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    Tyon。

    五悠を書いています。
    誰かに刺されば嬉しいです!

    @yon_472

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    Tyon。

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    五悠です。
    お付き合い始めました!①
    五条先生の視点です。

    #五悠
    fiveYo

    いただきまさか悠仁からの突然の告白で、恋人同士になるとは思わなかった。
    『好き』ってすんなり口にできる彼は、人として満点だと思う。
    そんな彼はソファーに座る僕を膝枕にして、TV画面を見ていた。
    TV画面を見ている横顔。意外と長いまつ毛に、通った鼻筋。骨張った輪郭。全部が愛おしく、同時に僕のものなんだと高揚する。
    たまらず悠仁の頬を手の甲で撫でる。

    「んー?どったの。」
    「ううん♪」

    悠仁はTV画面から視線を僕へ変えた。
    下から見上げる悠仁に、更に愛おしさを感じる。
    また頬を撫でた。

    「いやー、可愛いなって♪」
    「可愛いって、俺男だよ。」
    「そうだけど、悠仁は悠仁だよ♪」

    悠仁は嬉しそうに笑う。
    彼が上半身を起こしたと思ったら、唇に柔らかい感触。
    口付けられた。

    「…っ?」
    「先生も、可愛いよ。てか、初めましてより雰囲気が優しいくなったよね。」

    悠仁ははにかんで、また姿勢を戻してTV画面へと視線を戻した。
    『雰囲気が優しくなった』その言葉は、確信をついていると思う。
    いつも面倒な任務に、クソな上層部。嫌気が差している。そんなストレスフルな毎日。
    でも悠仁と過ごすようになって、悠仁との時間は自分の中で癒しになっていた。
    …だけど、気づいたことがある。
    告白もキスも、悠二からなことを。
    僕からしたことと言えば、悠仁のソレを愛撫したことくらい。
    というか、誰もいない夕方の教室で告白とか、不意打ちにキスとかイケメンすぎるだろ。
    急に対抗心に火がついた。

    「悠仁ってさ、本当に彼女いたことないの?」
    「え、急に何?そうだよ…前に話したじゃん。」
    「それなのに、放課後の教室で告白とか、今だって不意打ちにキスするし。モテないわけないでしょ。」
    「え?!五条先生、なんか怒ってる??」
    「怒ってない。ただ、」

    横になっている悠仁を無理やり自分の膝の上に座らせた。

    「やることがイケメンで、嫉妬した。だから今度は僕から」
    「え?…っ!!」

    悠仁に唇を重ねた。何度か軽いキスをして、唇を軽く舐めると、悠仁は『ちょっと待った』と僕の顔を制止した。

    「ちょっと待った!先生、なんかスイッチはいってない?!」
    「悠仁のせいで入った。口開けてよ。」
    「えぇ?!いや、恥ずかしいって!」
    「誘ったのは悠仁でしょ。」
    「誘ったって、俺は別に…っ!!」

    話し終わる前に口付けをする。少し開いた唇に舌を入れるのは容易だった。
    悠仁の舌に自分の舌を絡ませ、喉の奥まで愛撫する。
    ジュルリ、ジュルリと口腔内が唾液で満たされていく。

    「んっ…ちょっ…苦しっ…!んはっ…んん」

    苦しそうにする悠仁を感じると興奮する。
    話す隙が無いほどに、深く深くキスをした。
    もう無理と言わんばかりに、僕の胸を叩いたので解放してあげた。

    「…っぷはっ!はぁ…あ…はぁ…っ、せんせってば…苦しいって…っ」

    乱れた呼吸を徐々に整える悠仁。顔を赤くする彼を見ると優越感で満たされる。

    「悠仁の"初めての"ディープキスいただき♪」
    「いただき♪じゃないよ!苦しいって!てか、さっきのキスも初めては先生だよ…」
    「ふふふ、だよね。これから悠仁の初めてはぜーんぶ、僕がもらうからね。」
    「…っ!先生の顔ずるい。そんなイケメンな顔して、言わんで…」

    悠仁は更に真っ赤になってそう言った。
    今度は軽く頬へキスをした。そして、そっと抱きしめた。

    「こんな気持ちになったの、悠仁が初めてだよ。」
    「えへへ、俺も。」

    僕にも人を愛する感情があったんだと気づいく。
    呪術界は、同じ呪術師でも妬み嫉みばかり。血筋がどうのとか、ほんと面倒事ばかり。
    昔から周りは僕を大事に育ててきた。それは愛情とはまた違う。そんな中で人を愛するなんて覚えてこなかった。
    でも、悠仁によってそれを知った。
    周りから愛され、受け入れられる太陽のように眩しい悠仁。こんな子を僕は手に入れた。

    「好きだよ、悠仁。ありがとう…」
    「どうしたの、先生?俺も好きだよ!どういたしまして!」

    また悠仁は笑顔で僕を受け入れてくれる。
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