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    Anulus_x

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    Anulus_x

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    多分書かないだろう小説ネタたち
    今となっては解釈違いのものもある

    ※パロ多いです
    ※死ネタみたいのもあります

    ・ラーメン屋さんダショ

    「あたし、いつも割り箸上手にパキーッて割れないんだよね〜……」
    「おやえむくん、じゃあ僕がとっておきの割り方を教えてあげようじゃないか」
    「ほんと!?教えて教えて類くん!!」
    「勿論だとも。いいかい?まずは割り箸を横に倒すんだ」
    「横に?どうして?」
    「上下に割って、下の方を固定することで力が均等にかかり綺麗に割れるのさ。そして、割り箸の半分から少し下のところを持って……」
    「少し下をもって……」
    「ゆーっくり力を入れて、パキッと!」
    「ゆーっくり……パキッと!あ!綺麗に割れた〜!!すごいすごい!!ありがとう類くん!!」
    「フフ、お安い御用さ」

    その様子を見ていた司&寧々
    「……司、食べないの?」
    「いや、オレも割り箸を割るのは苦手でな。類のを聞いてから割ろうと……」
    「早く食べないと麺のびるよ」
    「ええいわかっている!!えーっと、まずは横に倒して……」
    (そんな律儀に言いながらやらなくても……)
    「半分より少し下を持って……よっ!」
    バキィッ
    「……」
    「……」
    「……司くん、はい」
    「何も言わず綺麗に割れた割り箸を差し出すのはやめてくれないか、類。そしてそんな冷たい目で見るな寧々」

    ・続き?

    「美味しかったね〜!また食べたいなぁ〜」
    「うん美味しかった。司のオススメって聞いてたから、ちょっと不安だったんだけど」
    「何おう!?」
    「まあまあ司くん、美味しかったんだから良かったじゃないか。僕は野菜を抜いてくれたことにかなり好感を持ったね」
    「全くお前は……まあラーメンは元々野菜が少ないからな、ネギを抜いてもらえばそれで良かっただろう」
    「うん、まあね」
    『なになに!?美味しいもの食べに行ったの〜??』
    「うわっ!?急に出てくるなミク!!」
    「あ〜!ミクちゃんだ!!こんにちわんだほーい!!」
    『えむちゃんわんだほーい⭐︎それでそれで!?︎何食べたの〜??』
    「みんなでね、ラーメン食べにいったんだぁ!」
    『らーめん?』
    「うん。……もしかして知らない?」
    『うーん、知ってるけど、モヤモヤ〜ってしてて、シュパパン!ってなんないな〜』
    「名称として知っているけれど具体的な物を思い浮かべることはできないということかな。なるほど、興味深いね」
    「そっかぁ〜……あ!じゃあじゃあ、ミクちゃん達もラーメン食べようよ!!」
    「何でそうなる!?そもそもミク達はラーメンなんて……」
    『わーい!ミクも食べたい食べた〜い⭐︎』
    「いや待て待て!!そもそもお前らはこっちに来られないだろうが!!」
    「え〜……司く〜ん……」
    『ミクも食べたいな〜……』
    「ぐっ……!そんな目でオレを見るな……っ!!」
    「じゃあ作るかい?」
    「……は?」
    「え、作るって……わたし達で?」
    「勿論さ」
    「どこで?」
    「セカイで」
    「いや類、そんな簡単に言うがな……」
    「調べてみたけど、意外と簡単そうだよ。材料さえ持っていければ作れそうだ」
    「いや、そういうことじゃなくてだな!」
    「ミクくん、セカイで火を使っても大丈夫かい?」
    『うん!大丈夫だと思うよ〜!!』
    「それは良かった。うん、出来そうだね」
    「類くんほんと!?ミクちゃん!!」
    『わ〜い⭐︎カイト達にも伝えなきゃ!!』
    「あ、おい待てミク!まだそうと決まったわけじゃ……」
    『カ〜イト〜!!司くん達がラーメン作ってくれるって〜!!!』
    「……行ってしまった……」
    「じゃあ材料を買いに行こうか」
    「何ラーメンにする!?塩ラーメン!?醤油ラーメン!?塩醤油ラーメン!?」
    「そんなラーメンないでしょ……」
    「そうだねえ、醤油ラーメンが簡単そうだから、今回はそれしようか」
    「待て待て、インスタントじゃないのか!?」
    「せっかくなら本格的に作ろうじゃないか、司くん。出汁をとって、麺を作って」
    「麺も手作りするのか!?」
    「……なんか類、休日に急にやる気出すお父さんみたい」
    「寧々、もう君のゲームは何も手伝わないよ」
    「ごめん何でもない。早く行こ」
    「寧々!?」
    「ごーごー!!」
    「あっコラ待てお前ら、待てーーー!!!!」

    この後やっぱセカイで火は危ない(ぬいぐるみ達もいるし)って話になって楽しいラーメン屋さん(知育菓子)持っていってみんなで作って食べた


    ・「普通の人」の類が現れてしまう話

    二次創作お決まりの二重人格かな
    小さい頃の強い言葉で否定された経験がかなりのストレスになって別人格が作られてる。でも別に虐待とかあったわけではないのでそこまで深刻じゃなく、成長するにつれ色々納得したり諦めたりしていつの間にかいなくなってた。と思ったら急に出てきて本人もびっくりしてる。
    別人格くんは周囲に馴染めない自分が嫌で作られたので逆にめちゃくちゃ普通の人。普通の人だから授業中は授業受けてるし休み時間に爆発させないしドローンも飛ばさない。ショーも好きだけど観るのが好きでやろうと思わない。普通に大学行って一般企業に就くのかなぁって考えてる。でも自分の方が後から出てきてるしいつか類と統合されると思ってるので将来については特に何も思わない。類の好きにやれば?という感じ。類とはお互い存在は認識してるしそれまでの記憶もほぼ共有してるけどコミュニケーションはできない。中学くらいからずっとお役御免だったのに急に引っ張り出されて多分本人が1番びっくりしてる。普通の人なので野菜も食べる。恥ずかしげもある。ひっそりと生きていたい。が、神高でそれは無理だと悟って何やってんだ自分と自分に怒る。
    なんで急に出て来ちゃったかっていうと類がダショとの別れを意識して少しは普通の人になろうとした結果かもしれない。でも出てきた別人格くんからしたら中学よりは周りの反応も良いし離れるかもしれないとはいえ仲間もいるのでいんじゃね?って思ってる。言えないけど。というわけで今までの記憶からなるべく「類」を演じてるけどやっぱ普通の人は普通の人なので周りからは頭打ったか、と結構心配される。
    でもダショはもちろん学校の人たちも物足りなくなってきちゃって優しく声掛けとかしてたら自分が必要とされてることに気づいた類が戻ってきて治った。それで先生に怒られながらもこれがないとな、とか思われてて欲しい
    別人格くんに今の自分の仲間を見せて安心してもらいたかったっていうのでも良い

    ・パロ的なもの

    幼い頃から発明が好きで両親が営んでいた街の電気屋さんのお手伝いの傍ら様々なものを発明していた天才少年類。ある日その才能に目をつけた軍隊に誘拐され、研究所に放り込まれて人を殺すための道具を作らされる。最初は抵抗していたが抵抗するたびに痛めつけられ、最終的には両親や仲の良かった幼馴染(寧々)を人質に取られ大人しく従うようになる。
    両親は突然誘拐された類を探すが見つからず(軍にいるから当たり前)、嘆いていた。さらに軍の悪い噂が流れることを恐れた軍は偶然を装い村を焼き討ちにした。そこでなんとか生き残った幼い頃から類と一緒に様々な遊びをしていて、中でも機械系の扱いが上手かった寧々が軍警を目指す。そして女性初の憲兵となり、軍の不正は徹底的に許さず裁きながら類を探し続けている。しかし使っている銃などの武器のほとんどは類の発明品のためどこか既視感を覚えている。だが軍の最高機密機関である研究室には未だ入れず、歯痒い思いをしている。
    徴兵制により徴兵された司。身のこなしや勘が良く、徴兵期間が終了した後も続けて軍に残ることを決意した。本来ならば長男であったため徴兵の対象ではなかったが、病弱だった妹と家族のため少しでも力になれたらと思い入隊。家の跡継ぎは近くに住む男家系の三男に頼むことに。しかし軍において実績を挙げ、地位を上げていくうちに感覚も麻痺し、人を殺し上を目指すことを目的としてしまう。実力はあったためどんどん登り詰めていくが、それを疎ましく思った上層部が軍の最高機密機関である研究室の護衛(実質厄介払い)を命ずる。初めは何故オレが、となるが、その研究室には悪魔がおり、護衛を務めた者は9割はそのまま命を落とすが、残りの1割は前線に戻った暁に信じられないほどの実力をつけてくるという噂があることを思い出し、その実力欲しさに受け入れる(死ぬとは全く思ってない)。司と知り合っていた寧々はこの話を聞きなんとか自分も研究室に行けないか打診するが、許可が降りなかった。そもそも女性という立場故のしがらみが多く、司にもし幼馴染がいたら、と伝言を残すに止まる。
    司が研究室に向かうと、上層部の娘でありながらも辺鄙な場所の研究室の管理を担っているえむに迎えられる。司は早速研究者たちに挨拶をしようとするが、えむに止められる。えむが言うことには、今この研究室に研究者は実質1人しかおらず、その1人は気難しくえむもたまにしか顔を見ないとのこと。しかしその顔色や表情はお世辞にも良いとは言えず、放っておけずにそのまま最低限の食材の提供などを行う連絡係のためにここにいるのだと。それを聞いた司はそいつが実力をあげるという悪魔だなと言い、えむの制止を振り切って研究室の扉を開ける。そこにいたのは予想に反して身綺麗な、しかし表情はなくひたすらに機械に埋もれ画面に向き合っている男(類)。挨拶をするが目線もくれず、だが機械に阻まれ近寄れない。大声(100db)で声をかけるとうるさそうに頭が動き、ようやく目が合う。その目はどんよりと曇っており、一瞬怖気付くが気を取り直して実力をつけてもらいに参った、と挨拶すると一言、「そう、よろしく」と言われる。そのまま寧々からの言葉も伝える暇もなく、すぐに機械に扉を閉められる。呆気に取られているとえむから実力をつけに来たのかと問われる。そうだ、と答えると「じゃああたしと一緒に訓練しよう!」と言われ、森の中に繰り出す。護衛は良いのか、と聞くと、そもそもあの研究所は爆破されようが銃で乱射されようが壊れないし、情報を抜き出そうと思っても逆に抜き出される仕様で護衛なんて必要ないとのこと。だがここに来る護衛は司のように血気盛んなものが多く、襲撃があった場合に無謀にも一人で突っ込んでしまい死んでしまう、と悲しそうに話すえむ。じゃあ数人いるという実力のついた人は、と聞くと例の研究者の興味を少し引き、身体にピッタリ合う武器を作ってもらい、さらにえむと共にそれが慣れるまで特訓し、その上任期が終わるまで襲撃がなかった人だと言う。だがえむが言う気に入られる人、の基準は「わんだほいな人!」であり、司には到底わからなかった。しかしえむ曰く司は気に入られる素質はあるとのこと。
    とりあえず暇であることに代わりはないのでえむと共に訓練に励む。一緒に訓練しよう、と言うほどあってえむの身体能力は素晴らしい。寧々のように軍に入る気はないのか、と司が問うと、そもそも女性の憲兵が存在したことも知らなかったらしく、ひどく興味をしめす。しかしえむは立場上お嬢様であり、そもそも軍には入れない。その代わりに色々と戦法の勉強もしたりしたが、えむの考えるものは突拍子もなく、敵もみんな平和に解決しようとするものばかりであり、誰もが手を焼いてここに送られたという。「寧々ちゃん、いつか会いたいなぁ」とこぼすと、研究室から凄まじい音がする。何事だと扉を開こうとしたが既に開いており、中から類が出てくる。寧々というのが幼馴染の寧々と同じであることを司に確認し、憲兵に入っていることを知るとさらに絶望した表情になる。そのままずるずると倒れ込み、動かなくなったため見かねたえむと司はなんとか引っ張り上げベッドに連れて行く。反抗する気力もないのかなすがままにされる類。ベッドに寝転がると司に寧々のことを聞く。しかし間間に挟まる自分自慢や地位自慢、人の命をなんとも思わないような言動などが嫌になり、もういいと司を追い出す。追い出された司は意味も分からず喚くが、そこに「君に何かしようとは思わない」と決定的な否定の言葉を浴びせられる。
    オレの何が悪かったんだ、と悩む司。森を歩くと不思議な村に辿り着く。住人はたったの6人で、村というにも小さすぎる村。司に気づくとえむと類以外の人が来るのは珍しいとすごく歓迎される(といっても類は来ない)。そこで家族のような彼らを見て、自分の家族のことを思い出す。そしてここに来てから、しばらく人を殺めていないことに気づく。そして、いつの間にか地位や権力を求め人を殺すことになにも思わなくなっていた自分に気付く。絶望した司に、住人は優しく声をかける。人は時代という流れに乗らざるを得ず、それは仕方のないことだと。その中で優しい心を持ち続けることこそが辛いことであり、忘れてしまうのも当たり前だと。それを聞いた司はえむと類のことを思い出す。2人はこの時代の中で、その心を持ち続けているからこそ辛いのではないかと思い至る。研究所に向かう司。森の住人は優しく見送ってくれた。
    司が戻ると、えむはソファに座っており、類は研究室に再びこもっていることがうかがえた。司は今まで気づかなかったが、壁や扉は控えめにではあるが可愛らしく飾り付けられており、掃除用ロボットにも会話機能が付いていた。他にも様々な人を楽しませるようなものがたくさん目につき、仮説の現実味が増した。えむに森の住人たちのことを話し、司の気付いたことを話すとえむは嬉しそうに笑い、研究室の扉を叩く。「類くん!」と楽しそうに声をかけると、そのあまりに弾んだ声に疑問を感じたのか、不思議そうな声が聞こえ、扉が開く。司と目が合うと無感動な目でサッと逸らすがえむが司が森の住人と会ったことを話すと酷く驚いた様子になる。その様子を見た司は、やはり類は本当は人殺しの道具なんか作りたくないのだということを確信する。扉の隙間から研究室を覗くと、やはりそこには生み出される武器とは違う、可愛いげのあるフォルムをした機械や見覚えのある容貌をした機械が目に入った。そこで司は類に家族のいる故郷にいつでも手紙が送れるような、伝書鳩のような機械が作れないかと言う。その言葉に類は信じられないような顔をし、自分の作った機械を、人を殺すため以外に使ってくれるのかと泣きそうな顔で言う。むしろ軍では手紙を送るには酷く煩雑な手続きが必要のため、いつでも送れるとなればオレも家族も笑顔になれる。つまりは笑顔のために使うのだと断言され、初めて類は司の前で笑った。
    類が作った限りなく鳥に近い伝書鳩のような機械は、初め寧々に手紙を送るために使われた。すぐに返事が送られ、次に軍が研究所へ武器を取りに来る時に護衛として着いてくることが書かれていた。そのことに顔を曇らせる類。それを見て、司はあることを決意した。
    任期が終わり、軍に戻った司は持ち前の実力とカリスマ性でトップへと上り詰める。ただの冷酷な軍人であった頃とは違い犠牲者は悼み、心を痛め次は犠牲者をなくそうと努力する様子に次々と背中を追う人が増えていく。そして無駄な戦争をなくし、血を流さずに弁論でどうにか出来ないかを試行錯誤し始める。寧々も出世し司と共にいかに戦争をせず人を守るか考える。その中で武器を使うことも少なくなり、血も流さないならと類とえむが参謀役として本部に来る(勝手に来た)。奇想天外な発想をする2人の力もあり、血を流すような戦争は目に見えて減っていった。
    その後、体制が整い始めたところで4人は一気に記録から消える。不自然なまでの消え方に誰かに消されたのか、あるいは本人たちが消したのか等様々な議論が重ねられたが、本当のことは未だ分かっていない。

    ・中華参謀パロ

    幼い頃に行われるテストで優秀な成績をとった者のみが集められる施設に送られる類。ついでに人質として寧々も連れていかれる。施設に入ってからは強制的に勉強と指導を繰り返され外に出ることは禁止される。気が狂って亡くなる人や成績が落ちていつの間にか消える人もいるなか、寧々を解放するためにと常にトップの成績を取り続ける。そのうち類は参謀として登用され、戦術を考えることのみを要求される。閉じ込められた部屋には本のみがあり、3度飯が運ばれてくるのみで会話は禁止される。一度哀れに思った運び役と言葉を交わしたが、次からその人物が来ることは二度となかった。
    一方ある軍隊の長である司は戦術の指示を仰ぐ参謀と話をしてみたいと打診する。王は裏切りを疑うが今までの功績や付き人を多くつけること、言葉は最低限しか交わさないことを条件に許可を出す。司は指示を仰ぐ際に常に冷静無感動で必要最低限しか話さない参謀が一体どんな人物であるのか不思議に思っていた。また、窓越しに指示をする参謀がたまにするおかしな咳に聞き覚えがあった。それは戦場で多くの者が亡くなった、悪い咳だ。
    部屋に着くとやはり扉には厳重な錠がかけられており、これは壊さない限り誰にも開けられないのだという。唯一の窓口は脇にある、司の肩幅ほどの幅しかなく開けることは外からしか出来ない窓のみ。戦略の指示を受ける時でさえ閉まっているそこを開けると、話は通っていたのか胡散臭い笑みを軽く浮かべた男が座っているのが見えた。普段よりよく聞こえる声が聞こえる。自己紹介をし、少し言葉を交わすが、男は立ち上がる様子を見せず、顔はよく見えないままだ。そのうち時間が来て窓が閉められようとする。途端に部屋から聞き覚えのある咳が聞こえてきて司は咄嗟に開けさせる。もしかして、と奥で口元を隠し俯いている男に問う。立ち上がらないのではなくて立ち上がれないのではないかと。奥から少し震えた声でそんなことはない、早く行ってくれと声がすれば、窓は無情にも閉められた。
    司が医師に話をすると、確かに病にかかっている可能性はあると言った。しかし、診察しようにも窓にでさえ王の許可がなければ近づけないし、扉は厳重に閉められており、なす術がないのだという。それに、と医師は続ける。使い捨ての参謀にしては待遇が良いが、20年以上空を見ることも許されずあの部屋にいるのはそろそろ気が狂うのも間違いがなく、診察を受けずに病死するつもりなのでは、と言う。
    そんなことは許されない、と司は憤り、なんとか王に参謀が病にかかっている可能性がある、外に出せないかと提言するが検討する、と返される。王としては外に出ることは人と接することと同義であり、人と接することで戦術に揺れが生じたり裏切りの可能性が出てくることを懸念していた。だが病に罹って死なれたら事なので医師に表面上だけの窓越しによる診察を命ずる。
    王からの命とあれば医師はなんとしてでも診察せねばならず窓越しに声をかけ続ける。ついに少し折れた類は、動けないんだと言葉を発する。身体がだるくて、しばらくも歩いていない。そこの窓に行くことさえ辛いのだと。じゃあ問診に答えて、とやっていくと、恐らく重い病にかかっているだろうと推察される。少なくともこのような密閉空間に閉じ込められていれば治療もできず治る兆しもない。王にそれを進言すると、さすがに優秀な参謀を失うのは良くないと扉を壊し、治療ができる施設に移動させることを許可した。移動には軍隊が用いられ、最重要人物である参謀の付き添い人には司が付けられた。壊された扉から司が類に近寄り声をかけると、類は無言で重そうに手をあげる。そのまま肩を支えられ歩き外に出ると、そこは近年稀に見る大雨だった。類はそれが目に入った瞬間、先ほどまでの脱力具合が嘘のように司を振り払い雨の下に身を滑らした。司は逃げたかと思って追いかけようとするが、類はその場に立ち止まり、雨を浴びながら嬉しそうにわらっていた。笑ってわらって、そのままその場に倒れ伏した。その後、彼が目を開けることはなかったという。

    ・入れ替わりネタ

    tksとriの入れ替わりネタでriの身体に入ったtksが今のうちにこの身体に野菜を摂取させようとサラダを食べた瞬間信じられないくらいの青臭さと強い苦味が襲ってきてわけわからんまま必死に飲み込もうとする話
    同時にtksの体に入ったriが虫を見て飛び上がってしまう話
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