SQ家族パロ【海水浴編】｢海だ！！！｣


急に俺の仕事がオフになったため、翼達が来たがっていた海へとやってきた。


さっそく翼と英知は水着に着替えて、はしゃいでいる。




｢里津花、日焼け止め塗るからこっちへ来てくれ｣



海の家の休憩所へと荷物を下ろし、里津花を手招きする。


モデルの仕事をしている里津花の肌が焼けるのは、あまりよろしくないだろう。


｢志季｣

俺の言いたいことが分かったのか、志季は頷くと翼と英知の所へ行く。



｢よし、俺達は先に海に行って準備をするぞ。大、お前も来い｣



俺の近くに座って海をじっと見ていた大は志季に呼ばれて駆けていく。
大も海が気になって仕方がないのだろう。











いつか完成させます

翼誕生祭【SQ家族パロ】志｢翼、そろそろ出掛けるぞ｣

翼｢へーい｣

柊｢里津花、英知、留守番頼むな｣

英｢了解｣

里｢翼、楽しんできてね｣

翼｢ありがとう、お土産買ってくるね｣

英｢翼くんの誕生日なのに？｣

翼｢そう、今俺はご機嫌だからね｣

志｢その土産の金を出すのは俺達だがな｣

翼｢細かい事は気にしなーい。行ってきまーす｣






柊｢翼、はぐれるといけないから手を繋ごう｣

翼｢俺、小さい子じゃないけど｣

柊｢翼は俺と手を繋ぐの嫌か？｣

翼｢やじゃない……ダーリン、ダーリンも特別に手を繋いであげる｣

志｢さっそくオネダリモードだな｣

翼｢繋ぐの？繋がないの？｣

志｢お手をどうぞ、ハニー｣

翼｢俺さ、自分の誕生日大好きなんだよね｣

志｢金額気にせず、ねだれるからか？｣

QUELL回を観たそれぞれの感想(柊羽受け)志季の感想
｢元カノのプロポーズ話を聞かされた気分だな｣




双子の感想
｢両親の馴れ初めを聞かされた気分｣



英知の感想
｢夫婦の馴れ初めをお義父さんに聞かれた気分で少し恥ずかしいです｣



｢おい、誰が義父だ！？｣By志季

眠れない夜(流柊)ふと目が覚めると隣に寝ていたはずの柊羽が体を起こし、窓の外を見ていた。



「寝れない？」

「壱流、起こしてしまったか？」


俺が声をかけると、柊羽は静かに振り返った。

柊羽の背後にある窓からは月が見えていて、それが柊羽をより美しく見せていた。




「いや、目が覚めただけ。柊羽は眠れない？」

「不規則な生活をしているから、たまにあるんだ。壱流は気にせず寝なさい」

「うーん……」


月の光のせいなのか、柊羽はこの世の物とは思えないほど綺麗で、それが俺を不安にさせた。

このまま先に寝てしまったら、柊羽はいなくなってしまうのではないか。


そんな気がした俺は柊羽の腕を取って、一緒に横になる。



「壱流？」

「いいから目を閉じろって。それだけでも体は休まるんだから」

　七夕には願い事が叶う。
　――なんてそんなこと、誰が言ったのだろう。

　七月七日。今日の天気は晴れ。
　猛暑日となるので熱中症に注意。場所によっては天の川が見れるでしょう、なんて天気予報のキャスターがにこやかに言っていた。
　いつもの通りトーストを焼き、半熟加減のベーコンエッグを作り、昨日のうちに仕込んでおいたアイスコーヒーをグラスに注ぐ。もうすぐトーストも焼き上がろうかという時間に、降谷は寝室へと向かった。
　遮光カーテンで薄暗い部屋のカーテンをシャッと開け、光を差し込ませる。
「新一君、朝だよ。起きよう」
　声を掛けると、ベッドの上で薄い夏布団に丸まっていた「人物」がモゾモゾと動いた。
「んー……あさ……」