこ焼きはまだ来ないのか!!」

    「ウォースラさん、こっちのテーブルに焼きたてが沢山あるから摘んで!フィガロモーターズさんの全自動たこ焼き器で作ったの、すごく美味しいわよ」

    「ティナ〜…あんまりおっかねえ人に絡むなよー…」


    怒りをぶちまけるのもファンの姿、さっさと切り替えてたこ焼きを楽しむのもファンの姿。
    これで不思議と上手くいくものだとバッシュは思った!
    まだまだシーズンは序盤!!
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    nijiren2501

    DOODLE絶好調の熱き星たち、昨年セ覇者の燕に完膚なきまでにギッタギタにされた我らが鷲!これで終わってしまうのか!徐々に他球団ファンもこいつらやべーなという居た堪れない視線を向け始めた、我らが鷲!
    ところが交流戦3カード目に当たるセ首位の虎との三連戦では、ファンの心を大いに揺さぶるドラマがありました。
    バルフレアとバッシュ、6女子トリオでお送りします。
    ぢごくの交流戦前半はいらいと「お疲れさん、先生。遅くなっちまったが、この前の三連戦の反省会ってことで乾杯な」

    「乾杯、バルフレア。こちらにはいつまで滞在できるんだ?」

    「アンタが寂しがってくれるなら、いつまでだっているつもりだが」

    「寂しい…というより、悔しい思いの方が強いかな。分かってはいたが…星たちは強かった。どこからでも繋がり始める打線、鷲の天敵左投手の充実……それに比べて我らが鷲たちは、一勝するので精一杯……」

    「だからさ、もう鞍替えしちまえよ。
    俺も贔屓の暗黒期は何度も見てきたが、もうストレスと失望の毎日だぜ?それが1シーズンで終われば良いが、何年も続く時もある。
    アンタの贔屓は創設してまだ歴史も浅いから、本物の暗黒期なんて経験したこともないだろうけどよ。あれほど虚無の日々はないぞ」
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    CottonColon11

    DONEこちらはパロディボイスの発売が発表された時にした妄想ネタを、言い出しっぺの法則に則って書き上げたものです。
    つまりボイスは全く聞いていない状態で書き上げています。ボイスネタバレは全くないです。
    ※二次創作
    ※口調は雰囲気
    ※本家とは無関係です
    科学国出身の博士と魔法国出身の教授が、旅先で出会うはなし 高速電車で約五時間乗った先の異国は、祖国と比べて紙タバコへの規制が緩い。大きい駅とはいえ喫煙所が二つもあったのは私にとってはとても優しい。だが街中はやはりそうもいかないようで私が徒歩圏内で見つけたのはこのひさしの下しか見つけることはできなかった。

     尻のポケットに入れたタバコの箱とジッポを取り出す。タバコを一本歯で咥えて取り出して、箱をしまってからジッポを構える。……ザリ、と乾いた音が連続する。そろそろ限界だと知ってはいたが、遂に火がつかなくなってしまった。マッチでも100円ライターでもいいから持っていないかと懐を探るが気配は無い。バッグの底も漁ってみるが、駅前でもらったチラシといつのものか分からないハンカチ、そして最低限の現金しか入れていない財布があるだけだった。漏れる舌打ちを隠せない。
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