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    くもがみ ねぎ

    五夏 文字のみ雑多に

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    くもがみ ねぎ

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    【五夏小説】遠のく夏と悟の話 Twitter再掲。

    #五夏
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    くもがみ ねぎ

    DONE【五夏小説】高♢專時代 しょ~こちゃん視点のふたりの話
    いつぞやべったーにあげてたやつ
     六眼と無下限呪術の抱き合わせかつ御三家の一角、希少な呪霊操術の使い手、他人の治療も可能な反転術式の習得者。地位と貰ってる給料だけが高そうなおっさんたち曰く、今年の一年は近年稀に見るほどの豊作らしい。そうは言っても、私は別に誰かに評価される為にあいつらと同じ年に生まれたわけではないし、他ふたりもきっとそうだろう。偶然同じものが視認できて、同じような力を持っていて、同じ学校に入学しただけの話だ。だから正直、誰にどう思われようが知ったこっちゃない。私は私に出来ることをするだけ。そこは何があっても変わらない。それなりに勉強して、それなりの医者になる。私の進む道は、どんなことがあっても一本道だ。

     同期ふたりの呪力量はそりゃあもう相当で、それに比例するように術師としての志も高かった──いや、志が高いのは一方だ。もう一方は志よりも我儘度合いや甘味へ対する意識のほうがよっぽど高い。その癖そいつは気に食わないこと、嫌いなものには兎にも角にも盾を突く性分だった。
     その高尚さが鼻についたらしく、ふたりは反発し合うことが多かった。入学して早々溢れる怒りと呪力を抑えることなく「外でゆっくり話そうじゃない 3755

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    kaoryu12273

    PROGRESS3~6月に出すかもしれない話の冒頭です。
    相変わらず記憶なし×ありの転生。
    舞台はずっと未来かもしれないこの列島の何処かです。
    もし一言でもあれば、こちらから!
    https://wavebox.me/wave/3vwvg0bho3p7xq56/

    イベント中に増えるかもしれないし、Xで連載をはじめるかもしれません。
    いつか一緒に 昨日知り合ったばかりの男は不思議な家に住んでいる。
     階段は外付けで、外壁は淡いミントグリーン、幼児が積み上げた積み木のように、少し凹凸のある三階建て。
     雨ざらしになっているせいか、ところどころ塗装が剥げていて、鉄さびが滲み出ている頑丈そうな階段を昇りきると、何もない屋上に辿り着く。本当に、何もないわけではない。洗濯物干しと台風でもきたら吹き飛ばされそうなプラスチックか何かでできている白い椅子が一つ、ぽつりと置かれていた。
     朝焼けも夕焼けも似合いそうな建物は、だけど北向きの路地に建っていた。周囲も家屋に囲まれているから、反対側がどうなっているのか、一見するだけではわからなかった。
     悟は目に付くあたりがどうなっているのか、その区画をくるくると歩いていた。平均よりもずっと長身の背丈を活かしても、やっぱりその内情は伺えなかった。
    2072

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